リアルタイムサービス(7月3日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は116円安の21638円で終了。昨夜の米国株は上昇しましたが、今日は再度107円台半ばまで円高が進み、日本市場も売りが先行する展開で日経平均は3日ぶりに反落。

中国で発表された経済指標が低調だった事も売り材料に、米中貿易協議は再開したものの合意に至るかどうかは依然不透明感有り。

米国がEUに対して検討している追加関税の規模を拡大した事も警戒材料、諸々懸念要因が浮上する中で今週末には米6月雇用統計の発表が有りますので、投資家心理としては一旦取れる利益は手堅く取っておこうと言う心理が強まり易い局面です。

必要以上に売り込むような動きは有りませんが、一段の上値を買う動きも出難く、週末にかけては個別物色中心の展開が続きそうです。

来週末の12日はSQになりますので、ざっくりと少し幅を広げて当面の価格変動レンジを示すなら日経平均22000円~21000円と言う感じです。

少し幅を狭めれば21750円~21250円となりますが、上下にどの程度の振れが有るかは今週末の米6月雇用統計の結果と円相場の動向、そしてこの先出て来る材料次第になります。

今は明確な方向性が出るような相場環境ではなく、大局的に見れば米中貿易協議の結果待ちです。

しかしながらその米中貿易協議もいつ合意に至るかは誰にも予測は付かず、現時点では長期化するとの見方が妥当だと思います。

来年の米大統領選挙の思惑なども絡んで来ますので米中合意は来年になる可能性も大いに有ると思います。

又は米経済の状況によっても変化すると思います、米経済が急速に悪化して米国株が急落するような事が有れば歩み寄りから合意が早まると言う展開も有り得ますが、トランプ大統領とはギクシャクしながらもFRBが既に景気下支えの意思を示していますので、その様な可能性は少ないと思います。

当面は明確な方向性が出難い相場環境、したがって日々の値動きも日々出て来る材料次第で上下に振れると言う展開になりやすく、ボックス相場的な展開が続く可能性が大です。

日経平均に関しても米利下げ期待が存在する限り円高懸念が残りますので日経平均の上値は限定的です。

しかし世界的な金融緩和スタンスや日銀のETF買い、GPIFの買いや企業の自社株買いなど株価が下がれば買いが入ると言うように安値買いの需給は良好。

上値は重いものの下値も底堅いと言う展開になりますので余程想定外の悪材料が出て来ない限りは下値も限定的です。

これまでにも繰り返し述べて来た事ですが、膠着した相場展開においては個別物色の動きが強まり易いと言うのが株式市場の習性のようなものです。

7月は4-6月期決算発表も出て来ますので、尚更のこと個別物色が強まり易くなります。

簡潔に言えば米中貿易協議が合意に達するまでは強気にならず弱気にもならず、全体よりも個を重視すると言うスタンスで、安値買いを狙って吹き上げれば一旦利食い実行、このような投資が最善になります。

難しい投資環境においては無理をして多くは望まず、地味でも手堅い対応を続けて小さな利益をコツコツと積み上げて行くような投資が最終的には最善の結果に繋がると思います。

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