リアルタイムサービス(10月8日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は221円高の21596円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落して反落。10日から始まる米中通商協議に関して、中国の劉鶴副首相が、「中国の産業政策や国有企業への補助金削減など構造改革は議論しない」と述べたと伝わり、株式市場も協議難航を警戒して売りが優勢に。

一方では、10日からの協議では、米国産の農産物やエネルギーの輸入交渉に集中するとの報道も有り、部分的な暫定合意は期待出来るとの見方も浮上しています。

米中通商協議に関しては依然不透明感は有るものの、円相場が円安に振れて107円台半ばまで円安が進行。

昨日は円高を嫌気して売りが強まった日本市場でしたが、今日は円安進行で買い戻しの動きが先行、日経平均も反発する展開になっています。

大局的には10日から始まる米中通商協議の結果待ちと言う状況に変わりは無く、米中協議の結果が明らかになるまではその他の材料で一喜一憂すると言う展開は想定内の事。

そして売買もその日の内に手仕舞いをすると言う日計りが中心、米中協議の結果を確認するまでは、先も見据えた売買も見送られます。

米中通商協議の見通しとしては、一部の分野に限り暫定的に合意をすると言う可能性は引き続き高いと思います。

先にも述べたように農産物の輸入とエネルギーの輸入、貿易面において、中国が米国から購入する製品と量が決められ、その先も分野を限定しながら順次交渉が行われると言う小刻みに合意が進むと言う展開になるのではないかと思います。

中国の国家体制に関わる国有企業の改革や産業政策などは引き続き協議の対象となり、解決するには数年掛かると言う事になると思います。

それでも少しずつでも米中合意が進む事は全面対決になる事を考えれば世界経済にはプラスです。

10日から始まる米中通商協議に関しても、何も合意が出来ないよりは、一部の分野だけでも合意が出来れば株式市場は好感すると思います。

合意出来ず、協議継続となった時には一時的には失望売りが強まると思いますが、それも一時的ですので安値に対しては買いを考えると言う対応で良いと思います。

仮に合意に至らなかったとしても、時間が経てば再び協議が再開され、合意への期待が高まると言う事になると思います。

米中情勢に関しては、これまで何度も繰り返されて来た事がこの先も続くだけの事、仮に合意に至らずとも過度に悲観的になる事はないと思います。

更に言えば、全体よりも個を重視と言う投資スタンスであれば、尚更悲観する事は有りません。

米中情勢がどうであれ、出遅れ割安銘柄やテーマ性を持つ中小型株に関しては、個々の銘柄が持つ独自の材料によって株価も動きます。後場の対応も保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

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