リアルタイムサービス(11月1日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は76円安の22850円で終了。米中通商協議に関して、中国高官の否定的な発言が伝わり昨夜の米国株が下落。

本日の日経平均も売り先行で始まり寄り付き直後には22705円まで下げ幅を広げましたが、売り一巡後は買戻しが強まり下げ幅を縮小して終了。

米中協議に関する否定的な発言も、ざっくりと言えば駆け引きのようなもので、現時点では部分合意に向けて協議は進展しているとの見方が妥当です。

中国高官が述べたとされる、包括的、長期的な合意が難しいと言う事は想定済みの事、今行われている協議は部分合意に関してのものです。

先日から米農産物の購入規模や期間、金額面での交渉が難航していると言う事は既に報道済みです。

部分合意に向けた交渉も終盤を迎えており、最終的な局面では米中の意見対立が激化する事は交渉の常のようなものです。

最後は米中共に妥協点を探り、適度な落とし所を見つけて合意に至る、そのようになる可能性が高いと思います。

一方では、注目されていた米FOMCも通過し、一旦材料出尽くしと言うムードも強まりますので、米中協議に対するネガティブな報道が出た事が目先の利食いを急ぐキッカケになった感じもします。

ざっくりと言えば、米中協議に対するネガティブな報道はあくまでも利食いのキッカケで、本質的には米FOMCを通過した事でポジション調整の売りが強まったと言う事だと思います。

本日の日経平均の下げに関しても、日米金融イベントを通過し、今日は3連休を控えた週末ですので、ポジション解消売りが強まる事は想定内の展開です。

しかし寄り付き直後には200円以上下げていた日経平均も、売り一巡後はジリジリと下げ幅を縮めて終って見れば76円安と小幅安です。

3連休を控えた週末の展開としては底堅く、先高期待が強い事の表れと言えると思います。

安値が有ればすかさず押し目買いが入る、そのような展開は相場の地合いの強さでも有ります。

日経平均の23000円は当面の上値も壁のようなものです、23000円を手前にしてもみ合う展開は先々23000円突破に必要なエネルギーを蓄積している局面とも言えます。

更に言えば相場の中身を見れば依然個別物色意欲は旺盛です、引き続き全体よりも個を重視と言う投資スタンスで対応する限りはさほど神経質になる必要は有りません。

今夜は米国で10月雇用統計とISM製造業景気指数が発表されます、仮に多少悪い結果になったとしても、FRBは既に利下げを実行し、米中部分合意への期待も有りますので、米株式市場への悪影響も限定的だと思います。

来週も米中情勢に一喜一憂する展開になりそうですが、日々出て来る報道などは余り気にせず、引き続き銘柄重視の対応で臨めば問題は無いと思います。

好業績割安、テーマ性を持つような中小型株を中心に安値買いを狙い、先々の吹き上げを待つ、このような投資が今の日本市場ではリスクとリターンのバランスを考えれば引き続き最善の対応になると思います。

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