リアルタイムサービス(2月4日前場情報)

新リアルイラスト-2

日経平均株価は23円高の22995円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に買戻しが強まる展開で上昇して反発。

1月のISM製造業景況感指数が50,9と好不況の分かれ目となる50を半年ぶりに上回り株式市場も好感。

新型肺炎の感染が拡大する前のデータでは有りますが、低迷が続いていた米製造業の景況感改善は米経済の先行きへの安心感を強めます。

更に言えば、中国の新型肺炎の感染拡大によって、中国に進出している米製造業の一部が、今後米国内に回帰する動きも連想され、米製造業の回復期待が高まる事は米株式市場にとっても追い風になります。

これまで米国の好調な景気を支えていたのは主にサービス業や金融業などの非製造業です。

製造業は低迷が続き米景気の足を引っ張る存在でしたが、その製造業が回復基調に転じる事になれば、米景気の底堅さは一段と強まります。

しかし一方では、引き続き新型肺炎の感染拡大を警戒するムードも強く、好調な米景気も株式市場の底堅さには繋がっても、一段高を期待するのは時期尚早と言う感じがします。

現時点では依然新型肺炎の感染拡大は続いており、まだ収束する兆しは見えませんので、過度に悲観する事は無いと思いますが、もう暫くは日々出て来る新型肺炎関連の材料に神経質な展開が続きそうな米株式市場です。

昨夜の米国株の反発を受けて本日の日本市場も多くの銘柄で買い戻しの動きが強まる展開に。

日経平均は安く始まったものの、目先の売りが一巡した後は上昇に転じてプラス圏に浮上。

日経平均に関しては反発力は弱い展開ですが、相場の中身を見れば多くの銘柄が上昇しており、個々の銘柄に関しては新型肺炎に対する過度な悲観ムードも徐々に緩和しつつあるようには思います。

新型肺炎の感染拡大によって、最初は全ての銘柄がリスク回避の売りで大きく下落しますが、そもそも業績への悪影響は個々の銘柄によって違います。

例えて言えば、良い物も悪い物も区別無く売られると言うのが初期の状況です。しかしこのような初期の状況は既に一巡したと思います。

次は悪影響を受ける銘柄とそれほど悪影響は受けないと思われる銘柄と言うように株式市場の評価も2極化して来ると思います。

中国での売上が大きい銘柄などは引き続き売られると思いますが、中国での売上がさほど無い銘柄に関しては、徐々に見直し買いの動きも強まると思います。

この先日本での感染が爆発的に拡大して行けばそのような見方も変ってきますが、その可能性は現時点ではきわめて小さいのではないかと思います。

日本国内においては、既に感染拡大を防ぐ為の対策はかなり強化されています。世界を見渡しても、感染拡大は中国内にほぼ限定されています。

引き続き新型肺炎の動向に関しては注視して行く必要は有りますが、過度に悲観的にならず、しかしまだ楽観は時期尚早、そのような発想で対応して行けば恐れる事は有りません。

後場の対応も保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

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