リアルタイムサービス(12月9日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は107円高の23461円で前場を終了。先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。注目された米11月雇用統計が市場予想を大きく上回り、米景気減速懸念が払拭、米経済の好調があらためて好感される展開に。

雇用統計の結果は市場予想が19万人程度の増加でしたが、発表された数字は26万6000人の増加となり、加えて9,10月分も上方修正されました。

直近数ヶ月は雇用者数が伸び悩んでいただけに、今回の発表を受けて再び雇用増が米景気拡大につながり、米景気の先行きに対する楽観が強まると言う展開です。

更に中国が米国産の大豆や豚肉に対する追加関税の免除を延長すると発表、中国では豚コレラの発生によって豚肉の価格上昇が著しいだけに、自国の理由は有るものの、他国産への切り替え観測も有りましたので、免除延長は米中協議での米国への歩み寄りを示したとの見方から株式市場も好感する展開に。

米中協議に関しては、クドロー国家経済会議委員長が、米中交渉に付いてあらためて第1段階の合意は間近との認識を示し、米中協議合意への期待も高まりました。

本日の日本市場も米国株高を受けて買い先行で始まり日経平均も一時23544円まで上昇、しかし今週はイベントが多く、円相場もやや円高意味で、日経平均も買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小。

今週は米FOMC、10-12月期日銀短観の発表、ECB政策金利の発表、英国の総選挙などが有り、15日には米国による対中制裁関税発動期限も控えています。

加えて今週末の13日はメジャーSQです、想定外の材料などが出て来ると投機的な動きが強まり日経平均も大きく振れる可能性が有ります。

米雇用統計で雇用者数が大きく伸びた事は米経済への安心感を高めますが、今週は米中協議の動向を初めとして、注目のイベントが相次ぐ環境ですので、強含みの中にも慎重なムードが残ると言う感じです。

今週の相場動向としては、1つ1つのイベントの結果を見極め、その都度株価に織り込んで行く、そのような展開になるのではないかと思います。

投資スタンスとしては、下げたところで安値を買うのは何ら問題は有りませんが、上昇している所を買うのは見送りが賢明、更に言えば上昇局面においては、保有銘柄が利食い目処に近づけば、順次利食いを進めて行くと言う対応が最善と考えます。

日本市場の現状としては、日々出て来る材料に一喜一憂して上下に振れると言う状況に変わりは有りません。

相場の地合いは強含みですが、米中貿易協議の動向、15日の追加関税がどうなるのか?それを見極めるまでは日経平均の23500円から上は重いと言う感じです。

しかしながら個別物色意欲は引き続き旺盛ですので、全体よりも個を重視と言う投資スタンスであれば何も問題は有りません。

引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば随時買い出動を考えて行く、この基本スタンスも変える必要は有りません。

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