リアルタイムサービス(8月27日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は195円高の20456円で終了。中国との貿易協議を再開すると言うトランプ発言を受けて昨夜の米国株が反発。

本日の日経平均も買戻しが先行する展開で一時20529円まで上昇しましたが買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小して終了。

トランプ発言にはこれまでにも翻弄されて来ましたので貿易協議再開発言も素直には信じられず。

又、貿易協議が再開しても合意に至る可能性は少なく、市場参加者の多くも米中貿易協議は長期化する事を前提に対応しているのが現実です。

一時的な前向き発言だけでは一時的な買戻しが入るのが限界で状況を本質的に変えるようなインパクトは有りません。

米中情勢に関しては、最後はやはり政治的な決着になると思います。理屈や正論では米中合意は望めず、トランプ大統領と習近平国家主席がどの時点で折り合うのか。

米中共にこの先自国の経済情勢や株価など、耐え得る限界が近づいた時に、最後は政治的妥協で一旦合意に至る、そのような結末を想定しています。

そう言う意味では米中対立が解決する時期に関しては誰にも予測が付きません、いずれ解決の時期が来るとしても、それまでは常に先行き不透明と言う状況の中で株式投資を考えていかなければなりません。

9/1から対中制裁関税第4弾が実行され、米中貿易戦争も新たな段階へと突入します、米国でのクリスマス商戦向けに悪影響が有るとされる製品に関しては関税発動は12月まで先送りされていますが、そう言う意味ではこれから始まる米中貿易協議の1つの期限は12月と言う感じです。

来年の米大統領選挙までの日程を考えた場合、米中貿易戦争が長引き、大統領選挙間近に米景気が大きく悪化していると言う事はトランプ大統領にとっては最悪の事態になります。

そのような事情から逆算すれば、米中対立もそう長くは引っ張れず、年内一杯、又は来春までには一旦決着して、米大統領選挙が近づいた時には好景気の状態と言うのが理想的。

そして大統領選挙で勝利すれば再び米中貿易戦争が始まる、そのような展開も想定されます。

中国としては大統領選挙でトランプ敗北を期待していると思いますが、これだけは実際に終ってみなければわかりません。

米大統領選挙前の妥協が良いのか?大統領選挙でトランプ敗北に賭けるのが良いのか?中国にとっても難しい大きな判断になります。

当面は米中情勢に振り回される状況が続きそうな株式市場ですが、これまでにも述べて来たように過度に悲観的になる必要は有りません。

楽観は出来ませんが、悲観的になる必要もない、ある程度は上下に振れると言う展開を想定した上で、全体よりも個を重視、そのような投資スタンスが引き続き日本市場では最善の対応になります。

必要以上のリスクは取らず、過大な利益は望まず、適度なリスクで適度な利益を狙う、資金的余裕を十分に残しながら対応して行けば何も問題は有りません。

先々米中貿易問題が解決した後には大きな利益を狙える投資環境が訪れます。

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