週トレ短期売買(9月4日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

9/4(水)日経平均株価は△23円の20649円で終了。連休明けとなった昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落。対中制裁関税第4弾の発動や中国による報復関税の発動、発表された経済指標が悪かった事、加えて英国の政治混乱への警戒も株式市場の売り材料に。対中制裁関税第4弾発動後、初めての営業日となった昨夜の米国市場ですが、株式市場の反応は妥当と言える展開でリスク回避の売りが強まると言う展開に。加えてISM製造業景況感指数が市場予想以上に低下し、3年ぶりに好不況の分かれ目となる50を下回り、米中貿易戦争激化の悪影響も警戒されると言う展開に。しかしながら今の米経済を下支えしているのは製造業ではなく非製造業です、ある意味では製造業の悪化は想定内の事、この先非製造業に悪化の兆しが見えれば米株式市場も要注意となりますが、現時点では過度な警戒は不要。又、米景気の減速もFRBによる連続利下げが想定されていますので、現状では株式市場に過度な悲観が強まると言う事も無いと思います。長引く米中貿易戦争による米経済への悪影響をFRBによる利下げが下支えする、暫くは軟調な相場展開が続きそうですが、底割れに陥ると言うような状況はないと思います。しかしながら株式市場が本格的に反騰するには米中貿易協議の合意が不可欠です、引き続き世界の株式市場の動向は米中協議を行方を見守りながら展開して行く事になります。昨夜の米国株下落を受けて本日の日経平均も売りが先行する展開で下落スタート、しかし売り一巡後は切り返してプラス圏に浮上するなど売り圧力自体は限定的。円相場も106円付近で推移しており、一応米中対立の激化とISM製造業景況感指数の悪化は株価に織り込んだと言う感じです。来週以降、欧州、米国、日本において、金融政策決定会合が開かれます。欧州と米国では金融緩和政策が実行されると見られており、日銀がどのような決定を下すのかが注目されます。同時に米中貿易協議が再開されるのか?と言う事も株式市場を左右する大きな要因です。警戒要因と期待要因が複雑に絡み合う状況ですので、一つ一つの出来事がどのような結果になるのか?それ次第で日々の株式市場の値動きも左右され、上下どちらに振れるかも日々不安定、しかし上下共に値動きは限られ、ボックス相場的な展開が続きそうな日本市場です。何度も繰り返しになりますが、そのような相場環境においては全体よりも個を重視して対応して行くのが最善です。そして買いを急がず、テーマ性を持つ内需系の中小型株を中心に、じっくりと安値買いを狙いながら先々の吹き上げを待つと言う投資が今の日本市場においては最もリスク少なく利益を狙える投資になります。

 

 

【当面の相場展望】

9月上旬とされていた米中貿易協議は行われるのか?まずはそれが最大の注目点です。次に今週は米欧中で経済指標の発表が相次ぎます。経済指標の結果次第では政策発動にも影響しますのでこちらにも注目です。テクニカル面では日経平均は25日移動平均線に接近しており、上に抜ければ一段高が期待出来ますが、上値の重さが意識されるようだと再度下を試す動きにもなりかねません。

 

 

【明日の見通し】

基本的には米国株動向と円相場次第ですが、来週以降日米欧で金融政策決定会合が予定されており、金融緩和が実施される可能性が大。暫くは上値も重いものの、下値も底堅い展開が続きそうです。引き続き全体よりも個を重視して対応する投資環境です。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株下落の流れを引き継ぎ、本日の日経平均も小安く始まりましたが、目先の売り一巡後は押し目買いで下げ渋り、中国の経済指標が市場予想を上回ると日経平均も一時上げ幅を拡大。14時過ぎに今日の高値となる20694円まで上値を伸ばした日経平均でしたが、その後は利食いに押されて上げ幅を縮小。しかし小幅高で終ると言う結果は、昨夜の米国株が下げている事を考えれば上出来、中国が発表した8月のサービス部門PMIが前月比で上昇した事が株式市場にも安心感をもたらす展開に。ざっくりとですが、米中共に製造業は景況感が悪化していますが、サービス業などの非製造業は依然堅調な状況。中国が内需経済の拡大で米中貿易摩擦の悪影響を乗り越えるような状況が強まれば、関税を引き上げて行くと言う米国の戦略も、いずれ方針転換を迫られるかもしれません。米中共にチキンレースで、あの手この手と策を繰り出して来ますが、今の所は米国がやや優勢と言う状況ながら、決定的な痛手を負わせると言う事にはなっていません。中国は既に来年の米大統領選挙も睨みながらの長期戦を覚悟し、トランプ大統領も米経済が好調な間は対中強硬姿勢を緩める考えは無い感じ。本質は来年の米大統領選挙を睨んで対中強硬姿勢を緩める事が出来ないと言う感じですが、関税による中国製品の排除だけでは正直限界が有ります。関税の引き上げは、いずれ商品価格の引き上げにつながり、今はまだ堅調な米個人消費に悪影響をもたらす時期が来ます。この先どのような策が打ち出されるのか?依然米中情勢の先行きは不透明ですが、足元の米中経済は思った以上に底堅いと思います。少々の悪材料が出ても下がり難くなっている株式市場、仮に予想よりも早く米中貿易協議が歩み寄りを見せるなど、想定外の好材料でも出て来れば年末高に向けた動きが始まる可能性も無いとは言い切れません。株式市場の先行きを左右するのは間違いなく米中情勢の動向です、これまで米中共に関税を掛け合うと言う状況が繰り返されて来ましたが、米中共に非製造業の好調が製造業のマイナスを補うと言う状況になっています。米中対立が激化しても米中どちらも経済はさほど悪化せず、世界的な金融政策も既に緩和ムードに入っています。ざっくりと言えば現状が長く続いても悲観する必要は無く株式市場への悪影響は限定的、仮にこの先米中情勢が好転すれば株価も上昇する、そのように考えればボックス相場継続と年末高、この2つのパターンを考えて対応すれば良いと言う事になります。横ばい又は上昇、先行きの展開がこの2つなら、投資スタンスは買いで良し、このような考えを日々強めつつあります。もう少し状況を見極めて行く必要は有りますが、漠然とながら先行きへの明るさも感じ始めています。

 

 

【本日の買い推奨銘柄】

明日は電子書籍関連の東証1部、9479インプレスHD(本日終値140円)の買いを実行したいと思います。出版・IT、双方に立脚しネット関連出版の草分けと言える同社ですが、デジタルコンテンツを強化し、コンテンツホルダーとの協業による電子コミックプラットフォーム事業が収益を牽引、今期の第1四半期決算も対前年同期比で2,5倍と急拡大しています。紙からデジタルへと、社会構造が変化する中で、電子書籍の市場規模は拡大が続き、特に日本の漫画は世界でも大人気、違法な海賊版に対する規制も強まり、電子書籍関連銘柄を見直す動きも強まって来ています。同社に関しては足元収益が急拡大しており、加えて同社1株純資産は233円、収益の拡大と海賊版への取り締まり強化を背景に昨年の高値279円からの下げ局面も終わり、見直し買いの局面を迎えると思います。まずは時価近辺の140円前後で1回目の買いを実行し、仮に安値が有れば130円前後で買い増しを待ち伏せしたいと思います。当面の上値目処は170円付近になりますので利食い目処は170円接近時、但し110円を切った場合はリスク管理上損切り実行となります。

 

 

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