週トレ短期売買(12月17日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

 

【週トレ短期売買】

 

【今日の相場を振り返って】

12/17(火)日経平均株価は△113円の24066円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇。正式な合意文章への署名はまだ無いものの、米中貿易協議の第1段階の合意を好感する流れで買い優勢の展開に。加えて中国で発表された11月の工業生産高や小売り売上高が市場予想以上に改善を示した事も好感されると言う展開に。しかしながら米中第1段階の合意も、正式な合意文章への署名を確認するまでは楽観出来ず、更に言えば、仮に合意に至ったとしても第2段階の協議が始まりますので、米中情勢に揺れ動く株式市場と言う状況に大きな変化は期待出来ません。中国の経済指標の改善も、12/15に発動が予定されてた対中制裁関税発動に備えた駆け込み生産と独身の日のネット通販増加が主な原因です。11月は改善を示した中国経済指標ですが、12月には反動減が予想され、中国経済が底を打ったと見るのは時期尚早です。米中貿易協議の第1段階の合意表明を受けて、今は合意に至ると言う前提で株式市場も動いています。常識的に考えれば、一応米中両政府が合意を発表していますので、99%正式合意に達すると見るのが普通ですが、米中協議に関しては、これまでにも何度か合意報道が有りながら結局は決裂していますので、現時点ではまだ安心は出来ません。しかしながら中国も米国もそれぞれに事情が有り、第1段階の合意を望んでいると言う事に変わりは有りません。多少先行きへの不透明感が有る米中合意では有りますが、米中それぞれが追加関税発動を繰り返して来たこれまでと比べれば米中対立も一旦休戦と言う展開になりつつ有ります。引き続き米中情勢に揺れ動く投資環境が続きますが、それでも銘柄重視で対応をして行くなら先々業績拡大が期待出来、テーマ性を持つような銘柄に関しては強気スタンスで問題は無いと思います。今はまだ買いを急ぐ必要は有りませんが、この先そのような銘柄に安値買いのチャンスが有れば随時買い出動を考えて行きたいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易協議の第1段階の合意は発表されたものの、米中の発表内容にはややずれも有り正式に合意文章に署名されるまでは慎重な対応が求められます。しかし仮に正式合意に至っても、一旦好材料出尽くしと言う一面も有りますので過度な楽観は禁物です。更に言えば、次は第2段階の協議が始まります、第1段階に比べればかなりハードルが上がりますので、再び米中がぶつかると言う展開は十分に想定されます。相場環境は一段好転したものの、先行きはまだまだ紆余曲折有るとの見方が妥当だと思います。

 

 

【明日の見通し】

米中合意報道も正式な合意文章への署名を確認するまでは楽観は出来ません、先週末の大幅高で米中合意も一旦好材料は織り込み完了、この先は今後の米中情勢次第、引き続き米中情勢次第で上下に振れる投資環境に大きな変化は無いと思います。特段の手掛かり材料が無ければ明日も膠着した展開に、物色は個別物色中心の展開が予想されます。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株高を好感して今日の日本市場も買い先行でスタート。寄り付き直後には24091円まで上昇、しかし寄り付を高値に戻り売りに押されて一時23996円まで上げ幅を縮小。

目先の利食いが一巡した後は再び上昇に転じたものの寄り付きの高値を超える事は出来ず、やや上値の重さも意識される展開でした。米中合意も一旦好材料出尽くしと言う感じで、英国情勢も同じく材料出尽くし感が有ります。更に言えば米中情勢も英国情勢も好材料は一旦出尽し、今後は新たな懸念が意識され易い状況ですので、少し先を見据えれば好材料の種はなく、悪材料は出かねないと言う状況。米中合意も現段階では合意内容に米中認識の違いがあるようで、正式な合意文章への署名を確認するまでは気が抜けません。英国情勢も、合意無き離脱の可能性がなくなった訳ではなく、今後EUとの通商政策で合意に至るかどうかは不透明感が有ります。米中情勢も、英国情勢も、好材料は既に出尽くしており、この先出て来るとすれば悪材料の可能性が高いと言う状況です。好材料は既に織り込み済みの株式市場ですので、この先特段の手掛かり材料がなければ膠着感が強まり易いと言う状況でも有ります。しかしながら日経平均に関しては米中情勢や英国情勢が影響して来ますが、銘柄重視の個別物色にはさほど悪影響は有りません。ざっくりと言えば日経平均の値動きと個々の銘柄への投資スタンスは分けて考える方が良いと思います。これまでにも何度も繰り返し述べて来た事ですが、全体よりも個を重視、そのような投資スタンスで有れば米中情勢も英国情勢も気にする必要は無いと思います。好業績で割安な中小型株や有望なテーマ性を持つような中小型株を物色する動きは今の日本市場では旺盛です。

しかしながら乱高下の激しい銘柄や、大きく下落する可能性が有るような銘柄はリスクが大きく、無理に買いを考える必要は無いと思います。下値不安が乏しく、上昇する可能性を持つような銘柄がやはりリスク少なく安全度の高い投資対象です。値動きに派手さは無くとも手堅く利益を得る可能性が高い、そのような銘柄を厳選して買いを進めて行く事が、長く株式投資でリスク少なく利益を積み上げて行く事が出来る投資になります。引き続き米中情勢や英国情勢を睨みながらの展開が続きますが、銘柄重視の投資をしている限りは何も問題は有りません。投資スタンスも、保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば随時買い出動を考えると言う基本スタンスも変わりは有りません。

 

 

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