出世株発掘ドリーム・レポート(2019年9月25日推奨 )

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日経平均株価9/25終値22,020

日経平均0925

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

 注目された米FOMC(9/17・18日開催)では、事前の予想通りに0,25%の利下げが決定したものの、FOMCメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)ではこの先追加利下げを見込んでいない事がわかりNYダウは一時211ドル安まで売られる場面も有りました。しかし午後に行われたパウエルFRB議長会見で、今後の経済情勢次第では柔軟に対応する考えを述べ、追加利下げを否定しなかった事から株式市場も反転して上昇に。又、短期金利上昇圧力の高まりに対しては、FRBの保有資産の自然な拡大を容認する可能性を示唆した事は、株式市場にも安心感をもたらす結果に。量的緩和の再開では有りませんが、短期金利の不要な上昇に対しては贅沢に資金を供給すると言う事ですので先々の量的緩和再開への布石を打ったと言う見方も出来ます。米FOMCの結果判明直後には一時的には乱高下をした米国株でしたが、一応無難に通過したと言う結果になったと思います。

18・19日に開かれた日銀金融政策決定会合では、結果は予想通りの現状維持に、予想通りと言うのは、円高が進んでいませんでしたので、日銀にすれば撃てる玉が限られている状況で今は敢えて動く必要ない無いと言う判断になったと思います。仮に米利下げを受けて大きく円高が進んでいれば追加緩和を決定したと思います、しかし現実は円相場はさほど変化は無く円高が進んでいない状況では日銀も敢えて追加緩和は行わず、そのような感じです。

日米中央銀行イベントも無難に通過し、一旦材料出尽くしで上昇も一服となっている日経平均ですが、9月に入り10連騰が有り、小幅の反落を挟んでその後3連騰するなど相場の基調は強含み。しかしこの先は10月に予定されている米中貿易協議の結果次第です。9/20には、米中次官級協議で、中国の代表団が翌週に予定していた米農家への視察を取りやめ、急遽帰国した事から米中協議の難航が連想されると言う場面も有りましたが、急遽中止の理由は米政府が中止を要請したとの事実が翌日明らかになり米中協議進展への懸念も後退。又、今後2週間以内に再度米中次官級協議が行われる事も発表され、日米共に現時点では米中交渉進展への期待は継続していると言う感じです。

米中協議を巡る動向に関しては、10月に行われる閣僚級の貿易協議が行われるまでは、日々駆け引きが続きますのでこの先も好悪両方の材料が出て来ると思われますが、好悪どちらの材料に対しても過度には反応せず、冷静に状況を見極めて行くと言う対応が最善です。今週は26日木曜日が9月中間期の配当権利付き最終売買日になりますので、配当狙いの実需の買いが多い事を考えると底堅い展開が続きそうです。その反動と言っては何ですが、中間配当の権利付き最終売買日を通過した後には一旦調整色が強まるかもしれません。ざっくりと言えば、26日までは配当権利取りの買いが入りますので全体的に株価は堅調に、しかし翌日の27日には配当落ちとなり、買い需要は無くなりますので需給面は悪化します。

しかし配当狙いの買いも東証1部の主力銘柄が中心です、出遅れ銘柄や2部銘柄、テーマ性を持つ中小型株などは配当狙いよりも値上がり益狙いがメインですので、配当権利付き最終売買日通過もさほど悪影響はないと思います。配当狙いの買いが一巡した後は、出遅れ銘柄や2部銘柄、テーマ性を持つ中小型株などに物色の中心は移り、個別物色の様相が強まると思います。10月からは消費税の増税がスタートし、海外情勢も米中貿易摩擦を筆頭に懸念材料が山積しています。しかし懸念要因も有れば期待要因も有ると言う状況で、全体的な相場観としては強弱どちらにも傾かずと言うスタンスがベターながら、個に関してはテーマ性や業績面からの割安感など、個が持つ独自の要因を重視すると言う対応であれば強気で対応しても良いのでは無いかと考えています。

日経平均に関しては過熱感は否定出来ない状況ですが、個々の銘柄に関しては銘柄次第で判断して行く、そのような対応で良いと思います。昨夜は国連総会で対中強硬姿勢を示したトランプ大統領ですが、10月の米中貿易協議に向けて水面下で協議を続けている現状を考えれば、昨夜の対中強硬姿勢も交渉を有利に進める上でのポーズのようなものです。この先もいつ何が飛び出して来るかわからないトランプ発言ですが、トランプ発言に対して過度に反応する必要は有りません。米中情勢に関しては細切れのように出て来る材料に一喜一憂せずに、大きな流れを捉えて判断して行けば特に問題は無いと思います。対立と歩み寄りを繰り返しながら徐々に合意に向かって行く、大きな流れではそのようになると思います。引き続き銘柄重視の判断で、テーマ性を持つ成長期待の高い銘柄をピンポイントで狙い、先々の吹き上げを待つと言う投資スタンスが今の日本市場では最善の対応に変わりは有りません。

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

マザーズ 情報通信 3905 データセクション 9/25終値558

 

買いゾーン①時価 ②510円台 

利食い目処1000円前後 損切り400円割れ

 

同社は、システム開発及びコンサルティングを展開し、ソーシャルメディア分析ツールや投稿監視サービスなどの提供で高い競争力を持ちます。ビッグデータ分析とAI活用ビジネス分野を深耕しており、店舗の入店客分析で機会損失を解消する分析ツールや、「AIによる画像解析」、「AIによる記事執筆」、「ドローンとAIによる交通量調査サービス」「ドローンによる建物や公共インフラの従来型の点検・調査サービス」など多角的なAIとの融合で業界を先駆する存在です。株価は昨年9月に1295円の高値に買われた後、時価は半値以下に売られていますが、AIビジネスに特化した将来的な成長性を考慮すれば今は安値仕込を考える局面。直近ではICT・AIを活用した認知機能検査や音声分析診断などを手掛ける日本テクトシステムズと業務提携を発表しています。今後、認知症スクリーニングや診療支援で音声データなどのAI解析に加え、創薬および食品等開発の支援でタンパク質のAI解析を推進する予定。更にKDDIが開設する5G・IoT時代のビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」に、先端テクノロジーを支援するパートナー企業として参画する事も発表しており、デジタル社会の広がりを背景に同社ビジネスチャンスも拡大、成長期待銘柄として安値を仕込み上昇を待ちたいと思います。

 

3905 データセクション 月足チャート

データセクション月足MS

 

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は10/4(金)です。

 

 

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