リアルタイムサービス(7月2日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は24円高の21754円で終了。今日は前日終値を挟んでもみ合う展開で小幅高で終わりましたが上昇一服感の有る展開でした。

日経平均は上値の重さも有りましたが、個別物色の動きは依然旺盛、明日以降も引き続き物色の中心は個別物色、全体よりも個を重視、その様な展開が続きそうです。

米中首脳会談も無難に通過し、次に意識されるイベントは今週末の米6月雇用統計の発表です。

米中貿易協議の再開によって、FRBへの過度な利下げ期待が後退しており、週末に発表される米6月雇用統計が利下げを支援する内容になるのか?又は利下げ期待を後退させる結果になるのか?

日米共に今週末に発表される米6月雇用統計待ちと言う状況です。

米中貿易協議に関しては協議が再開する事にはなりましたが、再開したからと言って合意が近づく訳では有りません。

米中の基本認識には大きな隔たりが有り、貿易協議が合意に達するには米中どちらかの大きな譲歩が不可欠ですが、現状ではどちらも譲歩は期待出来ず、再度平行線が長く続くとの見方が賢明です。

今回の米中首脳会談で限定的とは言え、ファーウェイへの禁輸措置の緩和が決まった事からこれまでは米国有利との見方でしたが、若干米国の状況にも変化が有るように感じます。

来年の米大統領選挙に向けて、米国内の経済に幅広く配慮する必要も有り、トランプ大統領が対中強硬姿勢を一旦トーンダウンさせる可能性も有るかもしれません。

そうなれば米中共に一定の譲歩をする結果となり、米中貿易協議も合意に至る可能性が高まると言う事も十分に有り得ると思います。

但し純粋な貿易に限っての合意となり、安全保障上懸念が有る分野に関しては対立が長引く、2段階、3段階に分けて協議を進めてその都度順次合意して行くと言う展開も想定されます。

どのような経緯を辿るかは不透明感は有りますが、このまま米中貿易戦争を続けても米中共に益は有りません。

譲歩する所は譲歩して、協議を継続するところは継続する、来年の米大統領選挙が近づけば近づくほどその様に現実的な対応が強まると思います。

しかし一方では、中国、北朝鮮と再度交渉を始めると言う事は、イランに対して一極集中出来ると言う一面も有ります。

場合によっては、イランとの緊張が極限まで高まる事になるかもしれません。その場合、イラン原油の最大の買い手は中国ですので、ある程度の理解を得る必要が有ります。

複雑に絡み合う世界情勢ですので、良くも悪くもいつ想定外の出来事が起きても不思議では有りませんが、その様な相場環境でこそ、全体よりも個を重視すると言う発想が求められると思います。

日本市場の現状としては、米中貿易協議が再開し、米朝対話も再開、米利下げ期待もやや後退し円安気味の展開が期待出来る状況で、個別物色に関しては期待が持てる状況です。

明日も引き続き保有銘柄の上昇を待ちながらチャンスが有れば買い出動を考える、これまで同様にその様な対応を続けると言う事で良いと思います。

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