出世株発掘ドリーム・レポート(2019年9月17日推奨 )

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日経平均株価9/17終値22,001

日経平均0917

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

米中貿易協議が10月に再開する事が決まり、9/5に21000円を回復した日経平均株価でしたが、その後中国政府が追加関税をかける米国製品の対象から一部の製品に対して1年間関税発動を先送りする事を発表、更に米農産物購入の手続き再開も報じられ、これに対して米国も、10/1に発動される予定の追加関税を10/15に先送りすると発表し、貿易協議の暫定合意の可能性を示唆するなど米中対立が和らぎ、10月に予定されている米中通商協議が進展するのでは?との期待が高まる展開となって9/13まで日経平均株価は9連騰の展開になりました。10/1は中国で建国70周年を迎えるイベントが有りますので、その日の関税発動を避けたいと言う中国政府が一歩譲歩したと言う感じです。米国も中国の対応を評価して10/1発動予定の追加関税を10/15に先送りし、中国の対応に応えたと言う感じです。最終的な合意に向けてまだ小さな一歩では有りますが、米中歩み寄りの動きは株式市場にとっても安心感を高める要因です。

又、米政治面でも、外交強硬派のボルトン大統領補佐官が解任され、対イラン・北朝鮮情勢の緊張緩和が期待出来る事も地政学リスクの後退として株式市場では買い材料です。緊張が高まっていた対イラン・北朝鮮情勢ですので、今後対話路線が表面化して来れば株式市場も一段と好感する展開が期待出来そうです。又、米国が外交強硬姿勢から対話路線へと変化すれば、当然対中国に対しても貿易協議合意を模索すると言う可能性も高まります。来年の米大統領選挙を控えて、対立から一旦合意へと、トランプ政権が軟化路線に転じる兆しが見え始めた事は株式市場にとっても大きな安心感に繋がる事になります。

しかしながら先行きへの明るさが見え始めた途端、サウジアラビアの石油施設が攻撃されて原油先物相場が急伸、原油の供給懸念に加えて原油価格の上昇が世界経済に悪影響を与えるとの懸念から昨夜の米株式市場も売りが先行する展開に。どこが攻撃をしたかはまだ定かでは有りませんが、親イラン武装組織フーシが犯行声明を出しており、背後にはイランがいるのでは?との懸念もあって、中東情勢への警戒が再び強まっています。加えて中国が16日に発表した8月の工業生産がリーマン・ショック直後以来となる低い伸びとなり、中国経済の一段の減速懸念も強まっています。中東情勢の混迷、原油相場の上昇、中国経済の一段の減速懸念など、株式市場取り巻く環境はお世辞にも良いとは言えないものの、世界的に進む金融緩和環境や10月に予定されている米中貿易協議進展期待から悪材料は有れども底堅い展開が続いている株式市場です。

本日の日本市場も売りが先行する展開で寄り付き直後には21878円まで下落した日経平均でしたが、目先の売りが一巡した後は上昇に転じてプラス圏に浮上、小幅高で終わり10連騰となっています。諸々悪材料が出たにもかかわらず、円相場は108円台を維持しており、リスク回避の円高が進まない事から株式市場にもさほど売りが強まらず。日経平均は10連騰しており、一旦適度な調整場面を迎えるのは近いと言う状況ですが、今週は米FOMCと日銀金融政策決定会合を控えており、今日はまだ期待先行のムードが強いと言う感じです。過熱感を示す騰落レシオは120%を超えており、25日移動平均線に対する上方乖離も5%超、今日の上昇で10連騰と言う事を考えれば、日経平均や日経平均を構成している主力銘柄は今が目先のピークと考えるのが妥当です。ざっくりと言えば主力銘柄に関しては目先の高値掴みに注意が必要と言う局面です。しかしながら世界的な金融緩和環境や米外交姿勢の強硬姿勢からの転換、米中貿易協議進展期待など、先行きへの期待も継続し易い相場環境です。日経平均には一旦調整色が強まると思いますが、資金は株式市場の中で循環し、出遅れ銘柄や中小型株を物色する動きとなって、幅広い銘柄が徐々に水準訂正高と言う動きを強めるのではないかと思います。

サウジ情勢に関しても、サウジ原油に対する世界経済の依存度は大きく低下しており、世界の主要国の原油の戦略備蓄も豊富に有ります。今回の攻撃によってサウジの原油生産量は大きく減少し同時に供給も減少していますが、世界の総需要に対する比率は5%程度です、直ぐに世界経済に悪影響が出ると言うレベルのものでは有りません。更に言えば世界経済の減速によって既に原油の消費は減少傾向に有りましたので、多少の価格上昇も世界経済に与える悪影響は限定的です。原油価格が若干上昇する事によってデフレ懸念が後退すると言うプラスの一面も有り、現在の1バレル60ドル程度の原油先物価格なら過度に警戒する必要はないと思います。

先週末までの日経平均の9連騰、主力銘柄の上昇に関しては、先週末に通過したメジャーSQ要因が大きく、過去最高水準に増加していた裁定売り残の買い戻しと言うのが主原因です。そのメジャーSQも先週末に通過し、裁定売り残の買い戻しと言う特殊な事情も一旦ピークは通過。需給面では一旦買い需要が急減しますので日経平均に関しては一旦上昇一服を想定して対応する局面です。しかしながら出遅れ銘柄に対する個別物色はこれからが本番、テーマ性を持つ内需系の中小型株中心に引き続き安値を仕込んで先々の吹き上げを待つと言う投資スタンスなら特に問題はないと思います。引き続き銘柄重視の発想で対応して行けば最終的に結果は付いて来ると思います。

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

JQ 通信 9758 ジャパンシステム 9/17終値337

 

買いゾーン①時価 ②300円前後 

利食い目処600円前後 損切り200円割れ

 

同社は米HP系の中堅SI会社で、NTTデータ二次請け開発と自治体支援ソフトが柱。工場監視IoT、RPA(業務自動化)ソフト、乳がん検診読影ソフトなどを手掛け、認証セキュリティーソフトにも強みを持っています。自治体向けソフトやサービスも手掛けている事から政府が3日に発表した、マイナンバーカード取得者を対象に国費でポイントを上乗せする「マイナポイント」関連銘柄の一面も有ります。10月からは消費税の増税を受けてキャッシュレス・サービスへの注目も高まります、来年の東京五輪に向けてキャッシュレス・サービスも一段と市場拡大が想定されていますが、市場規模の拡大と共にセキュリティへの関心も高まる事が予想され、認証セキュリティーソフトに強みを持っている同社には見直し買いの動きも強まると思います。既に発表済みの今期中間決算は大幅増益で着地し、2019年12月期業績見通しも大幅増益見通しと業績も好調、2015年には1129円まで上昇した同社株もその後は大きく調整が進み現株価水準は大局的に見れば底値圏。安値を仕込み先々の吹き上げを待つ、そのような投資に関しては絶好のタイミングに有ると思います。

 

9758 ジャパンシステム 月足チャート

ジャパンシステム月足MS

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は9/25(水)です。

 

 

 

 

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