リアルタイムサービス(11月27日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は64円高の23437円で終了。米中協議の進展期待が続き昨夜の米国株が過去最高値を更新、円安も進み、本日の日経平均も買い優勢の展開で上昇して終わり4日続伸。

しかし朝方の買い一巡後は膠着感が強まり、様子見ムードが次第に強まる展開で、売買代金も2兆円に届かず商いは低調。

日経平均も9時半頃に23507円まで上昇しましたが、23500円付近では売りに押される展開で上値の重さも感じる展開です。

日銀のFTF買い、企業の自社株買いに加えて、今後は9月中間配当金の再投資需要も想定され、需給面では安心感が有るものの、やはり気掛かりは米中協議の行方。

このまま波乱無く部分合意に至るのか?それとも再度失望に傾くような展開が有るのか?これまでにも何度も繰り返されて来た事ですので、安心は出来ません。

米中の理想的な部分合意の仕方としては、米中首脳会談があって、合意文章に署名をすると言うのがやはり理想的。

今は部分合意は近いと言う報道は出て来るものの、米中首脳会談に関する報道は一切有りません。

首脳会談無しの部分合意も可能だとは思いますが、それではやはりインパクトが有りません。

米中首脳会談無しの部分合意と成ると、合意の中身も小ぶりと言う印象が強まり、合意をしても株式市場では、物足りない合意となって売られるかもしれません。

首脳会談を行い、部分合意に至ると言うのが株式市場にとっても理想的展開です、この先米中首脳会談の有無が決まれば、その時は本当の意味で米中貿易協議の第1段階の部分合意も決まると言う感じです。

現在行われている閣僚級の交渉で部分合意が決まれば、同時に米中首脳会談の日程も発表されるかもしれませんが、首脳会談に関しての報道が全く有りませんので、その点に関しては一抹の不安も有ります。

日本市場の現状に関しては、引き続き米中貿易協議の動向次第と言う状況に変わりは有りませんが、部分合意に至ると言う前提で強含みの展開が続いています。

テクニカル的にも上昇トレンドは継続中で需給面にも不安は少なく、企業業績に関しても今が底でこの先回復を強めると言う見方が主流です。

ざっくりと言えば、全てにおいて都合の良い解釈で進んでいると言う状況です。仮に、米中貿易協議がまとまらず、12月に米国が対中制裁関税を引き上げると言う展開になった時には株価も急落する事になりますが、今は市場参加者の大半がそのような最悪のケースは殆ど想定していません。

正直なところ、米中貿易協議の部分合意は高い確率で実現すると思いますが、決裂となる可能性はゼロとは言えません。

投資スタンスとしては、強気対応で良いものの、最悪のケースに備える意味でも、資金的余裕を十分に残しながら、加えて銘柄の選択も、最悪の事態でも悪影響が少ない銘柄を選び、対応する事がリスク管理に繋がります。

簡潔に言えばこれまで続けている対応を続ければ問題は有りません、引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば買い出動を考える、この基本スタンスに変わりは有りません。

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