リアルタイムサービス(8月8日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は76円高の20593円で終了。今日は人民元安が一服し、中国株やアジアの主要株価指数も反発した事から日本市場でも買戻しが強まる展開になり日経平均は5日ぶりに反発。

しかし米中対立激化、米連続利下げ観測による円高圧力の高まりと言う状況に変化は無く、今日の日経平均上昇も下げ途中の一旦中休みと言う感じの局面。

テクニカル面でも5日移動平均線は20700円付近に位置しており、日経平均はまだ5日移動平均線を下回る状況です。

最低でも5日移動平均線を超えるまでは再度下振れする可能性は意識して対応する方が賢明です。

経済環境に問題なく、企業業績も好調な中で、突発的な悪材料が出て株価が急落したような時には安値を積極的に拾って先々の上昇を待つと言う対応で良いのですが今はその様な状況では有りません。

今は、米中対立の激化によって経済環境は徐々に悪化し、企業業績も急速に悪化している状況、株価を下支えしているのも世界的な金融緩和環境だけで、安易な安値拾いも慎重に考える必要が有ります。

米中対立の激化によって、仮に米中経済が共に傷つくような展開になれば、日本経済も無傷ではいられません。

加えて急速に円高が進んでいる状況です、この先の米中情勢次第で米国の利下げ動向も決まると言う状況で、それによって円高がどこまで進むかも決まります。

テーマ性を持つような内需系の中小型株に関しては大きな問題は無いと考えていますが、日経平均の動向に関しては安易に楽観出来るような状況では有りません。

ざっくりと言えば日経平均に対しては弱気、グローバルに事業を展開している主要銘柄に対しても弱気、唯一強気で対応出来るのはテーマ性を持つような内需系の中小型株だけ、しかしそれでも株価下振れ時の安値買い狙いと言う投資スタンスが最善です。

日経平均のPBR1倍水準が2万円付近ですので、当面は日経平均2万円付近が大きな下値支持帯として意識されると思います。

テクニカル面では今年の1/4日足チャート上のマド埋めが19692円ですので、19700円前後までの一時的な下振れは可能性としては有ると思います。

株価の習性として時には多少行き過ぎると言う事も有りますので、ざっくりと言えば日経平均2万円~19700円が当面の大きな下値支持帯になると思います。

もちろんこの先米中対立の緩和や新たな好材料が出て来れば下値を試す動きは無くなり、逆に上値を試すと言う流れになる可能性も有りますが、株式投資をする上では、希望的観測よりも最悪のケースを想定した上で、最善の対応を常に考えると言う方が賢明です。

今株式市場を取り巻く状況を考えた場合楽観はまだ時期尚早、再度悲観が強まり、再度下振れする展開を想定した上で、それでも最終的には利食いが出来るような投資をする事が最善の対応です。

まだ買い出動を急ぐ必要は有りません、引き続きじっくりと状況を見極めながら、可能な限りリスク少なく利益を狙える投資を厳選して随時実行して行けば良いと思います。

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