週トレ短期売買(7月4日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/4(木)日経平均株価は△64円の21702円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸。週末に発表される米6月雇用統計が意識される中で、昨夜は民間のADP全米雇用リポートが発表され、市場予想を下回る内容に。弱めの雇用指標の発表で株式市場では利下げ期待が高まり株価も上昇、米国株にとっては利下げ期待の高まりは好材料になるものの、日本市場にとっては円高懸念が強まるだけに米国市場のようには喜べないと言う一面が有ります。又トランプ大統領がFRB理事に金融緩和に積極的な人物2人を指名すると発表した事も株式市場は好感。前日にはECB次期総裁に金融緩和に積極的なラガルト現IMF専務理事が指名されており、世界的な金融緩和の流れが強まりそうな状況も株式市場への追い風です。米中貿易戦争による悪影響も世界的な金融緩和スタンスによる景気下支えで吸収は可能、世界経済への悪影響も限定的になるとの見方が今のところは株式市場の主流的な考えです。しかしながら欧米金融緩和スタンスは円高に繋がる要因であり、日本株にとっては素直には喜べないと言う一面が有ります。ざっくりと言えば米国株高は追い風になるものの円高進行は逆風、米国株が上昇しても円高に振れれば日本株は上昇出来ず。しかしながら米国株が堅調に推移する状況では日本株の下値不安も限定的です、日経平均に関しては上がり難くなるものの下がる訳でもない。その様な状況においては個別物色に関しては期待が持てると思います、全体よりも個を重視、引き続きその様な対応を続けるなら日経平均の上値の重い展開もさほど気にする事はないと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易協議再開、ファーウェイへの禁輸措置一部解除、米朝対話再開など、好材料を織り込む上昇もほぼ一巡、今後は再び日々出て来る材料に一喜一憂しつつ、円相場睨みの展開になると思います。当面は今週末の米6月雇用統計の結果待ちです、結果を確認するまでは売りにも買いにも動き難い局面です、自ずと物色も個に向かい易く、個別物色に関しては期待が持てそうな状況です。

 

 

【明日の見通し】

今夜の米国市場は独立記念日で休場ですので明日の日本市場も米国株動向と言う手掛かり材料は無く、週末の米6月雇用統計を待つと言う様子見ムードが強まりますので、個別物色中心の展開が想定されます。

 

 

【投資アドバイス】

利下げ期待の高まりから昨夜の米国市場ではNYダウ、ナスダック指数、S&P500の主要3指数が揃って史上最高値を更新。本日の日本市場も買い先行で始まり日経平均は寄り付き直後に21755円まで上昇、しかし買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小、上値の重さを感じる展開になりました。今夜の米国市場は独立記念日で休場ですので、米国勢の参戦が無かった分だけ日本市場の商いも閑散。更に言えば週末の米6月雇用統計の結果を見極めたいと言うムードも有り、米利下げ期待の高まりも明日の米6月雇用統計の結果次第では株価急反落の可能性も有ります。米経済指標に弱い物が目立つ様になって来ましたが、それも主に製造業に関するものです。米経済の主力はサービス業や金融などの非製造業であり、非製造業に関しては依然強い経済指標は続いています。製造業を見れば景気減速が懸念されますが、非製造業を見れば依然景気は拡大している、これが米経済の現実であり、この結果FRBも金融政策を判断する上では難しい対応を求められています。

米中貿易戦争の結果悪影響を受けるのは主に製造業です、非製造業においては米中貿易戦争の悪影響も軽微、そしてトランプ大統領の支持者は主に製造業です。中国との貿易戦争を激化させても米経済全体で見れば悪影響は吸収出来ると考えている根拠もここに有ります。先々仮にトランプ大統領が米中貿易戦争を本気で終わらせたいと考えるとすれば非製造業の景況感が悪化した時です。その様な状況になれば当然米株式市場も大きく下落しますし、ドル売りが加速します。しかし現時点ではまだ米非製造業の景況感が悪化するような兆しは見えず、警戒する必要は有りませんが、経済とは人々の心理が大きく影響しますので、今後の米中情勢やイラン情勢、英国のEU離脱動向など、想定外の事が起きた時には非製造業の景況感も急速に悪化すると言う事が無いとも言い切れません。米株式市場の現状としては、警戒要因は有るものの、世界的な金融緩和スタンスで景気は下支えされるとの根強い期待が堅調な株式市場の根本にあります。今週の米6月雇用統計も、弱い結果になるとの見方から利下げへの期待が高まっている状況ですが、仮に6月雇用統計が市場予想を上回る結果になった時には短期的には米国株も大きく下落すると思います。利下げ期待は後退したとの判断になり、直近上昇している分だけ失望売りの反動も大きくなります。逆に6月雇用統計が弱い内容になれば利上げ期待が一段と高まる事になりますが、その場合でも既に有る程度利下げ期待を織り込んで米国株は上昇していますので一旦材料出尽くしとなる可能性も大。明日の夜に発表される米6月雇用統計の結果次第で来週の日本株の動向も決まります、利下げ期待が高まる結果になれば円高が進む、しかし利下げ期待が後退すれば米国株は下落するものの円安が進み、それは日本株には追い風になります。

米6月雇用統計の結果次第では若干の波乱も有り得ますが、それでも全体よりも個を重視と言うスタンスならさほど警戒する必要は無いと思います。

 

 

【保有銘柄に関するコメント】

米国市場では5日に6月の雇用統計が発表されます、結果が良ければ利下げ期待が後退して株式市場は下落、結果が悪ければ利下げ期待は継続で株式市場は堅調継続ながら一旦材料出尽くしの展開も。ざっくりと言って6月の雇用統計が良かった場合には直近利下げ期待で大きく上昇している米国株ですので失望売りで大きく下げる可能性が有ります。万が一のリスクに備えると言う対応とすれば、保有銘柄で買い値を超えている銘柄、又は損益トントン程度の銘柄に関しては明日は一旦売却してポジションを解消。そして米6月雇用統計の結果を確認してから再度新たな銘柄への投資を考えると言う対応が最善。

 

その様な観点から明日一旦売却してポジションを解消したい銘柄は、三桜工業、レカム、シライ電子工業、夢真HD、アクモスの以上5銘柄。

 

 

 

 

 

 

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