リアルタイムサービス(9月6日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は126円高の21212円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。米中貿易協議が10月に再開される事が決まり株式市場も好感する展開に。

加えて昨夜発表されたADP全米雇用リポートが市場予想を上回る増加を見せ、週末に発表される雇用統計への安心感が高まる結果に。

米中貿易協議の再開、好調な雇用情勢から米経済の先行きへの安心感が強まると言う展開で昨夜の米国市場も買いが優勢の展開に。

しかし良好な経済指標の発表はFRBへの利下げ期待を低下させると言う一面も有りますので株式市場にとっては良い一面も有ればマイナスの一面も有ると言うのが現実。

今月中旬に開かれる米FOMCでは、大幅な追加利下げが行われるとの期待が株式市場にも有りましたので、この先米利下げ期待の後退が米株式市場で意識され始めると売り圧力が強まりかねません。

米中貿易協議が10月に開催されると言う事自体は安心感に繋がりますが、しかしながら冷静に考えてみれば、本来は9月初旬に予定されていた事であり、それが10月に先送りされただけの事。

先送りとなった原因は、トランプ大統領による対中制裁関税第4弾の発動であり、今後の10月の協議再開に向けて、準備作業が続く中で、再び貿易協議が延期となる可能性も無いとは言い切れません。

昨日も述べたように米中情勢も依然先行きは不透明、香港情勢も大規模デモの鎮静化を期待するのは時期尚早、英国情勢も依然流動的、合意無き離脱が回避されると期待するのは時期尚早です。

株式市場を取り巻く状況は若干改善はしましたが、本質的に大きく変化した訳ではなく、引き続き慎重な対応が必要な投資環境で有る事に変わりは有りません。

しかし悪材料にも打たれ強くなっている株式市場、世界の金融政策も緩和方向に有り、需給面でも裁定売り残高が過去最高水準に積み上がっています。

下値不安は限られるものの、現状では上値も限定的です、引き続き米中情勢の動向を睨みながら、日々出て来る材料に一喜一憂すると言う展開も大きくは変りません。

そのような本質を理解した上で今後の株式投資を考えて行かなければなりませんが、全体よりも個を重視と言う対応が良いと言う基本スタンスは変わりません。

米中貿易協議が合意に至るまでは主力銘柄は手がけ難く、買いを考えるのはテーマ性を持つ内需系の中小型株が最善との判断にも変わりは有りません。

ざっくりと言えば海外の情勢に余り影響されず、下値不安が限られ、吹き上げが期待出来るような銘柄を中心に買いで攻めると言う投資が今の日本市場においては最善の対応になると思います。

今日は週末ですので敢えて買い出動を考えるような局面では有りません、後場の対応は保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。次の買い出動はじっくりと見極めながら対応して行けば良いと思います。

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