リアルタイムサービス(8月1日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は19円高の21540円で終了。昨夜の米国市場では、0,25%の利下げが決定したものの、パウエルFRB議長が利下げサイクルの始まりでは無いと明言した事から、連続利下げの展開を期待していた株式市場は失望売りで反応。

本日の日本市場も売りが先行する展開で寄り付き直後には日経平均も21288円まで下振れしましたが、売り一巡後は買い戻しで下げ幅を縮め、終って見れば小幅高。

米利下げも単発で、利下げサイクルの始まりでは無いとなれば、為替市場においては円安要因になりますので今日の円相場も円安が進み109円台を回復。

パウエルFRB議長が利下げサイクルの可能性も示唆していれば円相場も一段高になりかねない局面でしたが、日本市場にとっては最も悪影響が少ない結果になったと言う感じです。

しかしながら日本市場の底堅さは予想以上、米中貿易協議に何も進展が無かった事も売り材料にはならず、下げれば買いが入ると言う相場の地合いは投資家心理にも安心感をもたらします。

しかしながら上値は重いと言う事も事実で一段高を期待出来るような背景も有りません。

暫くは夏枯れ相場の中で日々出て来る材料に一喜一憂し、上下に振れながら大きな材料の出現を待つ、その様な相場状況が続きそうです。

明日の週末は米国では、米7月雇用統計の発表に加えて幾つかの経済指標が発表されます。

足元の米景気はどうなのか?強い数字になれば今後の利下げ期待が一段と低下し売り材料になると思います。

しかし逆に弱い数字であれば再び利下げ期待が浮上しますので株式市場にとっては、悪い経済指標は買い材料になると言う展開になります。

この先定期的に出て来る米経済指標を睨みながら数字に一喜一憂する米国市場、加えて米中情勢の動向やトランプ発言、イラン情勢や英国情勢などもおりに振れて株式市場に影響してくると思います。

今後の日本市場の動向も基本的には米国株次第に変わりは有りませんが、円相場の動向も株価を左右する大きな要因で有る事に変わりは有りません。

日本市場にとっての理想的な展開は、米国株が上昇し円安が進む事ですが、利下げ期待に一喜一憂している米国株の状況を見る限りでは、相反する部分も有り、その様な理想的な展開は期待薄です。

日経平均は上がらずとも下がらずと言う展開になり、個別物色の動きが強まる事が今の日本市場においては現実的最善の状況だと思います。そう言う意味では決算発表が一巡した後に大きなテーマ性で物色されるような展開が理想的かもしれません。

例えば5G関連、AI、サイバーセキュリティ、キャッシュレス、IoT、電池、自動運転など、今後市場の拡大が期待されている分野に注目があたり、関連銘柄が物色されると言う相場状況が理想的です。

遅かれ早かれ年内にはその様な状況は訪れると思いますが、少し前からその様な銘柄の安値を仕込み吹き上げを待つと言う発想も大いに必要です。

先を見据えて利益の種を巻く、その様な発想も持ちながらこの先の対応も考えて行きたいと思います。

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