リアルタイムサービス(1月31日前場情報)

新リアルイラスト-2

日経平均株価は290円高の23268円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸。まずは売りが先行して下げ幅を広げたものの、世界保健機関(WHO)が、新型肺炎について「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」と宣言した事を受けて早期収束への期待が高まる展開に。

又、「中国への旅行規制などは勧めない」との見解も示し、人の移動が強制的にストップすると言う最悪の事態は回避。

世界的に感染を食い止めようとする動きが強まり、新型肺炎の早期収束への期待が高まったとの見方から買いが強まると言う展開に。

米国市場では、封じ込めが成功するとみて将来的には経済成長は持ち直すとの見方も有り、新型肺炎に対しては現状では過度な悲観は見られません。

又、米主要企業の決算発表が本格化していますが、これまでに発表済みの決算も総じて良好。

米経済指標も堅調な内容が続いており、FRBの金融緩和スタンスも継続、新型肺炎の世界経済への悪影響はまだ楽観は出来ないものの、米株式市場の堅調な展開は日本市場にとっても安心感を高めます。

新型肺炎の今後に関しては、緊急事態宣言が出された事で、世界各国で対策は一段と強化され、感染拡大の勢いは時間の経過と共に鈍化して行くと思います。

しかし一方では、中国内では感染拡大が続く可能性が有り、その影響で経済活動に大きな支障が出て来る事は間違いなく、中国経済がどの程度落ち込むのか?

その結果次第で世界経済、日本経済への悪影響の度合いも違って来ますので、日本株にとっては中国内での新型肺炎の動向は、日本経済に与える影響を見る上で大きな要因になって来ます。

昨日は業績を下方修正したスクリーンショックのような相場展開でしたが、昨夜の米国株の上昇を受けて今日は安心感が強まり日経平均も大きく上昇。

企業業績の回復期待に対する失望は一旦後退した感じですが、そもそも昨日の下げが行き過ぎで、又今日の上昇もやや行き過ぎ。

短期筋や投機筋の短期売買の影響で乱高下をしていると言う日経平均ですが、「上昇して強気にならず、急落して弱気にならず」と言うスタンスが最善です。

日本市場にとって最も注視して行く事は、新型肺炎による中国経済への悪影響がどの程度出て来るのか?

それ次第で日本企業の業績にも大きな影響が出て来ますので、今はまだ先行きは不透明です。過度に悲観する事は有りませんが、まだ楽観するには時期尚早となります。

但し、中国経済とのつながりが薄く、景気動向に左右され難い内需関連や成長期待の強いテーマ株に関しては安値に対しては強気対応で臨みたいと言う考えに変わりは有りません。

ざっくりと言えば日経平均は上げ下げを繰り返しながらも大きな流れは下向きと言う状況が当面は続きます。

しかし銘柄重視の投資スタンスとしては、行き過ぎた安値を少しずつ買い下がりながら先々の上昇を待つと言うスタンスで良いと思います。

保有銘柄の買い下がりに加えて、状況を見ながら一段安が有れば順次新たな買い推奨を考えて行きます。

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