リアルタイムサービス(9月30日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は98円安の21780円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落。米政権が中国への証券投資の制限や中国企業の米国市場への上場制限、又は上場廃止を検討しているとの報道が流れ、株式市場も警戒売りが強まると言う展開に。

米中閣僚級の貿易協議が10/10に行われる事が決まり、協議進展への期待が高まっていた所に、新たな懸念材料が出て来た事で再び警戒が強まっています。

米中歩み寄りムードが出て株式市場が上昇し、警戒材料が出て来て株式市場が下落する、

これまでに何度も繰り返されて来た事では有るものの、トランプ政権の一寸先は闇と言う事が改めて意識させられるような感じです。

しかしながら過度に悲観する事は無いと思います。10/10に米中閣僚級の貿易協議が行われますので、今回の投資制限のような話しも交渉前の圧力と見るのが妥当だと思います。

楽観は出来ないものの、米中協議に関しては暫定的な部分合意が期待出来ると言う状況に変りはないと思います。

来年の米大統領選挙を見据えれば、年内には有る程度の成果を確保すると共に、米経済の減速は避けなければならない。

トランプ大統領にとっても時間的な余裕は余り無く、日米通商協議が合意に達した事から考えても、有る程度の成果を求めていると言う感じがします。

中国にとってもこれ以上の景気減速は大きなリスクです、香港情勢も未だに沈静化せず、中国内の景気減速が行き過ぎれば、国内のあちらこちらで香港のような暴動が起きかねません。

経済成長による豊かさを背景に不満を抑えて来たと言う一面が有りますので、景気悪化によって豊かさが無くなれば諸々の不満が爆発しかねないと言うのが中国の現実です。

中国も米国以上に米中貿易協議の合意を求めています、10/10から始まる米中閣僚級の貿易協議に関しては、これまでの中で一番合意に至る可能性が高いのでは無いかと思います。

但し部分的な暫定合意であり、構造問題や補助金、知的財産権侵害や技術移転の強要など、難しい問題は引き続き継続的に協議をして行くと言う事になると思います。

米中貿易協議への警戒が浮上した事で本日の日経平均も売りが先行する展開で下落、しかし今日は9月中間期末で、有る程度はドレッシング買いも入ると思われますので下値不安は限られます。

米中情勢に関しても、新たな懸念が浮上したものの、10/10からの協議において合意への期待も有ります。

懸念も有れば期待も継続していると言う状況ですので、売り買いどちらかに傾くと言う可能性も少なく、大局的に見ればテクニカル的な過熱感を冷ます為の調整局面、そのような展開になると思います。

今週の投資スタンスとしては引き続き全体よりも個を重視、保有銘柄の上昇を期待しつつ、チャンスが有れば買い出動を考える、そのような対応で良いと思います。

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