リアルタイムサービス(10月17日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は21円安の22451円で終了。昨夜の米国市場が小幅に反落し本日の日経平均も上昇は一服、小幅反落の展開になりました。

米中通商協議の部分合意、米主要企業の好決算、好材料が続き日経平均も直近の4日間で1000円ほど上昇しましたが、一旦好材料も織り込み完了と言う展開。

今後は新たに出て来る材料次第で上下どちらに振れるかも決まりますが、日経平均の25日移動平均線は21800円台に位置しており、今後日々上昇して行く事を考慮すれば当面は2万円前後が下値支持帯と言う感じです。

世界経済の現状としてはIMFが世界経済の成長率見通しを相次いで下方修正していますので緩やかに悪化していると言う状況だと思います。

今後発表が本格化する国内の主要企業の業績に関しても、下方修正をする企業が多く有ると思います。

米中貿易摩擦も、一応部分合意は出来たと言う事になっていますが、米中の認識に温度差が有り、正式に合意文章に署名するまでは楽観は出来ません。

又、中国が米農産物を購入したからと言って世界景気が好転する訳ではなく、世界経済への好影響を考えるならやはり製造業にとって追い風となる米中合意が不可欠です。

その他にも諸々有りますが、ざっくりと言えば世界経済は減速中、企業業績も全体的に見れば悪化中、しかし株価は上昇している、冷静に考えれば理に反する状況だとも言えます。

しかしそのような展開を後押ししているのが、今後世界経済、企業業績共に回復に向かうと言う見方です。

言わば今が底、最悪期で有るとの見方から下方修正決算も悪材料出尽くしと言う反応で株価が上昇すると言う事になっています。

更に追い風としては、世界的な金融緩和環境、中でも米国が連続利下げを行い量的金融緩和も再開する事を表明しており、景気を下支えする為の金融政策がいずれ景気も企業業績も押し上げると言う見方に繋がっています。

現実として先々どうなるかは誰にも解らない事ですが、株式市場が先に述べたような発想にととらわれている時には悪材料が出れば材料出尽くし、好材料が出れば好感すると言う展開になりやすく、上がり易い相場環境だとも言えます。

しかしながら米中部分合意もちゃぶ台返しも有り得る状況では主力銘柄はやはり手がけ難く、安全性を重視すれば内需系の好業績割安銘柄や米中情勢に関係なく市場規模の拡大が期待出来るIT分野などを手掛けるテーマ性を持つ中小型銘柄に買い安心感が有ります。

直近4営業日で既に1000円ほど上昇している日経平均には過熱感も警戒される状況でも有り、反落リスクを考えても、暫くは下がり難く下値不安が少ない銘柄の買いを考える方が良いと思います。

下値不安が少ないと同時に上昇する可能性を持つ銘柄が今後の買い出動候補の1番手になります。

買い推奨の候補としては既に数銘柄はピックアップしていますが、買いを急がずじっくりと安値を見極めてから順次買いを進めて行きたいと考えています。

リターンを追及しつつもリスクへの備えは怠らず、そう言う意味では少し慎重過ぎるぐらいの対応の方が今は良いと思います。

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