リアルタイムサービス(9月10日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は41円高の21360円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウは小幅高で4日続伸となりましたが、ナスダック指数は小幅安で続落に。

ムニューシン財務長官が米テレビインタビューで米中協議の担当者が協議を再開した事は中国の誠意の表れと延べ、株式市場も協議進展を期待するムードに。

加えて政治専門紙が、ファーウェイへの輸出規制緩和を条件に中国が米国の農産物購入増を提案したとの報道も有りますが、目新しい内容でもなく、この程度の協議をしているようなら、米中協議も最終的な合意には程遠いと言う感じがします。

米国株は上昇基調が続いていますが徐々に上値の重さも出始めており、一段の上昇には新たな好材料が不可欠と言う状況。

しかし一方では、米中対立激化懸念が一旦後退している事から円相場は円安が進んでおり今日は107円台半ばまで円安が進んでいます。

来週には米FOMCが有り、連続利下げが濃厚と思われている中での円安進行にやや違和感は有るものの、米FOMCと言うイベントを前に、一旦ポジションを中立に戻す売買の影響だと思います。

ざっくりと言えばこれまでリスク回避で円買いを進めて来た投資家が、一旦利益確定の為に売りに転じている、その結果の円安進行だと思います。

ポジションの整理が一巡した後、米FOMCで利下げが実行されれば、再び円高に振れる、少し先を見据えればそのような展開が想定される状況です。

そう言う意味では足元円安基調が続いていますが、持続的な円安は期待出来ず、円安一巡後は再度円高に振れると考えておく方が良いと思います。

本日の日経平均は円安進行が好感されて続伸、しかし日経平均は今日も上昇すれば6日続伸となりますので、一旦高値警戒感も意識されつつある状況です。

米中協議への期待や日米欧の金融緩和への期待、中国の相次ぐ景気対策発動による中国景気減速懸念の後退など、投資家心理はかなり改善はしましたが、依然先行きへの不透明感は拭えず、直近に下げた分は戻すものの、更に上となると今はまだ厳しい情勢です。

8月に入り一旦大きく下げた日経平均ですが、7/末の株価水準は21500円付近でした。8/6には一時20110円まで下落しましたが、9月に入ってから上昇に転じ今日は一時21400円台まで上昇しています。

ざっくりと言えば下げる前の水準に戻っただけの事、そしてこの先上下どちらに振れるかは引き続き米中情勢次第と言う状況に大きな変化は有りません。

しかしながら現時点では10月に米中協議が予定されており、10月までは安心して売買が出来ると言うムードも有ります。

そのような状況下においては、個別物色が強まり易いのが株式市場の習性です、更に言えば、リスクとリターンを考えればテーマ性を持つ内需系の中小型株への投資がベスト。

引き続き保有銘柄の上昇を待ちながら、買いチャンスがあれば順次買い出動を考えて行きたいと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2020年10月
« 9月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
ページ上部へ戻る