週トレ短期売買(12月11日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

12/11(水)日経平均株価は▼18円の23391円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅に下落、英国総選挙や15日の対中制裁関税発動期限を控えて、イベント見極めムードの強い展開に。米中交渉担当者が15日の制裁関税発動見送りを根回ししているとの報道も有れば、クドロー米国家経済会議委員長が「制裁関税発動はまだテーブルの上に有る」と発言するなど、依然どちらに転ぶか見極めが難しい状況。米FOMCでは政策金利が据え置きとなる方向が報じられ、北米自由貿易協定(NAFTA)に変る新協定の修正案でトランプ政権と野党・民主党の議会指導部が合意したとの報道も有りました。

ざっくりと言えば英国総選挙、米中情勢など先行き不透明要因は見送り材料、米利下げ停止は株式市場にとってはマイナス材料でNAFT前進は好材料と言う感じ。諸々の材料は有るものの、しかし最大の注目はやはり15日に対中制裁関税が発動されるのか?見送りとなるのか?これを確認するまでは売り買いどっちらにもポジションは取り難いと言う状況の米国市場です。本日の日本市場もポジション調整の動きが中心で日経平均は小幅に下落。寄り付き直後は小幅に上昇していましたが、9時半頃にはマイナス圏に沈み、その後も小幅マイナス圏での値動きが続くと言う展開でした。米国市場同様に、英国総選挙と米中情勢を見極めるまでは動きづらく、多くの投資家も様子見姿勢と言う状況です。仮に米中貿易協議が合意に至れば株式市場も好感買いが強まり短期的には大きく上昇します。それを考えると売り難いと同時に有る程度の買いポジションは持っていたいと言うのが多くの機関投資家の心理だと思います。逆に米中貿易協議が合意に至らず、15日に制裁関税が発動されれば株価は大きく下落します。それを考えると買い難いと同時に有る程度の売りポジションは持っていたいと言うのが多くの機関投資家の心理だと思います。又、米中部分合意に至らずとも15日の制裁関税発動が延期されれば、上げ幅は限定的になると思いますがそれも買い材料になると思います。簡潔に言えば機関投資家の今の状況としては、新規の売買は見送り、ポジションは売り買い同数程度の中立にすると言うのが最も安心出来るスタンスになります。このような状況の時には、結果が出た後は一時的には売買が一方に偏り易く、上下共に大きく振れると言う展開になり易いと言う状況です。上昇となれば特に問題は有りませんが、下落となった時には多くの銘柄も下がりますが、現在保有しているような銘柄は下げ幅は限定的になると思います。又、一時的に下げても少し先を見据えるなら元に戻りますので、行き過ぎた安値が有れば安値買いのチャンスにもなります。そう言う意味では米中情勢がどちらに転んでもさほど悲観する必要は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

今週は米FOMC、10-12月期日銀短観の発表、ECB理事会、英国の総選挙などが有り、15日には米国による対中制裁関税発動期限も控えています。加えて今週末の13日はメジャーSQです、想定外の材料などが出て来ると投機的な動きが強まり日経平均も大きく振れる可能性が有ります。膠着した展開が続くのか?上下に大きく振れるのか?出て来る材料次第と言う状況です。

 

 

【明日の見通し】

イベント見極めムードが強く膠着感が強まっている株式市場ですが、目先の値動きは気にせず、先を見据えて個別対応と言う投資スタンスならさほど神経質になる必要は無いと思います。投資スタンスとしても保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば買いを考える、引き続きそのような余裕を持った対応なら問題は有りません。

 

 

【投資アドバイス】

今日もイベント見極めムードが強く日経平均は膠着した展開で小幅に下落。明日は英国の総選挙が有り、15日の対中制裁関税発動の有無も未だ明らかでは有りません。今日は15日の対中制裁関税発動は米中協議が続いている事から延期を検討との報道も有りましたが、最終的な結果が明らかになるまでは楽観は出来ません。閣僚クラスの協議では15日の対中制裁関税発動を延期する方向で協議をしているようですが、最終的に決めるのはトランプ大統領です。15日ギリギリまで駆け引きが続くと思いますので、引き続き日々の動向を見守るという事になります。日経平均の現状としては依然上昇トレンドは維持していますが、25日移動平均線付近での値動きが続いており、この先上下どちらに振れるかは今後出て来る材料次第と言う状況です。好材料なら上に、悪材料なら下にとなりますが、仮に一時的に下に振れる展開になったとしてもテクニカル面では22700円付近に位置している13週移動平均線が下値支持線になると思います。又、仮に日経平均が一時的に下振れする展開になったとしても悪影響を受けるのは主力銘柄です。現在保有しているようなテーマ性の強い銘柄や好業績割安株などへの悪影響は余り無いと思います。更に言えば一時的に下振れする展開になったとしても少し先を見据えれば反発して元に戻りますので、一時的な下振れも安値買いのチャンスになるだけです。そう言う意味では目先の値動きに余り敏感にならず、下がり難く上がる可能性を持つ銘柄を厳選して対応して行くなら特に問題は無いと思います。英国の総選挙も有りますが、株式市場の最大の関心はやはり米中情勢です。15日の対中制裁関税発動がどうなるかが株式市場にとってはやはりインパクトの大きいイベントになります。米国経済堅調、中国経済減速と言う現実を見れば、さらなる追加関税の発動は中国としてはやはり避けたいはずです。又、トランプ大統領にとっても、北朝鮮との非核化交渉が暗礁に乗り上げ、今後欧州との通商交渉も激しくなります。大統領選挙向けに、せめて対中貿易交渉では年内に一定の成果を得たいと考えていると思います。ざっくりと言えば年内の米中部分合意実現は、米中共にそれなりにメリットが有る合意になります。米中共に合意出来る分野から一歩ずつ合意を進めると言う冷静な判断が出来れば部分合意の可能性は高まりますが、どちらかがより有利な合意を求めるような欲を出せばまとまる交渉もまとまりません。依然米中情勢は不透明と言わざるを得ませんが、それでも銘柄重視のスタンスであればさほど警戒する必要は無いと思います。

 

 

【本日の買い推奨銘柄】

明日は東証2部5816オーナンバ(本日終値453円)の買いを狙いたいと思います。同社は、産業・民生用ワイヤハーネスでは国内首位、太陽光発電関連で培ったセンサー制御技術を生かし業務用エアコン制御システム、加湿制御システムを開発し新分野進出に意欲的。業績面でも産業用、自動車関連ハーネスが好調で11/6に発表した2019年12月期決算の第3四半期決算も増益と好調、通期見通しは増収二桁の増益見通しで1株利益は44円、加えて同社1株純資産は1180円ほど有り、好業績、割安銘柄との見方が強まり、見直し買いの動きが続いています。テクニカル面でも25日移動平均線は上昇中で株価も25日移動平均線の上で推移しており上昇トレンドは継続中、当面は450円~430円のゾーンが下値支持帯になりますのでまずは450円台で1回目の買いを狙い、仮に430円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は直近高値水準の510円付近になりますので利食い目処は510円接近時、但し400円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。好業績、割安銘柄の押し目買いを狙い、再上昇を待ちたいと思います。

 

 

 

 

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