週トレ短期売買(8月26日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

8/26(月)日経平均株価は▼449円の20261円で終了。先週末の米国市場は大きく下落、NYダウは623ドル安となりナスダック指数は239P安。まずは中国政府が対米報復措置を発表した事で米株式市場も売りが強まり下げ幅を拡大。しかしその後ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演が追加利下げを示唆する内容との見方が強まり米株式市場も上昇に転じてプラス圏に浮上。しかしトランプ大統領の中国への対抗措置発表を受けて株式市場は急落、下げ幅を広げて終ると言う展開になりました。中国の報復措置の発表を受けてトランプ大統領はすかさず対抗措置を発表、これまでかけていた関税の引き上げと、対中制裁関税第4弾の税率の引き上げを発表し、中国は必要ないとまで表明。注目されていたジャクソンホール会議に関してはほぼ想定通りの結果で無難に通過しましたが、米中の新たな報復合戦が始まり、米株式市場も再度悲観ムードが強まる展開に。米中対立の一段の激化を受けて円相場は一時104円台の半ばまで円高が進み、その後円安に振れて現在は105円台の前半で推移。日経平均株価も売り先行で始まり寄り付き直後には20173円まで下げ幅を拡大、しかし売り一巡後は押し目買いや買い戻しで下げ渋り20200円付近での膠着した展開になっています。中国の報復措置と、米国の対抗措置と言う展開は想定済みの事では有りますが、米中の終わりが見えないチキンレース状態は投資家心理を一段と萎縮させてしまいます。もう1つの注目イベントであったG7首脳会議は完全に蚊帳の外と言った感じです。米中対立に対して打つ手は無く、共同声明も採択されず、存在意義が問われる状況です。しかしながらこれまでにも繰り返し述べて来たように、株式市場の下落はトランプ大統領にとっては対中強硬姿勢を和らげる動機になります。中国にしても、一段の経済減速は米国への歩み寄りの動機を強める事になります。米中チキンレースも、株価下落、景気減速が強まるほどに、米中歩み寄りの気運を強まる結果に繋がります。

加えて米中対立が激化し、株価下落や景気減速への懸念が強まれば景気対策発動気運を高めると言う一面も有ります。又、今日は日経平均や日経平均を構成している主力銘柄などの下げは大きいものの、テーマ性を持つ内需系の中小型株の下げは限定的です。全体よりも個を重視と言う投資スタンスで対応する限りは過度に悲観的になる必要は有りません。

現在保有している銘柄に関しても保有継続で上昇を待つと言う対応で良いと思います。又、テーマ性を持つ内需系の中小型株に安値が有れば突っ込み買いを狙うと言う考えも変わりは有りません。しかし今日などは買いを考えるほどには下げていませんので買いを急ぐ必要はないと思います。引き続きじっくりと状況を見極めながら対応して行けば良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中対立が一段と激化し先週末の米国株が大きく下落、リスク回避の円高も進み、再び先行きへの不透明感が強まっている株式市場です。しかし大局的に見れば米中情勢の動向と日々出て来る材料に一喜一憂して上下の振れている相場に変わりは無く、米中情勢に大きな変化が無い限りこの先もそのような状況は変わらないと思います。不安定に上下に振れると言う展開を想定した上で、全体よりも個を重視、そのような発想で対応して行く投資環境が続きます。

 

 

【明日の見通し】

明日の日本市場は今夜の米国株動向と円相場次第ですが、全体よりも銘柄重視で対応して行くべきと言う投資環境に変わりは有りません。上昇して強気にならず、下げて弱気にならず、そのような発想で対応して行く投資環境が続きます。

 

 

【投資アドバイス】

米国の対中制裁関税第4弾に対する報復措置を中国が発表し、それに対する対抗措置を米国が発表。関税合戦を嫌気し先週末の米国株が大きく下落、円相場も一時104円台半ばまで円高が進み、本日の日経平均も急反落の展開で大きく下落。しかし本日の日本時間では円相場は105円台を回復し、日銀によるETF買いの下支えも有り、日経平均は寄り付き直後に付けた20173円を安値に、少し下げ幅を縮めて終ると言う展開に。寄り付いた後に一段と下落すると言う展開にはならず、過度な悲観は強まりませんでした。しかし米中情勢の先行きへの警戒は一段と高まっており、楽観出来るような状況でも有りません。しかしながら過度に悲観的になる必要も無いと思います、米中対立の長期化は想定内の事で、米中対立激化で株価が下落し景気減速懸念が強まれば米中歩み寄りの動きが出て来るのがこれまでのパターンです。加えて緩和的な金融政策や政策発動への期待も株価下支え要因になりますので、楽観は出来ないものの過度な悲観も不要、そのような発想での対応が現実的には最善になると思います。但し米金融緩和は円高に繋がる要因ですので、もう一段の円高には警戒が必要です。ざっくりと言えば円高が業績への痛手となる企業は引き続き弱含みの展開が続きます。しかし安易にカラ売りと考えると、いつ何が出て来るかわからないトランプ発言ですので、主力系の銘柄に関しては売買をしないと言う対応が最善だと思います。一方では、テーマ性を持つような内需系の中小型株に関しては突っ込み買いを狙って吹き上げを待つと言う投資が最善。安値を拾って吹き上げを待つ、そのような対応をしていればリスクも少なく適度な利益は狙えると思います。但しこの場合も安値買いに徹する事が不可欠です、今は中途半端な価格帯で買っても、なかなか思うようには利益になりません。売られ過ぎのような安値を待ち、そのような場面が有れば買うけれども、無ければ無理には買わず、安値を待ち続けると言うスタンスが最善です。今日も日経平均は大きく下がりましたが、日経平均のPBR1倍水準の2万円にはかなり余裕を残しています。

又円高懸念に関しても、米連続利下げを想定すれば、一段の円高進行も懸念されますが、日銀も何もしない訳ではなく、円高が行き過ぎれば当然可能な限りの追加緩和を打ち出して来ます。又、米利下げが続いたとしても米国にはまだ金利が有ります、一方の日本はゼロ金利で一部ではマイナス金利ですので、円買いの動きが必要以上に強まる事はないと思います。米中対立が一段と激化していますが、本日中国からは米国とは交渉を通じて問題を解決して行きたいと言うコメントも出ています。引き続き慎重な対応が求められる投資環境が続きますが、全体よりも個を重視、そして安値買いに徹して吹き上げを待つと言うスタンスなら弱気になる事は有りません。買い出動自体は限定されますが、それも安全度を高めるリスク管理のようなものです、無理をせず、じっくりと対応して行く事が結果的にはリスク少なく利益を得る事に繋がると思います。

 

 

 

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