リアルタイムサービス(2月13日前場情報)

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日経平均株価は14円高の23875円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数、S&P500の主要3指数が揃って過去最高値を更新する展開になりました。

中国当局が毎日公表する新型肺炎の新規の感染者数の増加幅が足元で縮小し始めている事が好感される展開に。

しかし本日9時過ぎに、湖北省の感染者が1万4840人増の4万8206人に急増、今回の発表から臨床診断に基づく患者数を加えた事が感染者急増の理由との事。

これまで発表されてきた湖北省の感染状況は「実態よりも少ない」と指摘されており、情報隠蔽も疑われていましたので、批判を踏まえ、集計方法が変更された可能性が有ります。

又は、今包み隠さずに一気に正式な感染者数を公表する事で、今後の潜在的な感染者増加余地を減らし、ピークを過ぎたとのイメージを作り出す下準備なのかもしれません。

今回の感染者急増に関しては、当然中国政府の関与が有り、何らかの思惑が有る事は確かですが、感染者が増える事で致死率は低下しますので、少しでも安心感を与えたかったと言う一面も有るかもしれません。

本日の日経平均も、湖北省での感染者急増を受けて一時売りが強まり下げに転じる場面も有りましたが、過剰反応は無く、目先の売り一巡後は上昇に転じてプラス圏に浮上。

新型肺炎の感染者の増加自体は有る程度想定内の事、更に言えば今回の急増も集計基準と方法の変更によるもので、感染者の増加自体も一過性の事です。

真実に近い数字が出て来た事は、今後の発表への信頼度も高まりますので、新型肺炎の感染者数に対する中国への疑心暗鬼を有る程度払拭出来た事は良い一面も有ると思います。

新型肺炎騒動はあれども米国株は過去最高値を更新するなど堅調な展開が続いています。

日経平均も上値の重さは有りますが下値も底堅く、過度に悲観が強まるような展開では有りません。

中国経済の活動停止による日本経済、日本企業への悪影響は避けられそうには有りませんが、多くの投資家は悪影響は一過性のものと考えているようです。

更に言えば、最悪の事態となれば世界各国が政策発動で経済を下支えするとの期待も株価下支え要因になっています。

当面は新型肺炎の感染者増加よりも、中国企業の操業再開がどの程度進むのか?株式市場の関心もその一点にそそがれると思います。

主な日本企業の中国工場の操業再開は17日とされていますので、17日から順調に操業が再開されて行けば株式市場にも安心感が高まります。

しかし操業再開が遅々として進まないようだと一時的には悲観ムードが強まると思います。

その辺りを確認するまでは引き続き慎重な対応が求められる投資環境に変わりは有りません。

但し過度に悲観する事は無く、行き過ぎた安値が有れば買いを考えると言うスタンスも変える必要は有りません。逆に行き過ぎた安値が無ければまだ無理をして買いを考える必要は無いと思います。

もう暫くは日々出て来る報道などに一喜一憂して不安定に上下に振れるような展開が続きそうですので、引き続き慎重な対応を続けると言うスタンスで良いと思います。

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