出世株発掘ドリーム・レポート(2019年7月5日推奨 )

船イラスト

日経平均株価7/5終値21,746

日経平均0705

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

米中首脳会談において、米中貿易協議再開とファーウェイへの禁輸措置の一部緩和が決まり、株式市場も好感買いが強まる展開となり、日経平均は7/2には一時21784円まで上昇。しかし米中貿易協議が再開しても合意に至るのは難しいとの見方は根強く、ファーウェイへの禁輸措置の一部緩和も世界的に購入可能な汎用品に限ると言う事が明らかになり、5Gを巡る先端技術に関しては禁輸措置は続くと言う事を米国側が発表。ざっくりと言えば米中情勢も、中断した協議が再開するだけの事で、今後の動向に関しては不透明感有りと言う状況に変わりは有りません。 欧州では、次期ECB総裁にフランスのラガルト現IMF専務理事が指名され、同氏が積極的な金融緩和論者で有る事から株式市場も好感。しかし一方では、米通商代表部がEUへの発動を検討している追加関税の対象品目拡大を検討と発表し、貿易摩擦激化への警戒も高まっています。米中に続き、米欧、そして米日とこの先貿易摩擦が激化するのではとの警戒が株式市場の上値の重石と言う感じです。さらにここに来て日本と韓国との関係悪化が顕著になり、経済制裁を発動する展開になっています。 米中情勢は最悪の事態を回避し貿易協議再開となったものの、先にも述べたように欧州や日本、韓国と視野を広げると問題山積の世界情勢です、もう暫くは株式市場を取り巻く環境も予断は許さず、楽観は出来ないと言う状況が続きます。

 

昨夜の米国市場は独立記念日の祝日で休場、本日の日本市場も米国株動向の手掛かり材料が無く、加えて今夜に米6月雇用統計が発表されますので、全般様子見ムードが強く、日経平均も前日終値を挟んで上下に振れると言う小動きの展開です。米金融政策を占う意味でも今夜発表される米6月雇用統計は注目され、内容が強ければ利下げ期待が後退して株安要因に、逆に内容が弱ければ利下げ期待が高まり株高要因になります。実際にはどの程度の強弱か?によって株式市場の反応も分かれると思いますが、米国市場は利下げ期待をかなり織り込んでいると言う状況ですので、米6月雇用統計が市場予想を超えるようだと利下げ期待が後退し、若干売りが強まるかもしれません。又、米6月雇用統計の結果次第で当然円相場も影響を受けますので、日経平均の短期の値動きを左右すると言う意味では今夜の米6月雇用統計の結果は要注目となります。 来週の日本市場では、ETFの決算における分配金拠出の為の現物株売りが出ると見られており、この売りが一巡するまでは需給がやや悪化します。今夜発表される米6月雇用統計の結果を受けて、来週の米国株が上昇する展開になればETFの換金売りの影響も余り気にする必要はないと思いますが、米国株が下落する展開になった時には日経平均の押し下げ要因になるかもしれません。

 

利下げ期待による米国株の上昇だけでは日経平均の上値は限定的、しかし仮に今夜の米6月雇用統計の結果一時的に株価が下落する展開になったとしても、世界的な金融緩和の流れに変化は無く、安値が有れば先を見据えて買いチャンスになると思います。又、米利下げ動向によって日経平均が多少下振れする場面が有っても、日経平均と連動性の無い個別銘柄に関してはさほど悪影響はないと思います。逆に主力銘柄が手がけ難い分だけ個別物色の動きが強まる展開も想定されます。引き続き好業績で割安感の有る銘柄や、業績よりも材料性重視と言った銘柄に関しては、物色が向かい易い相場環境が続きます。 テクニカル面から見た日経平均の現状としては、25・75・200日移動平均線を全て上回っていますので流れとしては上向きです。しかしもう一段の上昇には、まずは今夜の米6月雇用統計の発表を無難に通過し、来週のETFの売り需要を吸収し、一段の円高が進まず、今後発表が本格化する主要企業の第1四半期決算を無難に通過する必要が有ります。このように見てみると日経平均の一段高にはかなりハードルが高いと言う感じもしますが、個々の銘柄重視で見れば割安に放置され、見直し買いの余地が大きいと言う銘柄が目に付きます。その様な銘柄を中心に個別に対応して行くなら、停滞感が漂う相場環境でも弱気になる事は有りません。引き続き個を重視してピンポイントで狙って行くと言う投資スタンスが今の日本市場においては最善の対応だと思います。

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

東証1部 化学 7888 三光合成 7/5終値375

 

買いゾーン①時価②350円台③330円台 

利食い目処700円前後 損切り280円割れ

 

同社は工業用樹脂部品の大手で自動車向けが主体、次世代の自動車車体や部材への利用が視野に入る炭素繊維の強度を生かす成形技術開発に取り組むなど注目材料も有ります。加えて見る方向によって色調や明暗の変化を樹脂製品に与える事を可能にした「ゆらぎ華飾技術」も注目されており、情報・通信機器向け成形品も手掛けていますので5G関連の一面も持ちます。7/3引け後に発表された2019年5月期決算は減収減益となったものの、2020年5月期には増収増益に転じる見通し。1株利益は49円、14円配当で同社1株純資産は628円、業績回復見通しを考えれば現在の株価には割安感有り、見直し買いを期待して買いで対応したい銘柄です。テクニカル的には昨年の2月に849円まで上昇した後下げに転じ、長く下降トレンドが続きましたが今年に入ってからは底値固めを進める動きが続き週足チャート上でも13・26種移動平均線を上回って来ましたので底離れの兆し有りとなります。当面は350円~330円のゾーンが下値支持帯になりますが、時価近辺、350円台、330円台買い下がりを想定して対応したいと思います。業績回復と同社が持つ技術力への再評価期待、現在の株価水準は明らかに評価不足、安値を拾い中長期スタンスで700円付近での利食いを目指したいと思います。

 

7888三光合成 月足チャート

三光合成月足MS

 

 

 

 

 

 

現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は7/16(火)です。

 

 

 

 

 

 

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