リアルタイムサービス(10月9日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は144円安の21442円で前場を終了。昨夜の米国市場は、米中通商協議難航を懸念しNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。

ウイグル族を弾圧している事を理由に中国の監視カメラ大手企業や政府機関など、28団体・企業に禁輸措置を課すとの発表が嫌気される展開に。

加えて米政府の年金基金による中国株への投資制限について協議しているとの報道も流れ、中国の複数の政府高官に対するビザ発給も制限する方針が示されるなど、10日から始まる米中通商協議への警戒が一段と強まっています。

ざっくりと言えば、米中共に通商協議をまとめる気が有るのか?そのようは空気が株式市場に強まり、米中通商協議合意を催促するような格好の株価下落だと思います。

先に述べた悪材料も、既に報道されている内容で目新しさは有りませんが、米中協議を目前に控えている状況で、改めて取り上げられる事自体が催促相場になりつつ有ると言う感じがします。

しかしながら下げ幅を広げた米株式市場も一旦大きく切り返す動きも有りました。パウエルFRB議長がバランスシートの拡大策を近く始めると表明し、一時は株式市場も急反発。

FRBのバランスシートを拡大すると言う事は、ある意味では再度量的金融緩和を再開すると言う事であり、本来なら株式市場も好感買いが強まり、昨夜の米株式市場も上昇して終わってもおかしくは有りません。

しかし昨夜の米国市場は上昇とはならずに大きく下落、一時急反発したものの買い一巡後は再度売り直されて下げ幅を拡大して終了しています。

昨夜の米国市場の展開から読み取れる投資家心理としては、FRBの量的金融緩和再開も逆に米景気の先行き不安を高め、同時に米中対立の一段の激化を連想させたと言う感じです。

悲観ムードが強まっている状況においては、好材料にも反応せず、小さな悪材料にも大きく反応すると言う事になり易く、今の米国市場の状況はまさにそのような状況だと思います。

しかしまだ10日から始まる米中通商協議で合意に至る可能性が無い訳では有りません、更に言えば、仮に合意に至らずとも、FRBによる量的金融緩和政策再開の可能性や景気対策発動など、景気が一段と減速すれば政策対応も期待出来ます。

10日から始まる米中通商協議に向けて、米中共に交渉を有利に進める為に今はギリギリの交渉をしているような局面です。

協議が終るまでは日々好悪どちらの材料も出て来ると思いますが、結果が明らかになるまでは予断を持たず、冷静に状況の推移を見守る、そのような対応が必要だと思います。

本日の日経平均は米国株の下落を受けて反落、しかし昨日の上昇にやや違和感も有りましたので今日の下落も昨日の修正安のようなものです。

又、日経平均の下げ幅は限定的で、保有銘柄に関してはさほど悪影響も有りません、引き続き全体よりも個を重視、出遅れ割安銘柄やテーマ性を持つ中小型株などを中心に安値買いを狙うと言うスタンスならさほど神経質になる必要はないと思います。

今日も引き続き保有銘柄の値動きを見守ると言う対応で良いと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2020年7月
« 6月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
ページ上部へ戻る