リアルタイムサービス(9月4日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は23円高の20649円で終了。昨夜の米国株下落の流れを引き継ぎ、本日の日経平均も小安く始まりましたが、目先の売り一巡後は押し目買いで下げ渋り、中国の経済指標が市場予想を上回ると日経平均も一時上げ幅を拡大。

14時過ぎに今日の高値となる20694円まで上値を伸ばした日経平均でしたが、その後は利食いに押されて上げ幅を縮小。

しかし小幅高で終ると言う結果は、昨夜の米国株が下げている事を考えれば上出来、中国が発表した8月のサービス部門PMIが前月比で上昇した事が株式市場にも安心感をもたらす展開に。

ざっくりとですが、米中共に製造業は景況感が悪化していますが、サービス業などの非製造業は依然堅調な状況。

中国が内需経済の拡大で米中貿易摩擦の悪影響を乗り越えるような状況が強まれば、関税を引き上げて行くと言う米国の戦略も、いずれ方針転換を迫られるかもしれません。

米中共にチキンレースで、あの手この手と策を繰り出して来ますが、今の所は米国がやや優勢と言う状況ながら、決定的な痛手を負わせると言う事にはなっていません。

中国は既に来年の米大統領選挙も睨みながらの長期戦を覚悟し、トランプ大統領も米経済が好調な間は対中強硬姿勢を緩める考えは無い感じ。

本質は来年の米大統領選挙を睨んで対中強硬姿勢を緩める事が出来ないと言う感じですが、関税による中国製品の排除だけでは正直限界が有ります。

関税の引き上げは、いずれ商品価格の引き上げにつながり、今はまだ堅調な米個人消費に悪影響をもたらす時期が来ます。

この先どのような策が打ち出されるのか?依然米中情勢の先行きは不透明ですが、足元の米中経済は思った以上に底堅いと思います。

少々の悪材料が出ても下がり難くなっている株式市場、仮に予想よりも早く米中貿易協議が歩み寄りを見せるなど、想定外の好材料でも出て来れば年末高に向けた動きが始まる可能性も無いとは言い切れません。

株式市場の先行きを左右するのは間違いなく米中情勢の動向です、これまで米中共に関税を掛け合うと言う状況が繰り返されて来ましたが、米中共に非製造業の好調が製造業のマイナスを補うと言う状況になっています。

米中対立が激化しても米中どちらも経済はさほど悪化せず、世界的な金融政策も既に緩和ムードに入っています。

ざっくりと言えば現状が長く続いても悲観する必要は無く株式市場への悪影響は限定的、仮にこの先米中情勢が好転すれば株価も上昇する、そのように考えればボックス相場継続と年末高、この2つのパターンを考えて対応すれば良いと言う事になります。

横ばい又は上昇、先行きの展開がこの2つなら、投資スタンスは買いで良し、このような考えを日々強めつつあります。

もう少し状況を見極めて行く必要は有りますが、漠然とながら先行きへの明るさも感じ始めています。

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