リアルタイムサービス(9月4日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は5円高の20631円で前場を終了。連休明けとなった昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落。対中制裁関税第4弾の発動や中国による報復関税の発動、発表された経済指標が悪かった事、加えて英国の政治混乱への警戒も株式市場の売り材料に。

対中制裁関税第4弾発動後、初めての営業日となった昨夜の米国市場ですが、株式市場の反応は妥当と言える展開でリスク回避の売りが強まると言う展開に。

加えてISM製造業景況感指数が市場予想以上に低下し、3年ぶりに好不況の分かれ目となる50を下回り、米中貿易戦争激化の悪影響も警戒されると言う展開に。

しかしながら今の米経済を下支えしているのは製造業ではなく非製造業です、ある意味では製造業の悪化は想定内の事、この先非製造業に悪化の兆しが見えれば米株式市場も要注意となりますが、現時点では過度な警戒は不要。

又、米景気の減速もFRBによる連続利下げが想定されていますので、現状では株式市場に過度な悲観が強まると言う事も無いと思います。

長引く米中貿易戦争による米経済への悪影響をFRBによる利下げが下支えする、暫くは軟調な相場展開が続きそうですが、底割れに陥ると言うような状況はないと思います。

しかしながら株式市場が本格的に反騰するには米中貿易協議の合意が不可欠です、引き続き世界の株式市場の動向は米中協議を行方を見守りながら展開して行く事になります。

昨夜の米国株下落を受けて本日の日経平均も売りが先行する展開で下落スタート、しかし売り一巡後は切り返してプラス圏に浮上するなど売り圧力自体は限定的。

円相場も106円付近で推移しており、一応米中対立の激化とISM製造業景況感指数の悪化は株価に織り込んだと言う感じです。

来週以降、欧州、米国、日本において、金融政策決定会合が開かれます。欧州と米国では金融緩和政策が実行されると見られており、日銀がどのような決定を下すのかが注目されます。

同時に米中貿易協議が再開されるのか?と言う事も株式市場を左右する大きな要因です。

警戒要因と期待要因が複雑に絡み合う状況ですので、一つ一つの出来事がどのような結果になるのか?

それ次第で日々の株式市場の値動きも左右され、上下どちらに振れるかも日々不安定、しかし上下共に値動きは限られ、ボックス相場的な展開が続きそうな日本市場です。

何度も繰り返しになりますが、そのような相場環境においては全体よりも個を重視して対応して行くのが最善です。

そして買いを急がず、テーマ性を持つ内需系の中小型株を中心に、じっくりと安値買いを狙いながら先々の吹き上げを待つと言う投資が今の日本市場においては最もリスク少なく利益を狙える投資になります。

今日も特に買い出動を考えるような状況では有りませんので後場の対応は保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。次の買い出動はじっくりと見極めながら対応して行けば良いと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2020年9月
« 8月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
ページ上部へ戻る