週トレ短期売買(7月8日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/8(月)日経平均株価は▼212円の21534円で終了。先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅に下落、注目された米6月雇用統計が市場予想を上回る結果となり、利下げ期待が後退して寄り付き直後には下げ幅を広げましたが、売り一巡後は買戻しが強まって下げ幅を縮小。米6月雇用統計の結果は、22,4万人増となり、市場予想の16万人増を大きく上回る結果になりました。良好な雇用統計の発表を受けて、FRBも早期の利下げは正当化し難いとの見方が広がり、利下げ期待先行で上昇していた米国株ですので、雇用統計の結果を受けての株価反落も致し方有りません。しかしながら大きく下落して始まった後は押し目買いで下げ幅を縮めて終るなど特に悲観が強まると言う展開でも有りません。利下げ期待は後退したものの、米経済は好調とのムードが強まる事は米国株の下支え要因にもなります。又、米中貿易協議の合意に時間が掛かる事も想定されており、FRBが景気減速への予防的措置として利下げに踏み切るとの見方も根強く、当面は好調な米経済と予防的な小幅の利下げ期待が米株式市場を下支えしそうな感じです。利下げ期待の後退で大きく崩れなかった米国市場は日本市場にも安心感をもたらしますが、本日の日経平均は売りが先行する展開で大きく下落。米利下げ期待と言う買い材料が後退し、先週末時点で120%を超えていた騰落レシオも短期的な過熱感を意識させ、日経平均も一旦適度な調整場面を迎えそうな感じです。しかし米利下げ期待の後退は円安要因になりますので本日の円相場も円安が進み108円台半ばまで円安が進行。日経平均も米利下げ期待の後退で一旦売りが強まり、加えて今週はETFの決算における分配金拠出の為の現物株売りも出て来ますので、受給悪からある程度の下落は想定内の展開。しかし円安進行が日経平均の下支え要因になりますので株価下落も一過性の事、米国市場に大きな悲観の動きが有りませんでしたので、日本市場も目先の売りが一巡した後は堅調に展開に戻ると思います。更に言えば、今日の下落も主力銘柄で構成する日経平均主導の下げで、材料株など個々の銘柄を見れば引き続き個別物色は旺盛な状況です。全体よりも個を重視、銘柄重視のスタンスで対応する限りは日経平均の一時的な調整場面もさほど気にする必要はないと思います。

テクニカル的に見た日経平均の現状は、25日移動平均線が21200円付近に位置しており、6/28日足チャート上のマド埋めが21324円ですので、当面は21300円~21200円のゾーンが大きな下値支持帯です。この先新たに買い出動を考えるとすれば日経平均が21300円~21200円付近まで下げて来た時が全体の流れとしての1つのタイミングです。加えて個々の銘柄の値動きも見極め、全体と個、のタイミングを上手く捉えて、次の買い出動の判断をしたいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米6月雇用統計が強い結果になり米利下げ期待は一旦後退しますが、米経済好調であれば米株式市場も堅調が期待出来、米利下げ期待の後退で円安も期待出来ます。今週はETFの換金売りの影響も有りますが、今週末にはSQも控えており、ざっくりと言えば今週一杯は日本市場は調整継続、来週以降再度上値を試すと言う展開が想定されます。

 

 

【明日の見通し】

明日の日本市場も今夜の米国株次第、10日を過ぎるまでは需給的には売りが優勢、明日も日経平均は調整継続、物色の中心は個別物色、その様な展開になると思います。

 

 

【投資アドバイス】

米6月雇用統計が市場予想を大きく上回る結果になり米国市場での過度な利下げ期待が後退。日本市場では8日と10日に上場ETFの決算が集中している事からこの両日に分配金の資金確保目的の換金売りが強まると見られており、今日の日経平均下落にもそのような需給の悪化が有る程度は影響していると思います。加えて騰落レシオが120%を超えていましたので、短期的な過熱感も警戒され、一旦目先の利食いを急ぐ動きも強まった感じです。

先週末までは強含みの展開が続いていた日本市場ですので、米雇用統計の発表を通過し、結果も利下げ期待が後退すると言う事になれば一旦材料出尽くしのムードが強まる事も致し方有りません。しかしながら弱気相場に転じた訳ではなく、テクニカル面から見れば一旦適度な調整場面を迎えると言う感じです。ETFの決算に伴う換金売りも10日までは続く事が想定されますので10日を過ぎるまでは需給的には売りが出易いと言う状況が続きます。しかし逆に言えば10日を過ぎれば売り圧力も急減しますので需給は一気に好転します、そう考えれば次の買い出動も、10日に大きく下げるならそこが押し目買いのチャンスになるかもしれません。今週末の12日はSQです、SQ週の週央には株価が大きく振れ易いと言う過去の例も有りますので、そう言う意味では今週の10日は安値買いを狙う上においては注目して行きたいと思います。しかしながら仮に日経平均が少し大きく下げる展開になったとしても、買いたい材料株や中小型株が同じように大きく下げるかどうかは解りません。全体よりも個を重視と言う個別物色が中心の相場状況ですので、日経平均が下げても個々の銘柄は堅調と言う可能性も有ります、買い出動の判断に関してはこの先日々の値動きを見ながら柔軟に判断して行きたいと思います。米国では10日・11日にパウエルFRB議長の議会証言が有ります、予防的な利下げを視野に入れながらも足元の米経済が堅調と言う状況で、市場が期待している利下げには難しい判断が求められている状況です。

このような状況下でパウエルFRB議長が米経済の見通しや利下げに対してどのような発言をするのか?対応を間違えれば株式市場も失望売りで大きく下落する可能性も有りますので、パウエルFRB議長もかなり言葉を選んで慎重に発言する事が求められます。

ざっくりと言えば株式市場の期待を裏切らず、好調な経済指標発表の後でも利下げをどのように正当化するのか?パウエルFRB議長の株式市場に対する対話能力が求められます。

弱気になる必要は有りませんが、引き続き難しい対応が求められる相場状況に変わりは有りません。しかし全体よりも個を重視と言う投資スタンスで対応する限りは過度に神経質になる事も有りません。引き続き保有銘柄の上昇を期待しつつチャンスが有れば買い出動を考える、シンプルにこのような発想で対応して行けば問題は無いと思います。

 

 

 

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