出世株発掘ドリーム・レポート(2019年12月16日推奨 )

船イラスト

 

日経平均株価12/16終値23,952

日経平均1216

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

 

先週末の12/13(金)には、米国と中国が貿易協議の第1段階の合意で基本合意に達したとの報道を受けて、日経平均も好感買いが強まり大きく上昇して24000円台を回復。加えて英国総選挙もジョンソン首相率いる与党・保守党が単独過半数を獲得し、これによって英国政治が再び混迷を続けると言う最悪の事態は回避、既にEUとの間で合意している内容に沿って英国のEU離脱の手続きは進んで行く事になります。先々EUとの通商交渉に関してはまだまだ紆余曲折有りそうですが、一応合意無き離脱への懸念や混乱は回避されましたので、当面は株式市場への悪影響も無くなります。

 

米中貿易協議の第1段階の合意に達したとの報道、発表は有ったものの、米中それぞれに発表内容にややずれが有り、合意文章への署名は1月との発表でしたが、正式な合意に至るまでにはいくつかの分野で修正が必要との発表も有りました。この週末に出て来た報道などを見てみると、大筋では米中共に合意を模索はしていますが、合意文章の作成では見解の違いが有り、いくつかの分野では修正が必要、ざっくりと言えば正式にはまだ合意には至っていないと言う事です。

 

又既に発動済みの対中制裁関税に関しても、全ての関税撤廃を望む中国に対して、12/15発動予定の制裁関税は見送り、それ以前の関税に関しては一部税率を半減させると言う内容で、対立初期に発動した関税はそのまま残ると言うものになっています。簡潔に言えば仮に第1段階の合意に達しても2500億ドル規模の中国製品には25%の関税がかかり、1200億ドル規模の中国製品には7,5%の関税が引き続きかかると言う事になります。本当にこの内容で中国は合意出来るのか?現時点ではやや不透明感は否めません。

 

12/15に発動される予定だった制裁関税が見送りとなった事は一先ず安心材料ですが、1月とされている米中合意文章への署名が終り、正式に第1段階の合意が実現するまでは引き続き慎重なスタンスは維持する方が良いと言う感じです。先週末は米中合意報道を受けて大きく上昇した日経平均でしたが今日は上昇も一服、米中合意期待は継続しているものの、最終的な正式合意に至るまでは一抹の不安も有ると言う感じです。

 

日経平均の今後の動向も、今後の米中情勢次第ですので、この先米中情勢に関するネガティブ報道などが出て来れば先週末の上昇とは逆のような下振れの動きも有り得ます。米中貿易協議の第1段階の合意に関しては、現時点ではまだ合意には至っていないとの見方が賢明、しかしながらこれまでと比べれば限りなく合意は近いと言う事もまた事実だと思います。そう言う意味では米中対立の激化は一旦緩和し、これまでよりは一段階相場環境が良くなったと言う事も事実です。

 

但し第1段階の部分合意は米中共にハードルの低い分野が中心です、次に始まる第2段階の協議ではかなりハードルも上がりますので、第1段階の部分合意が実現しても大局的に見れば一歩前進程度です。更に言えば第1段階の部分合意が実現すれば好材料も一旦出尽くしとなり、次は更に難しい交渉が始まると言う一面に株式市場の目が向きます。米中第1段階の部分合意に近づいている事はまずは一安心となりますが、米中情勢を巡る一喜一憂は今後もまだまだ続きます、そう言う意味では引き続き慎重な対応が必要と言う相場状況は続きます。 米中情勢も依然不透明感は残ると言う状況ですが、しかしながら投資スタンスとしては、引き続き個別対応で銘柄重視、全体よりも個を重視した投資なら何も問題は有りません。先々業績拡大が期待出来る銘柄やテーマ性を持つ中小型株など、米中情勢に関わらず業績拡大が期待出来るような銘柄に関しては弱気になる必要はないと思います。

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

東証1部 電気機器 6727 ワコム 12/16終値484

 

買いゾーン①時価 ②450430円 

利食い目処800円前後 損切り390円割れ

 

同社はペン入力のタブレットで世界首位、サムスンなど他社製デバイス向けにも電子ペンシステムを開発しています。業績面では2017年3月期までは低迷が続いたものの、2018年3月期以降は増収増益基調に回復、スマートフォン向けペン・センサーシステムに対するメーカーからの需要が早期化が業績への追い風に。更に、アンドロイドスマホに接続可能なペンタブレットを開発投入するなど新領域への進出にも積極的、今後はペン入力タイプのスマホも増加する事が予想され、同社にとってはビジネスチャンスの拡大になると思います。他にも、今後市場拡大が予想されている、電子カルテ分野、電子書籍分野でも展開しており、サイバーセキュリティー分野でも期待出来ます。2013年には1523円の高値を付けた同社株もその後は低迷、しかし2018年4月に新体制がスタート、同年5月に4ヵ年中期経営計画を発表し、新たな成長を目指しています。

 

6727ワコム 月足チャート

ワコム月足MS

 

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

 

※次回の提供日は12/25(水)です。

 

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