リアルタイムサービス(8月1日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は4円高の21525円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落する展開に。米FOMCでは予想通り0,25%の利下げが決まりましたが、パウエルFRB議長が会見で、今回の利下げはあくまでも予防的な利下げで、利下げサイクルの始まりではないと明言した事で株式市場も失望売りが強まる展開に。

一方米国債など保有している資産の縮小に関しては9月末の終了予定を2ヶ月前倒しして7月末で終了する事を決定。

量的緩和の正常化を進める保有資産の縮小を終了する事は株式市場においては若干ですが好材料にはなると思います。

米利下げも今のところは単発で終る事になり円相場に関しては円安要因になりますので日本株にとっては追い風になります。

本日の日本市場も米国株の下落を受けて売り先行で始まり寄り付き直後には日経平均も21288円まで急落しましたが、円安進行が安心感となり、日経平均も売り一巡後は押し目買いで切り返す展開で急速に下げ幅を縮小、小幅ながらプラス圏に浮上しています。

米FOMCの結果は、円安要因と言えますので日本の株式市場にとっては良い結果になったと思います。

しかしながら円安になると今後本格化する日米貿易協議への圧力が強まる事も予想されますので、一難去って又一難、トランプ政権が続く限りは通商面での懸念はなかなか消えません。

もう1つの注目要因であった米中貿易協議に関しては予想通り何も決まらず、次回会合が米国で9月に行われる事が決まりました。

事前の期待もさほど高まっていませんでしたので特に失望する動きも有りませんが、米中貿易協議も長期化は必死と言う状況で、中国経済の一段の悪化も引き続き要注意となります。

昨夜の米国市場は失望売りが強まる展開になって下落しましたが、そもそも株式市場の期待が大き過ぎただけの事で、0,25%の利下げ、FRBの保有資産の縮小終了、と言う現実に関しては米株式市場にとってプラスにはなってもマイナスになる事は有りません。

昨夜の米国株の下落も行き過ぎた期待の剥落であり、米金融政策が緩和スタンスへと変った事は間違いのない事実です。

そう言う意味では悲観的になる必要は無く、米国株も行き過ぎた期待の修正が終れば再度上昇に転じると思います。

米中貿易協議に関しても継続して協議が続く間は常に合意期待が維持されると言う事でも有り、悲観する事はないと思います。

ざっくりと言えばこれまでと同じように、日々出て来る材料によって上下に振れながら、大局的に見ればボックス相場的な展開が続く、その様な相場が続く事になると思います。

投資スタンスとしてもこれまで同様に全体よりも個を重視、主力系の銘柄よりもテーマ性を持つ中小型の内需株中心に買いを考えて行くと言うスタンスならさほど問題は無いと思います。

後場の対応は保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います、買い出動に関しては現状では急ぐ必要は有りません。

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