週トレ短期売買(11月1日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

11/1(金)日経平均株価は▼76円の22850円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落。米中貿易協議を巡り、中国高官が包括的で長期的な合意に疑問を呈しているとの報道が流れ株式市場も警戒売りが強まると言う展開に。しかし現在行われている協議は部分的な合意に関してであり、そもそも包括的な合意を目指した協議では有りません。幅広い分野での合意は短期的には難しく、合意出来る分野から順次合意を進めて、時間が掛かる問題は先々順次解決を目指すと言うのが今の米中協議の基本。又、部分合意に向けた交渉も、いわば最終局面を迎えている訳で、米中双方共に少しでも有利な条件で合意をしたいと言う考えが有りますので、漏れ伝わる報道なども一種の駆け引きのようなものだと思います。トランプ大統領は大統領選挙に向けて部分的とは言えども合意と言う成果を求め、中国もこれ以上の関税引き上げで国内経済が一段と悪化する事はなんとしても避けたいと言う気持ちが有ります。米中共に部分的な合意にはそれぞれメリットが有り、包括的な合意は難しくても、部分合意には前向きと見るのが妥当だと思います。結論としては、米中情勢に関する日々出て来る報道には余り一喜一憂せずに、冷静に銘柄重視の投資を考えて対応して行く、引き続きそのような発想が最善です。米中情勢への懸念台頭、日米金融イベント通過で一旦材料出尽くし、円高進行などを背景に本日の日本市場も売りが先行する展開で日経平均は反落。今日は3連休を控えた週末と言う事も有り、一旦ポジションを解消しておこうと言う売り物も出て来ます。言わば目先の利益確定売りが出易い日でも有り、米国株安と円高進行と言う環境では適度な下落も妥当な展開だと思います。

しかし寄り付きの売りが一巡した後は押し目買いで下げ渋り、その後はジリジリと上昇して下げ幅を縮小しています。日経平均が下落している時には主力銘柄は連動して大きく下げますが、テーマ性を持つ中小型株などには悪影響も限定的で株価の下落も小幅です。現在保有している銘柄に関しては大半がテーマ性を持つ中小型株ですので日経平均の下落もさほど影響は有りません。引き続き保有継続で吹き上げを待つ、そのようなスタンスで何ら問題は有りません。日経平均に関してはテクニカル面から見て当面の価格変動レンジはボリンジャーバンド+1σと+2σの23200円~22700円のゾーンでの値動きが想定されます。

方向性としては上向き継続ですので、日々の上げ下げは有れども流れは上向き、緩やかな上昇基調は維持しています。来週も引き続き銘柄重視のスタンスで、順次買い出動を進めて行くと言う対応で問題は無いと思います。保有銘柄も上昇を待つと言うスタンスで良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米FOMC、日銀金融政策決定会合を無難に通過し、引き続き堅調な展開が期待出来る相場状況です。米中通商協議の部分合意への期待も継続中、日々出て来る報道などによって株価も上下に振れる動きは有りますが、大きな流れは依然上向き、押し目買い有利の相場状況との判断に変わりは有りません。但し好業績割安、テーマ性を持つ中小型株を中心に安値を仕込み吹き上げを待つと言う投資が最善です。来週も日経平均23000円回復を目指す中で、引き続き個別物色意欲旺盛な展開が続きそうです。

 

 

【明日の見通し】

今夜は米10月雇用統計、ISM製造業景気指数が発表されますが、既にFRBは利下げを決定し、米中部分合意への期待も有ります。経済指標が良ければ素直に好感、悪くてもさほど悲観は強まらず、そのような展開が想定されます。3連休明けの日本市場も米国株次第ですが、引き続き個別物色旺盛な堅調な展開が期待出来ると思います。

 

 

【投資アドバイス】

米中通商協議に関して、中国高官の否定的な発言が伝わり昨夜の米国株が下落。本日の日経平均も売り先行で始まり寄り付き直後には22705円まで下げ幅を広げましたが、売り一巡後は買戻しが強まり下げ幅を縮小して終了。米中協議に関する否定的な発言も、ざっくりと言えば駆け引きのようなもので、現時点では部分合意に向けて協議は進展しているとの見方が妥当です。中国高官が述べたとされる、包括的、長期的な合意が難しいと言う事は想定済みの事、今行われている協議は部分合意に関してのものです。先日から米農産物の購入規模や期間、金額面での交渉が難航していると言う事は既に報道済みです。部分合意に向けた交渉も終盤を迎えており、最終的な局面では米中の意見対立が激化する事は交渉の常のようなものです。最後は米中共に妥協点を探り、適度な落とし所を見つけて合意に至る、そのようになる可能性が高いと思います。一方では、注目されていた米FOMCも通過し、一旦材料出尽くしと言うムードも強まりますので、米中協議に対するネガティブな報道が出た事が目先の利食いを急ぐキッカケになった感じもします。ざっくりと言えば、米中協議に対するネガティブな報道はあくまでも利食いのキッカケで、本質的には米FOMCを通過した事でポジション調整の売りが強まったと言う事だと思います。本日の日経平均の下げに関しても、日米金融イベントを通過し、今日は3連休を控えた週末ですので、ポジション解消売りが強まる事は想定内の展開です。しかし寄り付き直後には200円以上下げていた日経平均も、売り一巡後はジリジリと下げ幅を縮めて終って見れば76円安と小幅安です。3連休を控えた週末の展開としては底堅く、先高期待が強い事の表れと言えると思います。安値が有ればすかさず押し目買いが入る、そのような展開は相場の地合いの強さでも有ります。日経平均の23000円は当面の上値も壁のようなものです、23000円を手前にしてもみ合う展開は先々23000円突破に必要なエネルギーを蓄積している局面とも言えます。更に言えば相場の中身を見れば依然個別物色意欲は旺盛です、引き続き全体よりも個を重視と言う投資スタンスで対応する限りはさほど神経質になる必要は有りません。今夜は米国で10月雇用統計とISM製造業景気指数が発表されます、仮に多少悪い結果になったとしても、FRBは既に利下げを実行し、米中部分合意への期待も有りますので、米株式市場への悪影響も限定的だと思います。来週も米中情勢に一喜一憂する展開になりそうですが、日々出て来る報道などは余り気にせず、引き続き銘柄重視の対応で臨めば問題は無いと思います。好業績割安、テーマ性を持つような中小型株を中心に安値買いを狙い、先々の吹き上げを待つ、このような投資が今の日本市場ではリスクとリターンのバランスを考えれば引き続き最善の対応になると思います。

 

 

【保有銘柄に関するコメント】

9/4に買い推奨をした9479インプレスHDが昨日大引け後に決算を発表して中間、通期共に業績を上方修正。好業績を好感して今日は一時173円まで上昇、推奨時利食い目処とした170円に到達しましたので利食い完了と致します。

 

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