週トレ短期売買(9月2日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

9/2(月)日経平均株価は▼84円の20620円で終了。先週末の米国市場はNYダウは小幅高になったもののナスダック指数は小幅安となり高安まちまちの展開に。米中情勢への期待と懸念が入り混じる展開で、今後の状況の推移を見極めたいと言うムードが支配する展開。9月上旬にも米中貿易協議の再開を模索して協議している両国ですが未だ正式な日程の発表は有りません。加えてトランプ大統領が米企業経営者に対して、関税への不満は経営能力の問題と言う趣旨の発言をし、企業収益に配慮しない発言をした事も株式市場では売り材料に。先週末の米国市場は米中情勢に対する様子見ムーが強い展開で終わりましたが、注目された9/1には予定通りに対中制裁関税第4弾が発動され、本日の日本市場は警戒売りから日経平均は反落しています。米国による対中制裁関税第4弾発動を受けて同時に中国も米国への報復関税を発動しており、目の前の現実だけを見れば米中貿易戦争は一段と激化しています。今夜の米国市場はレーバー・デイの祝日で株式市場も休場となりますので、米国市場の反応は明日まで待たなければなりませんが、今日の時間外取引では米国株は下落しており、祝日明けの米国市場がどの程度下げるかが目先では注目となります。今週は米国・欧州・中国で経済指標の発表が相次ぎますので、米中情勢のみならず発表される経済指標にも注目となります。大局的に見れば、今週も日々出て来る材料次第で上下に振れると言う展開に大きな変化はないと思います。最大の注目点は米中貿易協議が行われるかどうか?そして行われた場合の結果は?それに加えて米欧中の経済指標の結果によって日本市場も日々の値動きが決まる、ざっくりと言えばそのような展開になると思います。

依然先行きへの不透明感が漂う株式市場ですが、しかし米中情勢もこれまでに順次株価への織り込みは進んでいますので仮に米中協議に大きな進展が無くても株価への悪影響は限定的だと思います。なぜなら米中共に耐え得る限界が近づいており、今回の協議で進展が無くても、時間がたてば再び歩み寄る事になるからです。もう暫くは忍耐力が求められる投資環境が続きますが、これまで同様に資金的余裕を持ちながら全体よりも個を重視と言う発想で対応して行けば問題は有りません。しかしながら今は積極的に売買を繰り返すような相場環境では有りません、過度に悲観的になる必要は無いものの、楽観出来るような状況でも無く、引き続き慎重な対応が求められる投資環境です。最善の対応としては、保有銘柄の上昇を待ちつつ、安値買いのチャンスが有った時だけ買い出動を考える、それが今の日本市場ではベストな投資スタンスだと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易協議は行われるのか?まずはそれが最大の注目点です。次に今週は米欧中で経済指標の発表が相次ぎます。経済指標の結果次第では政策発動にも影響しますのでこちらにも注目です。テクニカル面では日経平均は25日移動平均線に接近しており、上に抜ければ一段高が期待出来ますが、上値の重さが意識されるようだと再度下を試す動きにもなりかねません。

 

 

【明日の見通し】

今夜の米国市場は祝日で休場です、明日の日本市場は手掛かり材料不足で連休明けの米国株動向を待つと言う展開になります。上下どちらに振れるかは投機筋や短期筋の動き次第。

 

 

【投資アドバイス】

対中制裁関税第4弾が予定通りに発動され、中国も同時に報復関税を発動。米中共に関税を上乗せする展開になり、米中情勢の先行きに一段と警戒が強まっています。しかし今日の日本市場は過度に悲観が強まると言う展開でもなく、朝方の売りが一巡した後は横ばい推移で膠着した展開に。投資家心理としては、対中制裁関税第4弾の発動によって、米国株がどう反応するかが読み切れず、一応リスク回避の売りは出したものの限定的と言う感じの展開。今夜の米国市場は祝日で休みですので日本市場は明日も米国株待ちと言う展開になりそうです。米中情勢に加えて今週は米欧中の経済指標の発表も相次ぎます、更に英国のEU離脱期限も近づきつつあり、日本においても10月からは消費税が引き上げられます。韓国政治の迷走や今は落ち着いているイラン情勢など、警戒すべき情勢が目白押しと言う外部環境に大きな変化も有りません。しかしそのような状況にもかかわらず株式市場ではパニック売りが強まるわけでもなく、弱含みでは有るもののそれなりに底堅さが有る展開が続いています。その理由はこれまでにも述べて来ましたが、世界的な金融緩和スタンスや政策発動期待、加えて需給面では裁定売り残高が過去最高水準に積み上がり、下がれば日銀のETF買いや企業の自社株買いなど、買い需要がそこそこ有る事も株価下支え要因になっています。ざっくりと言えば今週は米欧中で経済指標の発表が相次ぎますが、良ければ世界経済への安心感が高まり、悪くても政策期待が高まると言う感じで、売りが出難いのでは無いかと思います。唯一売り材料になりそうなのが米中貿易協議を巡る動向だと思います。仮に貿易協議が延期される事になれば一時的には悲観売りが強まると思います。反対に協議が行われる事になれば結果はどうであれ一旦は好感買いの動きが強まり株価は上昇すると思います。しかし結果が伴わなければ先々再度下げに転じますので、米中情勢を睨みながら一喜一憂すると言う状況は変らないと思います。現状ではまだ米中合意に達すると言う期待は持てず、いずれ合意に達する時期は来ますがそれはまだ先の事だと思います。米経済は現状では依然良好、減速が懸念されるシグナルは幾つか点灯はしていますが直ぐに急速に悪化するような状況では有りません。中国も同様です、景気減速は緩やかに進んではいるものの、人民元安と政策発動にとって今は何とか持ちこたえています。米中共に貿易戦争による悪影響に耐え得る限界はいずれ訪れますがそれはまだ先の事です。もう暫くは引き続き日々出て来る材料に一喜一憂する展開が続きます。慎重なスタンスを維持し、全体よりも個を重視、そして安値買いを狙って時間をかけて吹き上げを待つ、そのような投資が最もリスクの少ない投資だと思います。もう暫くは忍耐力が求められる投資環境が続きますが、我慢すべき時に我慢してこそ、いずれ米中が合意に達した時、大きな利益を得る事につながると思います。

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2020年10月
« 9月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
ページ上部へ戻る