週トレ短期売買(1月30日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

1/30(木)日経平均株価は▼401円の22977円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅高の展開に。注目された米FOMCの結果は現状維持。パウエルFRB議長の会見では、米個人消費の伸びに関して「力強いペース」から「穏やかなペース」へと表現をやや弱め、これが金融緩和が長引くとの見方を強め株式市場も一時は上げ幅を拡大。しかし景気減速は原油需要を弱め、原油相場の下落要因となるとの見方から石油関連株には売り材料となり指数の押し下げ要因に。加えて新型肺炎の感染拡大も続いている事から世界経済への悪影響も警戒され、米国市場も買い一巡後は戻り売りに押される展開で上げ幅を縮めて終了。それでも小幅高を維持して終るところは米国市場の底堅さですが、中国の新型肺炎の拡大がピークを過ぎるまでは世界経済への悪影響を警戒するムードは続きますので、引き続きもう一段の下落には注意を要します。本日の日本市場は昨夜の米国市場が上昇した後失速して終った事や円高進行が嫌気されて売り先行で始まり下げ幅を拡大。日経平均は昨日上昇していますので今日は戻り売りも出やすく、特に好材料も無く始まった事を考えれば反落の展開も有る程度は想定内の事。加えて昨日引け後に決算を発表した半導体関連のスクリーンが業績の下方修正を発表した事も投資家心理にマイナスに。

半導体関連に関しては、世界的な市況改善、需要増加で総じて業績への期待が高まっていただけにスクリーンの業績下方修正は今後の主要企業の決算発表にも警戒を強まる要因になります。しかし一方では、同じ半導体関連のアドバンテストは業績を上方修正するなど期待通りの決算に。アドバンテストに関しては昨年から株価上昇基調が続いていましたので、今日は好材料も出尽くしの反応で株価は下落していますが、業績面においては特に問題は有りません。FRBが景気見通しを若干引き下げた事、スクリーンの業績下方修正によって今後の国内企業の決算発表への期待が揺らいだ事。新型肺炎が依然感染拡大が続いている事、日本国内でも感染者が増加している事、買い手掛かり材料は殆ど無く、売り材料は豊富に有ると言う状況では、軟調な展開も致し方有りません。しかし当面は、もう一段の下落も、上げ下げを繰り返す展開も、想定内の事です、しかし先を見据えるなら行き過ぎた安値は価格差を付けながら少しずつ買い下がりたいとの考えに変わりは有りません。

大局的に見れば、新型肺炎の発生以降日経平均のトレンドはまだ下向き、日々の上げ下げは有れども流れは下に向かっていると言う認識を持って対応して行く状況です。しかし過度に悲観する必要は有りません、引き続き既に推奨済みの銘柄が買い増しゾーンに来れば淡々と安値拾いを進めるだけです。

 

 

【当面の相場展望】

新型肺炎の拡大を警戒する展開が続いていますが、しかし世界各国の対策は日々強化されており、暫くは感染者の増加が続くと思いますが、過度に悲観に傾く必要は無いと思います。行き過ぎた安値に対しては少しずつ買い下がり、先々の反発を待つと言う対応が現実的最善の対応だと思います。

 

 

【明日の見通し】

当面は週末が近づくに連れて新型肺炎の感染者が増加するのでは?との警戒が強まりますので、週末が近づくと売りが強まると言う展開になりそうです。明日は週末です、引き続き軟調な展開になると思います。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国市場は小幅高と底堅い展開でしたが、今日の日本市場は半導体製造装置大手のスクリーンが業績下方修正を発表した事で幅広い銘柄に売りが広がり日経平均も大きく下落。半導体関連には業績回復期待が強かっただけに、スクリーンの業績下方修正は景気敏感株への業績回復期待に水を刺した感じです。しかし同じ半導体関連のアドバンテストは上方修正となるなど同業でも好悪まちまち、スクリーンショックもやや過剰反応と言う感じはしますが、新型肺炎の感染拡大も加わり、世界景気の先行きへの懸念が強まっている事も今日の日経平均急落の背景には有ると思います。新型肺炎に関しては今夜WHOが緊急会合を開く事になり、「緊急事態」宣言が出されるのでは?との警戒も売り材料になった感じです。日経平均をテクニカル面から見ると、今日の下落で75日移動平均線を下回り、チャート上ではもう一段の下落を示唆する展開です。次の下値目処として意識される水準は、26週移動平均線が位置する22500円付近、更にその下では200日移動平均線が位置する22000円付近が下値目処として意識されます。ざっくりと言えば日経平均22500円~22000円のゾーンが当面の下値目処、22500円~22000円のゾーンの中のどの水準で下げ止まるかは今後出て来る材料次第と言う感じです。投資家心理が悲観に傾き、売りが売りを呼び込み、必要以上に株価が下落する場面は多々有りますが、その全てで言える事は、急落の後には急反発の局面が訪れると言う事です。今回の相場で言えば、仮に日経平均が22000円付近まで下振れした場合、その後には23000円付近までの反発は有ると思います。

投資家として今考えなければならない事は、仮に22000円付近までの下振れが有った時に、持ち株を損切りするのか、それとも安値で買い増しをして買いコストを引き下げ、その後の反発を待つのか?資金的な余裕も必要にはなりますが、答えとしては安値で買い増しをしてその後の反発を待つと言う対応が最善だと思います。一時的には含み損が増えますが、安値を買い下がる事で買いコストは下がり、その後の反発局面においては損益分岐点も低下しています。例えば、300円、270円、240円、210円と少しずつ買い下がれば平均買いコストは255円になります。300円から下落した株価が、独自の悪材料で下げたのでは無い限り、反発局面では下げる前の水準付近には大抵は戻りますので、買い下がる事で先々の利食い確率も高まります。仮に300円まで戻らなくとも、270円付近まで戻れば利食いになります、安値で少し多く買えばその分買いコストも更に低下しますので、一段と利食い確率も高まります。株式市場が下振れした時に、損切りをして一旦逃げると言う対応も正論ですが、時間を掛ければ回復が期待出来るような悪材料による株価下落では、むやみに損切りを多発するよりも、必要以上に下げた所は少しずつ買い下がり、先々の反発局面を待つと言う対応の方が良いと思います。一定期間の我慢は必要になりますが、少し先には我慢が報われる時期が来ます、この先そのような下振れが有るかどうかは何とも言えませんが、仮にこの先一段安の動きが有ったとしても、先を見据えた対応をするなら弱気になる事は有りません。

 

 

 

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