週トレ短期売買(1月31日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

1/31(金)日経平均株価は△227円の23205円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸。まずは売りが先行して下げ幅を広げたものの、世界保健機関(WHO)が、新型肺炎について「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」と宣言した事を受けて早期収束への期待が高まる展開に。又、「中国への旅行規制などは勧めない」との見解も示し、人の移動が強制的にストップすると言う最悪の事態は回避。世界的に感染を食い止めようとする動きが強まり、新型肺炎の早期収束への期待が高まったとの見方から買いが強まると言う展開に。米国市場では、封じ込めが成功するとみて将来的には経済成長は持ち直すとの見方も有り、新型肺炎に対しては現状では過度な悲観は見られません。

又、米主要企業の決算発表が本格化していますが、これまでに発表済みの決算も総じて良好。米経済指標も堅調な内容が続いており、FRBの金融緩和スタンスも継続、新型肺炎の世界経済への悪影響はまだ楽観は出来ないものの、米株式市場の堅調な展開は日本市場にとっても安心感を高めます。新型肺炎の今後に関しては、緊急事態宣言が出された事で、世界各国で対策は一段と強化され、感染拡大の勢いは時間の経過と共に鈍化して行くと思います。しかし一方では、中国内では感染拡大が続く可能性が有り、その影響で経済活動に大きな支障が出て来る事は間違いなく、中国経済がどの程度落ち込むのか?その結果次第で世界経済、日本経済への悪影響の度合いも違って来ますので、日本株にとっては中国内での新型肺炎の動向は、日本経済に与える影響を見る上で大きな要因になって来ます。

昨日は業績を下方修正したスクリーンショックのような相場展開でしたが、昨夜の米国株の上昇を受けて今日は安心感が強まり日経平均も大きく上昇。企業業績の回復期待に対する失望は一旦後退した感じですが、そもそも昨日の下げが行き過ぎで、又今日の上昇もやや行き過ぎ。短期筋や投機筋の短期売買の影響で乱高下をしていると言う日経平均ですが、「上昇して強気にならず、急落して弱気にならず」と言うスタンスが最善です。日本市場にとって最も注視して行く事は、新型肺炎による中国経済への悪影響がどの程度出て来るのか?それ次第で日本企業の業績にも大きな影響が出て来ますので、今はまだ先行きは不透明です。過度に悲観する事は有りませんが、まだ楽観するには時期尚早となります。

但し、中国経済とのつながりが薄く、景気動向に左右され難い内需関連や成長期待の強いテーマ株に関しては安値に対しては強気対応で臨みたいと言う考えに変わりは有りません。

ざっくりと言えば日経平均は上げ下げを繰り返しながらも大きな流れは下向きと言う状況が当面は続きます。しかし銘柄重視の投資スタンスとしては、行き過ぎた安値を少しずつ買い下がりながら先々の上昇を待つと言うスタンスで良いと思います。保有銘柄の買い下がりに加えて、状況を見ながら一段安が有れば順次新たな買い推奨を考えて行きます。

 

 

【当面の相場展望】

WHOは新型肺炎に対して緊急事態を宣言、今後感染拡大が鈍化するのか?それとも拡大が続くのか?引き続き要注目の状況が続きます。楽観は出来ないものの過度な悲観も不要、投資スタンスとしては銘柄重視で、行き過ぎた安値に対しては少しずつ買い下がり、先々の反発を待つと言う対応が現実的最善の対応だと思います。

 

 

【週明けの見通し】

来週初の相場動向は、この週末の新型肺炎の状況次第、感染拡大が強まるのか?新たな情報が明らかになるのか?引き続き日々の株価動向も日々出て来る材料次第。来週も上げ下げを繰り返す展開が続きそうです。

 

 

【投資アドバイス】

新型肺炎に対してWHOは非常事態宣言を発動。しかし非常事態宣言発動によって、世界各国の対策が強化される事で、新型肺炎の早期収束期待が高まり、株式市場も一旦悪材料出付くしで反発すると言う展開に。しかし株式市場の期待通りに新型肺炎が早期に収束するかどうかは誰にも解りません。更に言えば、新型肺炎が仮に早期収束しても、中国経済の一段の悪化は避けられず、世界経済にも一定の悪影響は出て来ます。既に多くの国で感染者が出ている現実を考えると、早期収束期待も楽観的と言う感じがします。現時点では過度な期待は持たず、引き続き慎重なスタンスで対応して行く方が賢明です。数ヶ月先を見据えれば過度に悲観的になる必要は有りませんが、新型肺炎の世界経済への悪影響と同時に中国経済減速の悪影響はまだ織り込み始めたところです。完全に織り込むにはまだもう一段の下落は必要ですので、短期的にはもう一段の下落を想定しながら、しかし先を見据えれば大きく下げた所は安値買いの好機、このような考え方が良いと思います。ざっくりと言えば当面は弱気、しかし株価が下げ切った安値では強気で対応する、そのような感じです。日経平均も今日は買戻しが強まり一時23421円まで上値を伸ばしましたが、その後は戻り売りに押されて急速に上げ幅を縮小。テクニカル的には下降トレンドは継続中で今日の反発も昨日大きく下げた反動の自律反発です。日経平均に関しては上げ下げを繰り返しながら流れは下向き、もう一段の下落を想定して対応して行く状況です。今日は、国内主要企業の2020年3月期第3四半期の決算発表の第1のピークです。又、海外では英国が欧州連合(EU)離脱となる日で、来週以降は再び株式市場で材料視されるかもしれません。来週に目を向けると、引き続き国内主要企業の決算発表が続き、米国では大統領選挙の予備選開始、トランプ大統領の一般教書演説といった重要イベントに加えて、1月米雇用統計など経済指標の発表も相次ぎます。新型肺炎に加えて、諸々の手掛かり材料も豊富となりますので、来週も引き続き投機筋が主導して上下に大きく振れる展開になり易い状況です。投資スタンスとしては、引き続き全体よりも個を重視で、先を見据えて行き過ぎた安値が有れば買い下がりたいとの考えに変わりは有りません。保有銘柄も多少は下げ過ぎる場面も有るかもしれませんが損切りの必要は有りません、先を見据えて、価格差を付けながら少しずつ安値を買い下がる、そして先々の反転上昇場面を待つ、基本的にはそのような対応で良いと思います。

 

 

 

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