リアルタイムサービス(11月12日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は188円高の23520円で終了。前場は膠着した展開で小幅高で推移していた日経平均でしたが、後場に入ると特に材料もない中で先物主導で上昇に転じて上げ幅を拡大。

米中情勢の不透明感やパウエルFRB議長の議会証言を控えて、様子見ムードが強まってもおかしくない状況ですが、今日は需給優先と言う展開で日経平均も上げ幅を拡大。

先日にも述べましたが、裁定売り残高がまだ1兆円以上残っている状況ですので、なかなか下げない相場の中で、売り持ちの投資家の買戻しが強まったのかもしれません。

しかし今日の上昇で日本市場の過熱感を示す騰落レシオは140%を超えており、さすがに一旦過熱感を警戒するムードも強まると思います。

香港情勢が悪化する中で今夜はトランプ大統領の講演も予定されています、香港情勢に絡めて米中協議に関する発言も出て来る可能性が有ります。

昨夜米政府報道官が、香港のデモ隊と警察との衝突について、「殺人兵器の不当な使用」が有ったと非難する声明を出していますので、今夜トランプ大統領が講演の中でどのような発言をするかが注目されます。

日本市場の今日の上昇に関しては、昨日は大きく下げた香港ハンセン指数が今日は落ち着いた値動きになっていた事が買い材料になったとも見方も有りますが、ややこじ付けと言う感じがします。

やはり今日の上昇に関しては、裁定取引の売り持ち投資家の買戻しが原因との見方が妥当ではないかと思います。

日経平均は過熱感も否定出来ない状況ですが、繰り返し述べて来たように、騰落レシオの過熱感を背景に日経平均が一時的に調整安になっても悪影響を受けるのは主に主力銘柄です。

好業績割安な材料株やテーマ性を持つ中小型株にはさほど悪影響は無いと思います、逆に主力銘柄が買えないだけに、中小型株や材料株を物色する動きが強まる展開も期待出来ます。

日経平均の上昇の裏には主力銘柄の上昇が有りますが、その時は主力銘柄以外はどちらかと言えば蚊帳の外で余り上昇しません。

しかし一旦物色の流れが変ると、今度は主力銘柄は利食いに押され、それまで蚊帳の外に有った中小型株や材料株が出遅れ銘柄として物色される展開は多々有ります。

今の株式市場は先高期待が根強く、循環物色になり易いと言う一面も有りますので、現在保有している銘柄に関してはテクニカル的な過熱感も気にする事は無いと思います。

次の買い出動に関しても、中小型株や材料株を中心に考えるならさほど神経質になる必要は無いと思いますが、しかしながら買いを急ぐ必要性は有りません。

銘柄重視の対応でじっくりと安値を見極めながら買いを考えて行けば良いと思います、まずは保有銘柄の利食いを待ち、有る程度利食いの時期が見えて来てから次の買い出動を順次実行して行くと言う対応が理想的です。

明日も引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつ、安値買いのチャンスが有れば買い出動を考えたいと思います。

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