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出島テクニカルワールド(8月27日推奨銘柄 )
- 2019/8/27
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
8/27(火)日経平均株価は△195円の20456円で終了。中国との貿易協議を再開すると言うトランプ発言を好感して昨夜の米国株が反発、米国株高の流れを引き継ぎ本日の日経平均も反発しましたが、二転三転するトランプ発言を素直には信じられずと言うムードも強く、買戻しが一巡した後は戻り売りに押されて上げ幅を縮めて終了。引き続き日々出て来る材料に一喜一憂して上下に振れると言う展開を想定して対応して行くのが賢明、上に振れればカラ売りを狙い、下に振れれば突っ込み買いを狙うだけの事です。暫くはリスクを取る方だけが参加し、安全重視なら相場環境が落ち着くまで無理はしないで売買を休むのも一考です。
<カラ売り推奨>【銘柄情報】【本日終値1109円】
(東1)いすゞ自動車(7202) 輸送用機器 100株
トラック製造販売大手の同社ですが、東南アジア地域や中国などが製造販売の重要な拠点となっており、米中貿易摩擦の激化による中国及び東南アジア地域の景気減速は同社業績にとってもマイナス。加えてジリジリと進む円高も同社業績に悪影響を及ぼします、8/2に発表した今期の第1四半期決算も二桁の減益となり、米中貿易戦争の長期化も懸念される状況を考えると株価も上値の重い展開が続きそうです。直近の株価動向としては8月以降下げ基調が続いた後に直近では一旦反発の兆しも見えており、今後の米中情勢や円相場次第では1200円~1250円付近までのリバウンドは有るかもしれません。しかし米中貿易協議が合意しない限り同社株価の上値は限定的、リバウンド一巡後には再度下げに転じる事になりますので、投資スタンスとしては、想定される戻りの高値圏で待ち伏せし、カラ売り狙いが妥当な対応だと思います。まずは1200円付近で待ち伏せ、仮に1250円付近が有れば売り上がり、1200円以上への戻りが無ければ無理はせずに又次の機会を待ちたいと思います。いつ何が飛び出すかわからないトランプ発言を考えれば、無理をしてまで売買をする必要は無く、中途半端な価格での待ち伏せはせずに、上下共にやや行き過ぎと思われる価格で待ち伏せし、約定すれば儲け物、出来なくても良しと言う感じの対応が最善です。当面の下値目処は1000円付近になりますので利食い目処は1000円接近時、但し1300円を超えた場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1売りポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2売りポイントでエントリー
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国内トラック製造販売大手。タイでピックアップも。ディーゼルエンジン生産、海外販売に強み。販売計画52・7万台(1%減)。国内でトラック台数減。産業用エンジンは伸びるが、小型機種増で採算軟化。物流費、開発費増重く営業減益だが、会社計画はピックアップ車販売予想を慎重視。 |

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