リアルタイムサービス(8月7日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は68円安の20516円で終了。前場には一時20406円まで下げ幅を広げる場面も有りましたが、円相場が106円台を維持し、中国株も反発していた事から後場は再度上昇に転じて下げ幅を縮めて終了。

一旦下げ渋りと言う感じの展開ですが、買いの大半は買戻しが中心ですので上値も重い展開です。

依然米中情勢の先行きには不透明感が強く、円高警戒ムードも依然継続中、米中対立の激化が米利下げムードの高まりとなり、円高圧力が強まると言う連鎖ですので、ざっくりと言えば米中対立の激化が続く限り円高圧力が続くと言う困った状況になっています。

日経平均をテクニカル面から見てみると、上方から下降中の5日移動平均線が本日終値時点では20890円に位置しており、最低でもこの5日移動平均線を超えるまでは再度下振れすると言う可能性は残ります。

そう言う意味では一旦下げ渋りを見せている日経平均ですが、現時点では楽観は出来ず、もう暫くは再度下振れする展開も想定した上で対応する方が良いと思います。

ざっくりと言って今はまだ最悪の展開も想定した上で対応している方が無難です。しかし最悪の展開と言える、もう一段大きく下落すると言う展開になればそれはそれで先を見据えた安値買いの好機にもなりますので悲観する事はないと思います。

仮にもう一段大きく下振れするような展開になったとしても長い目で見れば一時的なものです。

時間の経過と共に下げた株価は元に戻りますので、再度大きく下げる展開が有った時にはただ安値買いを実行するだけの事です。

逆にトランプ発言などで、米中情勢に好転の兆しが出て来れば保有している銘柄も上昇しますので、買値を超えて来れば利食いを考えれば良いだけの事。

米中情勢もトランプ大統領次第と言う感じですが、米国株の下落が続くようだと対中強硬姿勢も当然変化が出て来ます。

加えて米経済に減速懸念が強まれば同じように対中強硬姿勢も軟化します。そう言う意味では今後発表される米経済指標も米中情勢を判断する上では重要な要素になって来ます。

中国にしても背景は同じで、国内経済が一段と悪化するようだと政権への批判が強まりかねず、過度な中国経済の悪化は容認出来ないはずです。

しかしながら米国から一方的にやられっぱなしで妥協する事も出来ず、ギリギリまでは抵抗しながら最後は妥協出来る落とし所へ持ち込むと言うのが想定される中国の対応です。

米国による対中制裁関税第4弾発動の期限が9/1ですので、まずは9/1が株式市場にとっては大きな山場と言う事になります。

米中歩み寄りの動きが見えるのか?それとも9/1以降も引き続き米中対立は一段と激化して行くのか?それとも9/1を待たずに大きな状況変化が訪れるのか?

難しい対応が求められる投資環境では有りますが、全体よりも個を重視、そして安値買いを狙って吹き上げを待つ、と言う投資スタンスであれば弱気になる事はないと思います。

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