週トレ短期売買(1月8日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

1/8(水)日経平均株価は▼370円の23204円で終了。昨夜の米国市場は、NYダウは119ドル安、ナスダック指数は2P安とイラン情勢を警戒する動きも限定的でしたが、本日イランがイラクに有る米軍施設への地対地ミサイル攻撃を実施したとの報道を受けて本日の日経平均は再び大きく下落。日経平均は昨日大きく反発していた事や今週末にはSQも控えていますので、新たな悪材料が出れば再度リスク回避の売りが強まる展開も致し方有りません。円相場も一時107円台へと円高が進み、イラン情勢の不透明感も継続している状況では今日の下げも有る意味では妥当では有りますが、イランによる部分的な攻撃に関しては想定内の事です。米・イラン情勢に関しては、部分的な衝突は有れども全面戦争には発展しないと言うのが基本的なシナリオです。更に言えば、イラン情勢で警戒すべきは原油相場の上昇ですが、今の所は原油相場の上昇も限定的で、世界経済に大きな悪影響を与えるような状況では有りません。昨年にサウジアラビアの原油生産施設が攻撃されて、一時原油相場も急上昇しましたが、その後早期の復旧が可能とのサウジの発表を受けて原油相場も落ち着きました。又、有事にはサウジや米国の原油増産と言う手段も有り、イラン情勢も軍事基地への攻撃程度であれば原油相場への影響もさほど有りません。イラク領内にある米軍基地にミサイル攻撃を実施したイランですが、攻撃後に声明を発表しており、「米国との戦争は望んでいない、あくまでの自衛の攻撃」としています。次は米国の行動が注目されますが、米国内ではイラン攻撃に対する反対の声が広がっており、大統領選挙を考えると、米国も自制するのではないかと思います。米国とイランの緊張の高まりもお互いが1度ずつ攻撃をした事で一旦様子見状態になる可能性が高いと思います。先々どうなるかは不透明ですが目先は一旦休戦、株式市場も今週末にSQを控えている事から、今週一杯は不安定な値動きになるかもしれませんが、SQを通過した後は徐々に反発色を強めて行くと言う展開になるのではないかと思います。年初からの日経平均の値動きを振り返って見ると、大発会は大きく下落して終値は23204円。昨日は一旦反発して23575円で終わり、今日は一時22951円まで下げ幅を広げたものの終値は大発会の終値と同じ23204円。

ざっくりと言えば、大発会の終値に対して上下に大きく振れてローソク足で言えば気迷いを意味する十字線のような形になります。強気と弱気がぶつかっている状態と言う言い方も出来ますが、強気派の根拠は世界的な超低金利、米中第1段階の合意、堅調な米経済、中国経済の回復期待と共に世界経済の回復期待などです。一方弱気派の根拠は米国とイランの緊張の高まりとなりますが、こちらは全面戦争の可能性は無く、世界経済への悪影響も限定的。仮にホルムズ海峡を封鎖するような事が有れば世界を敵に回すことになり、望まぬ米国との全面戦争になりかねないと言う大きなリスクが有ります。仮に米国とイランが全面戦争になれば間違いなく数日でイランは崩壊します、ハメネイ師を筆頭とするイランの現体制がそのような破滅的な選択をするはずは無く、株式市場を取り巻く強気派と弱気派の根拠を冷静に見極めた場合、明らかに強気派の方が優勢だと思います。株式市場も一時的には悪材料に敏感に反応しますが、近々行き過ぎた悲観の巻き戻しが始まると思います。今週の株価下振れに対しては安値買い下がり対応で臨む、そして先々の反発を待つと言う対応が最善だと思います。

 

 

【当面の相場展望】

イラン情勢に一喜一憂して乱高下の展開になっている日経平均ですが、部分的な衝突は有っても、全面戦争の可能性は限りなくゼロ、時間の経過と共に警戒ムードも徐々に和らいで行くと思います。15日にはワシントンで米中部分合意の署名が予定されています。今週は日々出て来る材料に一喜一憂して上下に振れる展開が想定されますが、投資スタンスは全体よりも個を重視、銘柄重視のスタンスなら日経平均の値動きに一喜一憂する必要は無いと思います。

 

 

【明日の見通し】

日経平均はイラン情勢と円相場次第ですが、週末のSQに向けて投機的な売買が活発化しており、投機筋の目的は多くの場合株価を上下に振れさせる事です。そう考えると明日は上昇する局面になると思います。

 

 

【投資アドバイス】

本日朝方に、イランがイラクにある米軍基地にミサイル攻撃を実施したとの報道を受けて円高が進み、日経平均も一時22951円まで下げ幅を拡大。下げ幅も一時600円を超えると言う展開になりましたが、円相場は円高一巡後は円安に振れ、大引け時点では108円30銭台まで円安に戻しています。日経平均も円相場が円安に戻すのと連動するように下げ幅を縮め、終値では23200円台を回復。偶然ながら昨日は370円上昇して今日は370円下落すると言う展開で行って来いの展開。1/6の大発会の終値を挟んで上下に乱高下すると言う展開になっており、イラン情勢も影響していますが、それを利用した投機筋のSQに向けての投機的売買に振らされていると言う状況です。しかしながら米国とイランの全面戦争が無いとすれば、時間の経過と共に行き過ぎた悲観の巻き戻しが始まります、ざっくりと結論を言えば、もう一段の下落は想定した上で、数回に分けて買い下がると言う対応を考える局面になると思います。

 

 

【本日の買い推奨銘柄】

まずは昨年末に正月休みを控えてポジション縮小の観点から利食いを実行した5816オーナンバ(本日終値451円)の買を実行したいと思います。この先400円付近までの下落は一応想定した上で、まずは450円前後で1回目の買いを実行し、その後安値が有れば420円台、400円台と買い下がり、反発局面が来るのを待ちたいと思います。利食い目処は500円接近時、但し350円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

 

次に顔認証セキュリティー関連銘柄となる4814ネクストウェア(本日終値269円)の買いを実行したいと思います。既に空港やイベント会場などでは顔認証システムが導入されており、地下鉄やオリンピック会場での導入も予定され、今後株式市場でも注目が高まって行くと思われます。安値を仕込み吹き上げを待つ、そのようなスタンスでまずは269円前後で1回目の買いを実行し、その後安値が有れば240円台、220円台と買い下がりで対応したいと思います。利食い目処は300円接近時、但し190円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

 

最後に国土強靭化関連として3423エスイー(本日終値346円)の買いを実行したいと思います。防災、減災関連の公共事業は既に決定しており、イラン情勢も基本的には関係が有りません。全体安に連れ安している安値は買い有利、まずは346円前後で1回目の買いを実行し、その後安値が有れば320円台、300円台と買い下がりで対応したいと思います。利食い目処は400円接近時、但し280円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

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