リアルタイムサービス(7月4日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は64円高の21702円で終了。利下げ期待の高まりから昨夜の米国市場ではNYダウ、ナスダック指数、S&P500の主要3指数が揃って史上最高値を更新。

本日の日本市場も買い先行で始まり日経平均は寄り付き直後に21755円まで上昇、しかし買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小、上値の重さを感じる展開になりました。

今夜の米国市場は独立記念日で休場ですので、米国勢の参戦が無かった分だけ日本市場の商いも閑散。

更に言えば週末の米6月雇用統計の結果を見極めたいと言うムードも有り、米利下げ期待の高まりも明日の米6月雇用統計の結果次第では株価急反落の可能性も有ります。

米経済指標に弱い物が目立つ様になって来ましたが、それも主に製造業に関するものです。

米経済の主力はサービス業や金融などの非製造業であり、非製造業に関しては依然強い経済指標は続いています。

製造業を見れば景気減速が懸念されますが、非製造業を見れば依然景気は拡大している、これが米経済の現実であり、この結果FRBも金融政策を判断する上では難しい対応を求められています。

米中貿易戦争の結果悪影響を受けるのは主に製造業です、非製造業においては米中貿易戦争の悪影響も軽微、そしてトランプ大統領の支持者は主に製造業です。

中国との貿易戦争を激化させても米経済全体で見れば悪影響は吸収出来ると考えている根拠もここに有ります。

先々仮にトランプ大統領が米中貿易戦争を本気で終わらせたいと考えるとすれば非製造業の景況感が悪化した時です。

その様な状況になれば当然米株式市場も大きく下落しますし、ドル売りが加速します。

しかし現時点ではまだ米非製造業の景況感が悪化するような兆しは見えず、警戒する必要は有りませんが、経済とは人々の心理が大きく影響しますので、今後の米中情勢やイラン情勢、英国のEU離脱動向など、想定外の事が起きた時には非製造業の景況感も急速に悪化すると言う事が無いとも言い切れません。

米株式市場の現状としては、警戒要因は有るものの、世界的な金融緩和スタンスで景気は下支えされるとの根強い期待が堅調な株式市場の根本にあります。

今週の米6月雇用統計も、弱い結果になるとの見方から利下げへの期待が高まっている状況ですが、仮に6月雇用統計が市場予想を上回る結果になった時には短期的には米国株も大きく下落すると思います。

利下げ期待は後退したとの判断になり、直近上昇している分だけ失望売りの反動も大きくなります。

逆に6月雇用統計が弱い内容になれば利上げ期待が一段と高まる事になりますが、その場合でも既に有る程度利下げ期待を織り込んで米国株は上昇していますので一旦材料出尽くしとなる可能性も大。

明日の夜に発表される米6月雇用統計の結果次第で来週の日本株の動向も決まります、利下げ期待が高まる結果になれば円高が進む、しかし利下げ期待が後退すれば米国株は下落するものの円安が進み、それは日本株には追い風になります。

米6月雇用統計の結果次第では若干の波乱も有り得ますが、それでも全体よりも個を重視と言うスタンスならさほど警戒する必要は無いと思います。

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