週トレ短期売買(7月3日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/3(水)日経平均株価は▼116円の21638円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸。NYダウは3日続伸、ナスダック指数は5日続伸で引き続き買い優勢の展開が続いています。米中貿易協議の再開に加えて昨夜は欧州で次期ECB総裁にフランスのラガルト現IMF専務理事が指名され、同氏が積極的な金融緩和論者で有る事から米国市場も好感。しかし一方では、米通商代表部がEUへの発動を検討している追加関税の対象品目拡大を検討と発表し、貿易摩擦激化への警戒も高まると言う展開に。

米中に続き、米欧、そして米日とこの先貿易摩擦が激化するのではとの警戒が米国株の上値の重石と言う感じです。その米国市場ですが今夜は半日取引で明日の4日は独立記念日の祝日で休場になります。そして休場明けの5日には市場が注目する米6月雇用統計が発表されます。このような背景を考えると今日の日本市場も積極的な売買は期待出来ず、直近大きく上昇しているだけに一旦目先の利食いを優先すると言う動きが強まり易い局面です。昨日は108円台半ばまで進んだ円安も今日は円高が進み107円台の半ばで推移しています。本日の日経平均も売りが先行する展開で株価は反落、今週末の米6月雇用統計の結果を確認するまではポジション解消売りが続きそうです。しかし今週末の米6月雇用統計の結果次第でFRBに対する利下げ期待も変りますので、売り買いどちらか一方にポジションを傾けると言う動きは無いと思います。一旦ポジションを中立にして今週末の米6月雇用統計の結果を待ち、結果を確認した後は再度新たなポジションを持つ、その様な展開になると思います。ざっくりと言えば、米6月雇用統計の結果が弱ければ利下げ期待が高まり株式市場は上昇、逆に結果が強ければ利下げ期待は後退して株価は下落、短期的にはこのような展開になると思います。当面は米利下げ動向に左右され易い相場状況ですので、この先発表される米経済指標に対しては株式市場も一喜一憂し易い、その様な状況です。

7月は国内主要企業の4-6月期決算発表が始まります、好調な決算を発表すれば今期業績のスタートダッシュは良好との見方から買いが強まり、逆に予想を下回る業績なら先行きへの懸念から売りが強まると言うように、足元の業績を重視した売買が強まると思います。

日経平均に関しては、米経済指標睨みと同時に円相場睨みの展開になり、物色の中心に関しては4-6月期決算発表の内容次第、加えて日々出て来る材料次第で個別に物色すると言う動きが強まると思います。引き続き難しい対応が求められる投資環境に変わりは有りません、しかし弱気になる事は無く、安値買いのチャンスが有れば随時買いを考えて行くと言うスタンスも変りません。但し買いを急ぐ必要は無く、じっくりと安値買いのチャンスを見極めながら対応して行けば良いと思います。保有している銘柄に関しても引き続き保有継続で一段の上昇を待つと言うスタンスで良いと思います。忍耐力が求められる投資環境が続きますが、全体よりも個を重視と言うスタンスで対応していれば最終的には結果は付いて来ると思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易協議再開、ファーウェイへの禁輸措置一部解除、米朝対話再開など、好材料を織り込む上昇もほぼ一巡、今後は再び日々出て来る材料に一喜一憂しつつ、円相場睨みの展開になると思います。当面は今週末の米6月雇用統計の結果待ちです、結果を確認するまでは売りにも買いにも動き難い局面です、自ずと物色も個に向かい易く、個別物色に関しては期待が持てそうな状況です。

 

 

【明日の見通し】

米中貿易協議再開を好感する買いはほぼ一巡、今後は日々出て来る材料と円相場次第、今週末の米6月雇用統計の発表を控えて様子見ムードは有りますが、全体よりも個を重視、その様なスタンスなら特に問題は無いと思います。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株は上昇しましたが、今日は再度107円台半ばまで円高が進み、日本市場も売りが先行する展開で日経平均は3日ぶりに反落。中国で発表された経済指標が低調だった事も売り材料に、米中貿易協議は再開したものの合意に至るかどうかは依然不透明感有り。

米国がEUに対して検討している追加関税の規模を拡大した事も警戒材料、諸々懸念要因が浮上する中で今週末には米6月雇用統計の発表が有りますので、投資家心理としては一旦取れる利益は手堅く取っておこうと言う心理が強まり易い局面です。必要以上に売り込むような動きは有りませんが、一段の上値を買う動きも出難く、週末にかけては個別物色中心の展開が続きそうです。来週末の12日はSQになりますので、ざっくりと少し幅を広げて当面の価格変動レンジを示すなら日経平均22000円~21000円と言う感じです。

少し幅を狭めれば21750円~21250円となりますが、上下にどの程度の振れが有るかは今週末の米6月雇用統計の結果と円相場の動向、そしてこの先出て来る材料次第になります。

今は明確な方向性が出るような相場環境ではなく、大局的に見れば米中貿易協議の結果待ちです。しかしながらその米中貿易協議もいつ合意に至るかは誰にも予測は付かず、現時点では長期化するとの見方が妥当だと思います。来年の米大統領選挙の思惑なども絡んで来ますので米中合意は来年になる可能性も大いに有ると思います。又は米経済の状況によっても変化すると思います、米経済が急速に悪化して米国株が急落するような事が有れば歩み寄りから合意が早まると言う展開も有り得ますが、トランプ大統領とはギクシャクしながらもFRBが既に景気下支えの意思を示していますので、その様な可能性は少ないと思います。当面は明確な方向性が出難い相場環境、したがって日々の値動きも日々出て来る材料次第で上下に振れると言う展開になりやすく、ボックス相場的な展開が続く可能性が大です。日経平均に関しても米利下げ期待が存在する限り円高懸念が残りますので日経平均の上値は限定的です。しかし世界的な金融緩和スタンスや日銀のETF買い、GPIFの買いや企業の自社株買いなど株価が下がれば買いが入ると言うように安値買いの需給は良好。上値は重いものの下値も底堅いと言う展開になりますので余程想定外の悪材料が出て来ない限りは下値も限定的です。これまでにも繰り返し述べて来た事ですが、膠着した相場展開においては個別物色の動きが強まり易いと言うのが株式市場の習性のようなものです。7月は4-6月期決算発表も出て来ますので、尚更のこと個別物色が強まり易くなります。簡潔に言えば米中貿易協議が合意に達するまでは強気にならず弱気にもならず、全体よりも個を重視すると言うスタンスで、安値買いを狙って吹き上げれば一旦利食い実行、このような投資が最善になります。難しい投資環境においては無理をして多くは望まず、地味でも手堅い対応を続けて小さな利益をコツコツと積み上げて行くような投資が最終的には最善の結果に繋がると思います。

 

 

 

 

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