リアルタイムサービス(8月15日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は249円安の20405円で終了。昨夜の米国株が大きく下落し、今日の日本市場も売り先行で始まり一時は20184円まで下げ幅を広げましたが、売り一巡後は買い戻しで下げ幅を縮めて終了。

朝方は売り先行で始まった日本市場でしたが、思ったほどに円高は進まず、次第に買戻しが強まると言う展開で日経平均も下げ幅を縮小。

又、昨夜の米国市場での長短金利の逆転も、米景気後退を考えるには時期尚早、足元好調な経済が継続しており、長短金利の逆転も一時的な需給の歪みとの見方が大勢です。

AIやアルゴリズムなど、機械的に判断をして売買をする傾向が増加している事から債券市場でも株式市場でも一時的に行き過ぎると言う動きが顕著に有ります。

例えば1つのきっかけとなる材料が出ると、債券市場も株式市場も一方向に価格が振れ易いと言う一面が有ります。

昨夜の米国株の大幅下落も長短金利の逆転もその類の出来事と言う感じです、現時点では過度に悲観する事も無いと思います。

しかし楽観して良いと言う事ではなく、米中貿易摩擦の激化によって世界経済に悪影響が出ている事は間違い有りません。

しかし今の段階では金融緩和と景気対策で大きな悪影響は無いと言うだけで、今後に関しては不透明感が有る事は否定出来ません。

ドイツの4-6月期GDP速報値がマイナスになった事も、中国経済が減速している裏返しのようなものです。

ドイツと中国は貿易量も多く、ドイツ経済は中国経済の影響を良くも悪くももろに受けます。

又、ドイツ経済は欧州経済の中での機関車のような存在ですので、ドイツ経済の落ち込みは他の欧州諸国の経済にも悪影響を与えます。

このように回りまわって東南アジア諸国や日本にもいずれは悪影響が出て来て、最終的には米国経済にもそれ相応の悪影響は出て来ます。

しかし悪影響も緩やかであれば、金融緩和や景気対策によって有る程度カバーが出来ます。

そう言う意味では現段階では対処可能と言う事になりますので米中貿易戦争に対しても過度に悲観的になる事は有りません。

但しこの先対中制裁関税第4弾が発動され、その後関税が順次引き上げられるような事にでもなれば状況は一段と悪化します。

今はまだ大丈夫、しかし先行きに関しては不透明感が否めず、引き続き注意は必要、そのような感じです。

今日はもっと下がるかと思われましたが、終って見れば249円安で下げ幅は限定的、株式市場が引けた後に円安が進み106円台を回復するなど、市場参加者が少ない薄商いをついて投機筋が活発に動いているような感じも有ります。

しかし投機筋の売買も多くは一過性です、短期売買の繰り返しと言う売買が多く、下がれば上がる、上がれば下がると言うように、上下に振れるような値動きになり易い一面が有ります。

順番から言えば明日は上がると言う事になりますが、今週の値動きに関してはさほど考えず、単に上下に振れているだけと見るのが妥当です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

過去レポート

カレンダー

2023年2月
« 5月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728  
ページ上部へ戻る