リアルタイムサービス(2月6日前場情報)

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日経平均株価は483円高の23803円で前場を終了。昨夜の米国市場は、NYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。新型肺炎の治療薬の発見に関する報道や中国政府による景気支援策への期待が続き、感染拡大を受けた世界景気への懸念が和らぎ株式市場も買いが強まる展開に。

米雇用サービス会社、ADPが朝方発表した1月の全米雇用リポートでは、非農業部門の雇用者数が前月比29万1000人増加。

市場予想の15万人増を上回り、1月のISM非製造業景況感指数も55.5と市場予想の55.0を上回った事も株式市場では買い材料に。

先日のISM製造業に続いて昨夜はISM非製造業も好調持続、経済の両輪が共に好調な状態が確認され、あらためて米経済の好調が株式市場にも安心感をもたらしました。

昨日ロイター通信などが中国メディアを引用して「中国の浙江大学の研究者が新型肺炎に効果的な治療薬を発見した」と伝えました。

英国でもワクチン開発で大きく前進したとの報道もあり、新型肺炎に対する過度な不安も大きく後退、しかし新型肺炎のワクチンが見つかっても市場に出回るには時間がかかり、それまでに企業業績や景況感が悪化するとの見方も有り、強気に転じて良いのかどうか?現状ではまだ判断が付きかねます。

一方では、新型肺炎を巡る事態が今後悪化したとしても、中国だけでなく世界の中央銀行による一段の金融緩和や各国の景気対策発動が世界経済を下支えするとの見方も有り、ざっくりと言って強弱観入り混じる状況です。

大局的に見れば新型肺炎を巡る情勢も感染拡大による恐怖と言う面では最悪期は過ぎたと言う感じはしますが、今後は経済的な悪影響がどの程度出て来るのか?実体経済面でのマイナスを見極めながら株式市場も推移して行きそうです。

本日の日本市場も買いが先行する展開で大きく上昇、テクニカル面でも23600円付近に位置している25日移動平均線を上回って来ました。

投資家心理としては行き過ぎた悲観も一旦収束と言った状況ですが、今日の上昇に関しては短期筋や投機筋の先物買いの影響が大きく、株価の安定性と言う面ではまだ不安は残ります。

この先は今後出て来る新たな材料を見極めながら、その都度順次株価に織り込んで行くと言う展開になると思います。

これまでにも繰り返し述べていますが、過度に悲観する事は有りませんが、しかしまだ楽観するのは時期尚早。

行き過ぎた安値が有れば買いで問題は有りませんが、中途半端に上昇する場面では保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

仮に大きく上昇する銘柄が出れば利食いを実行して再度安値が有れば買い直す、もう暫くはまだ再度の下振れの可能性は残る、そのような慎重な発想で対応して行く方が賢明です。

新型肺炎に対する過度な悲観は後退しても、企業業績への悪影響がどの程度出て来るのか?その辺りを見極めるまでは楽観は出来ません。

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