週トレ短期売買(9月6日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

9/6(金)日経平均株価は△113円の21199円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。米中貿易協議が10月に再開される事が決まり株式市場も好感する展開に。加えて昨夜発表されたADP全米雇用リポートが市場予想を上回る増加を見せ、週末に発表される雇用統計への安心感が高まる結果に。米中貿易協議の再開、好調な雇用情勢から米経済の先行きへの安心感が強まると言う展開で昨夜の米国市場も買いが優勢の展開に。しかし良好な経済指標の発表はFRBへの利下げ期待を低下させると言う一面も有りますので株式市場にとっては良い一面も有ればマイナスの一面も有ると言うのが現実。

今月中旬に開かれる米FOMCでは、大幅な追加利下げが行われるとの期待が株式市場にも有りましたので、この先米利下げ期待の後退が米株式市場で意識され始めると売り圧力が強まりかねません。米中貿易協議が10月に開催されると言う事自体は安心感に繋がりますが、しかしながら冷静に考えてみれば、本来は9月初旬に予定されていた事であり、それが10月に先送りされただけの事。先送りとなった原因は、トランプ大統領による対中制裁関税第4弾の発動であり、今後の10月の協議再開に向けて、準備作業が続く中で、再び貿易協議が延期となる可能性も無いとは言い切れません。昨日も述べたように米中情勢も依然先行きは不透明、香港情勢も大規模デモの鎮静化を期待するのは時期尚早、英国情勢も依然流動的、合意無き離脱が回避されると期待するのは時期尚早です。株式市場を取り巻く状況は若干改善はしましたが、本質的に大きく変化した訳ではなく、引き続き慎重な対応が必要な投資環境で有る事に変わりは有りません。しかし悪材料にも打たれ強くなっている株式市場、世界の金融政策も緩和方向に有り、需給面でも裁定売り残高が過去最高水準に積み上がっています。下値不安は限られるものの、現状では上値も限定的です、引き続き米中情勢の動向を睨みながら、日々出て来る材料に一喜一憂すると言う展開も大きくは変りません。そのような本質を理解した上で今後の株式投資を考えて行かなければなりませんが、全体よりも個を重視と言う対応が良いと言う基本スタンスは変わりません。

米中貿易協議が合意に至るまでは主力銘柄は手がけ難く、買いを考えるのはテーマ性を持つ内需系の中小型株が最善との判断にも変わりは有りません。ざっくりと言えば海外の情勢に余り影響されず、下値不安が限られ、吹き上げが期待出来るような銘柄を中心に買いで攻めると言う投資が今の日本市場においては最善の対応になると思います。来週は適度な調整場面を待ち、銘柄重視の対応で順次買い出動を考えて行きたいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易協議が10月に再開する事で米中が合意し株式市場も好感する展開に。しかし協議が再開されても合意に至るかどうかは依然不透明。香港情勢、英国情勢、米中協議全て一時的な情勢好転と言う感じがします。しかし来週には日米欧金融緩和が期待出来ますので、投資環境はこれまでよりも少し好転、保有銘柄の上昇を期待しつつ、テーマ性を持つ内需系の中小型株中心に順次買い出動も考えて行くと言う対応で良いと思います。

 

 

【週明けの見通し】

来週は日経平均の上昇は一服し、個別物色中心に買戻しが進む、そのような展開が想定されます。暫くは全体的に底堅く推移し、幅広い銘柄に見直し買いの動きが期待出来ると思います。

 

 

【投資アドバイス】

今日は買い先行で高く始まった後、一旦上げ幅を縮める場面も有りましたが、目先の利食いが一巡すると上昇に転じて11時には今日の高値となる21241円まで上昇。しかし後場は戻り売りに押されてジリジリと上げ幅を縮める展開に、大引け前にまとまった買いが入って若干上げ幅を広げて終りましたが、1日を通してみた場合には上値の重さを感じる展開でした。昨日大きく上昇し、本日も続伸となっていますので上値の重さも致し方ないと言う感じはしますが、テクニカル面では21227円に200日移動平均線が位置しており、株価水準的には一旦膠着感が強まり易い水準です。米中貿易協議再開、英国の合意無きEUからの離脱も一旦阻止、香港情勢の沈静化期待など、昨日出て来た好材料も一旦織り込み済みと言う感じです。来週以降は新たな材料次第で上下どちらに振れるかも決まる、そのような展開になりそうです。テクニカル面から見ると、日経平均は8/1には200日移動平均線付近に有りましたが、その後米中対立の一段の激化を受けて下振れ、その後ボックス相場の展開が続き、昨日から上昇に転じて今日は再び200日移動平均線付近まで戻したと言う状況です。8/1には200日移動平均線は21450円付近に有りましたが、今日は21227円に位置しています。同じ200日移動平均線付近まで戻したと言っても、日にちが経過した分だけ200日移動平均線も緩やかに低下しています。200日移動平均線が緩やかに低下していると言う事はざっくりと言えば大きな流れは下向きだと言う事です。昨年の10月以降、200日移動平均線は下降に転じ、今も緩やかに下向きで推移している、これがテクニカル面から見た日経平均の現状です。先々200日移動平均線が上向きに転じる時期が来れば、日経平均に対する先高期待も高まりますが、その為にはやはり米中貿易協議が合意に達する必要が有り、米中が合意に達しない限りは大きな流れは緩やかな下向きが続くと見ておく方が賢明です。しかしながら大きな流れは下向きでも、短期的には当然上下に振れる動きは有ります、又日経平均に関係の無い中小型株などにはさほど悪影響も無く、海外情勢が落ち着いていれば個別物色の動きが強まる時期も有ります。大局的に見れば引き続き日々出て来る材料に一喜一憂して上下に振れると言う展開が続くと思います。しかしながら大局的にはそのような相場でも、個を見れば又別の景色もある相場ですので、引き続き全体よりも個を重視と言う発想で対応して行くなら神経質になる必要はないと思います。来週以降、日米欧の金融政策決定会合では金融緩和が期待出来ます、テーマ性を持つ内需系の中小型株中心に来週は買い出動を考えたいと思います。

 

 

 

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