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出島テクニカルワールド(8月29日推奨銘柄 )
- 2019/8/29
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
8/29(木)日経平均株価は▼18円の20460円で終了。昨夜の米国株は反発したものの買い戻し主導との見方が強く日本市場の追い風にはならず、又日本時間では円高に振れ、9/1発動の対中制裁関税第4弾も警戒され、今日も買い見送りムードが強い展開で日経平均は小幅に下落。9/1は日曜日で、9/2は米株式市場は祝日で休場、9/1発動の対中制裁関税第4弾の影響が米国市場にどう表れるかは9/3まで待たなければならず、そのような日程も売買見送り姿勢を強める要因です。暫くはリスクを取る方だけが参加し、安全重視なら相場環境が良くなるまで無理はしないで売買を休むのも一考です。上下に行き過ぎた動きが有れば逆張り対応、しかし膠着した値動きが続くなら休むも相場、相場に新たな局面が訪れるまでは無理をしてまで売買をする事は有りません。
<カラ売り推奨>【銘柄情報】【本日終値1807円】
(東1)ブラザー工業(6448) 電気機器 100株
同社はプリンターなどデジタル複合機が主力でミシン、産業機械などを手掛けています。中国などで生産し、欧米中心に販売していますので米中貿易戦争の長期化も懸念される状況を考えると株価も上値の重い展開が続きそうです。今期の第1四半期決算も減収、二桁の減益となり、足元厳しい事業環境となっています。直近の株価動向としては7月以降下げ基調が続いた後に直近では下げ渋りの動きを見せており、今後の米中情勢や円相場次第では1900円~2000円付近までのリバウンドは有るかもしれません。しかし米中貿易協議が合意しない限り同社株価の上値は限定的、仮にリバウンドが有ったとしても、リバウンド一巡後には再度下げに転じる事になりますので、投資スタンスとしては、想定される戻りの高値圏で待ち伏せし、カラ売り狙いが妥当な対応だと思います。まずは1900円付近で待ち伏せ、仮に2000円付近が有れば売り上がり、1900円以上への戻りが無ければ無理はせずに又次の機会を待ちたいと思います。いつ何が飛び出すかわからないトランプ発言を考えれば、無理をしてまで売買をする必要は無く、中途半端な価格での待ち伏せはせずに、上下共にやや行き過ぎと思われる価格で待ち伏せし、約定すれば儲け物、出来なくても良しと言う感じの対応が最善です。当面の下値目処は1700円付近になりますので利食い目処は1700円接近時、但し2100円を超えた場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1売りポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2売りポイントでエントリー
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プリンタなどデジタル複合機が主柱。中国等で生産し欧米中心に販売。ミシン首位級。産機注力。産業印刷は欧州など堅調。産機は中国鈍調も下期回復。主柱のプリンタは横ばい、カートリッジなど消耗品減少。ECやサブスクモデル強化で販管費増。円高の影響もあり営業減益。配当性向35%目安。 |

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