リアルタイムサービス(8月27日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は248円高の20509円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に反発して上昇、「米中貿易交渉担当者が電話で協議し、米中協議を再開する、とても大きな事が起きるだろう」とトランプ大統領がG7で記者団に発言。

加えてイランとも環境が整えば会談をする可能性を示し、対イランへの緊張緩和も買い材料に。

しかし前日の大幅下落を考えると昨夜の上昇も自律反発の域は出ず、米中協議の再開発言もイランとの首脳会談示唆も、本気で期待している市場参加者はいないと言う感じ。

前日に株式市場が大きく下げていますので、トランプ大統領が株価反発材料を提供しただけ、そのような見方が多数派です。

又、米中貿易交渉担当者が電話で協議をしたと言う事に関しては中国政府はそのような事実は無いと発表しており、トランプ大統領の発言に関しては素直に受け入れる事は出来ません。

米中交渉に関して、トランプ大統領の発言は二転三転と言う感じでころころと変化しますので引き続き注意深く対応して行く方が良いと思います。

又、イランとの首脳会談の可能性に関してもG7において、欧州に配慮しただけの事だと思います。

引き続きトランプ発言に一喜一憂すると言う状況に今の所は大きな変化は無いと思います。

昨夜の米国株が反発し、円高も一服している事から本日の日経平均も買い戻し優勢の展開で反発。

日米貿易協議が大枠で合意し、米中のような状況になら無かった事は株式市場にとっては安心感に繋がっています。

多少は譲歩しても、日本製品の排除的な動きにならなかった事は十分に評価出来ると思います。

日本市場の現状をテクニカル面から見てみると、25日移動平均線が75・200日移動平均線とデットクロスを示現して現状は下降トレンドの流れに有ります。

下降トレンドとは簡単に言えば、一時的に上昇しても再度下げて来ると言う状況で、先々25日移動平均線を上回るまでは下降トレンドの流れは続きます。

その25日移動平均線は本日20900円台に位置しており、この先日々少しずつ低下して来ます。

日経平均は8月に入ってから急落し、8/6に20110円まで下げた後は20100円台が下値支持帯となり、20700円台が上値抵抗帯となって上げ下げを繰り返す値動きになっています。

日経平均のPBR1倍が2万円付近ですので、当面は日経平均2万円の攻防が想定されますが、一方では裁定売り残高が過去最高水準に積み上がっており、大きな好材料でも出て来ると買い戻しによって急上昇する可能性も秘めています。

需給面においては、裁定売り残高は先々の買い需要になりますので、下だけを見ていると足元をすくわれかねません。

今の日本市場においての最善の投資スタンスは、テーマ性を持つ内需系の中小型株に的を絞り、安値買いに徹してじっくりと吹き上げを待つと言うスタンスです。全体よりも個を重視、そのような対応を続けていれば最終的には結果は付いて来ます。

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