リアルタイムサービス(2月12日前場情報)

新リアルイラスト

日経平均株価は127円高の23813円で前場を終了。10日の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇しましたが昨夜はNYダウが小幅安でナスダック指数は小幅高。

ざっくりと言えばこの2日間の米国市場は下値も底堅いものの上値も重いと言う感じの展開です。

昨夜は、パウエルFRB議長の議会証言に注目が集まりましたが、新型肺炎の感染拡大を受けて世界経済への懸念も強まっているだけに金融政策見通しに関心が高まりましたが、利下げに関しては明確に否定。

米株式市場もパウエルFRB議長の発言を受けて下げに転じると言う展開となり、上げ幅を縮めてNYダウは小幅安、ナスダック指数は小幅高で終ると言う展開に。

中国で感染拡大が続いている新型肺炎に関しては、米ジョンズ・ホプキンズ大の調査として「新規の感染者数は減少している」と報じられ、新型肺炎の感染者数の増加は近いうちにピークアウトするとの見方が株式市場には追い風に。

しかし一方では、依然中国企業の生産再開は厳しく、中国経済正常化にはまだ時間がかかりそうな状況は引き続き世界経済にとっての警戒材料と言うムードは有ります。

新型肺炎の感染者増加は本当に近いうちにピークアウトするのか?この先中国経済の正常化は進むのか?

日本でもクルーズ船内での感染者が想像以上に多く、この先日本国内において感染者の拡大は避けられるのか?

感染者の増加は企業の経済活動を大きく制約し、企業業績にも多大な悪影響を及ぼしますので、新型肺炎の動向に関しては引き続き注意を要すると言う状況に変わりは有りません。

祝日明けとなる本日の日経平均は上昇して反発、しかしソフトバンクなど一部銘柄の上昇で日経平均が押し上げられている面も有り、実体としてはそれほど強い展開では有りません。

日経平均はプラスですが、トピックスはマイナスで推移しており、株式市場全体で見れば依然上値の重さが有り、新型肺炎に対する警戒も続いていると言う状況です。

中国企業の生産が本格的に再開しなければ、各種の部品・製品供給が滞り、時間の経過と共に日本企業の生産停止と言う動きも増加して行きます。

既に日産九州工場が一時操業停止を余儀なくされています。マスクや消毒液を入れる容器などが、大半が中国工場で生産されている為に、既に販売に支障を来たしていると言う事はテレビなどでも報じられていますが、そのような状況におかれている日本製品は他にも多数有ると思います。

主な日本企業の中国工場の操業再開は17日とされていますので、17日から順調に操業が再開されて行けば株式市場にも安心感が高まります。

それを確認するまでは引き続き慎重な対応が求められる投資環境に変わりは有りません。但し過度に悲観する事は無く、行き過ぎた安値が有れば買いを考えると言うスタンスも変える必要は有りません。

逆に行き過ぎた安値が無ければまだ無理をして買いを考える必要は無いと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2020年10月
« 9月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
ページ上部へ戻る