リアルタイムサービス(12月16日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は4円安の24018円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇したものの上げ幅は小幅に終りました。

米中貿易協議の第1段階の合意に達したとの報道、発表は有ったものの、米中それぞれに発表内容にややずれが有り、合意文章への署名は1月との発表でしたが、正式な合意に至るまでにはいくつかの分野で修正が必要との発表も有りました。

この週末に出て来た報道などを見てみると、大筋では米中共に合意を模索はしていますが、合意文章の作成では見解の違いが有り、いくつかの分野では修正が必要、ざっくりと言えば正式にはまだ合意には至っていないと言う事です。

又既に発動済みの対中制裁関税に関しても、全ての撤廃を望む中国に対して、12/15発動予定の制裁関税は見送り、それ以前の関税に関しては一部税率を半減させると言う内容で、対立初期に発動した関税はそのまま残ると言うものになっています。

簡潔に言えば仮に第1段階の合意に達しても2500億ドル規模の中国製品には25%の関税がかかり、1200億ドル規模の中国製品には7,5%の関税がかかると言う事になります。

本当にこの内容で中国は合意出来るのか?現時点ではやや不透明感は否めません。

引き続き米中情勢の動向を見極める必要が有ると言うムードから先週末の米国株も小幅高に。

一旦歩み寄りを見せている事は期待材料ながら、株式市場が期待する既に発動している関税の撤廃には程遠い内容ですので、過度な楽観は禁物です。

12/15に発動される予定だった制裁関税が見送りとなった事は安心材料ですが、1月とされている米中合意文章への署名が終り、正式に第1段階の合意が実現するまでは引き続き慎重なスタンスは維持する方が良いと言う感じです。

先週末は米中合意報道を受けて大きく上昇した日経平均でしたが、今日は先に述べたような理由から上昇も一服、小幅に反落する展開になっています。

反動安で大きく反落する展開になっていないのはやはり合意への期待が有るからだと思います。

しかし日経平均の今後の動向も今後の米中情勢次第ですので、この先米中情勢に関するネガティブ報道などが出て来れば先週末の上昇とは逆のような下振れの動きも有り得ます。

米中貿易協議の第1段階の合意に関しては、現時点ではまだ合意には至っていないとの見方が賢明、しかしながらこれまでと比べれば限りなく合意は近いと言う事もまた事実だと思います。

そう言う意味では米中対立の激化は一旦緩和し、これまでよりは一段階相場環境が良くなったと言う事も事実です。

依然不透明感は残ると言う状況ですが、投資スタンスとしては、引き続き銘柄重視、下がり難く上昇の可能性を持つ銘柄を厳選して買って行くスタンスで有れば何も問題は有りません。

引き続き相場状況を見極めながら随時買いを考えて行きたいと思いますが、今は買いを急ぐ必要は無いと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2020年7月
« 6月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
ページ上部へ戻る