週トレ短期売買(7月2日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/2(火)日経平均株価は△24円の21754円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に米中貿易協議の再開を好感して大きく上昇して始まったものの、買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮めて終ると言う展開に。貿易摩擦が一段と激化すると言う最悪の事態は回避されたものの、貿易協議が再開しても合意に至るかどうかは不透明、米中対立長期化懸念は引き続き根強く、過度に楽観が強まると言う展開にはなりませんでした。米国株が上げ幅を縮めた背景には、FRBに対する過度な利下げ期待の後退が有ります、米中貿易協議が再開すれば、米中貿易戦争の影響による米経済の悪化懸念も一先ず後退しますので、盛り上がっていた米利下げへの期待も後退する事は想定された事です。

しかしながらそれでも上昇して終りましたので米国市場全体で見れば米中貿易協議が再開した事はプラスと捉えていると言う感じです。ざっくりと言えば、当面は米中貿易協議の推移を見守る、米中協議が中断する前の状態に戻ったと言う事です。昨日は大きく上昇した日経平均でしたが今日は買い一巡の展開で前日終値を挟んでのもみ合いと言う状況です。

円安基調を維持している事から売りが強まると言う展開にはなっていませんが、昨夜の米国株の上値の重さが警戒されて日経平均も上値の重い展開になっています。米中貿易協議の再開を好感する買いは昨日でほぼ一巡、今日からは日々出て来る材料次第で株価も上下に振れる。加えて円相場の動向や7月は4~6月期の第1四半期決算発表も有りますので、個々の企業の業績を見極めながら個別物色の動きが中心になりそうです。好調な決算を発表すれば今期業績のスタートダッシュは良好との見方から買いが強まり、逆に予想を下回る業績なら先行きへの懸念から売りが強まると言うように、足元の業績を重視した売買が強まると思います。又、今週は米国でFRBの金融政策にも大きく影響する経済指標の発表が有ります、週末に発表される6月雇用統計の結果がどうなるのか?強い内容になれば利下げ期待が後退し米国株は下落、逆に弱い内容になれば利下げ期待が高まって株価も上昇、発表される経済指標次第と言う米国株動向ですので若干不透明感のある投資環境になります。米利下げ期待の動向によって円相場が影響を受け、日本株も影響を受けると言う事になりますので、米経済指標の結果は日本株を左右します。投資判断としては、引き続き保有銘柄の上昇を待ちながらチャンスが有れば買い出動を考えると言う基本スタンスに変わりは有りませんが、現時点ではまだ強気に傾くのは時期尚早、銘柄を重視して安値買いを狙うと言う発想を引き続き維持して行く方が良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易協議再開、ファーウェイへの禁輸措置一部解除、米朝対話再開など、好材料を織り込む上昇もほぼ一巡、今後は再び日々出て来る材料に一喜一憂しつつ、円相場睨みの展開になると思います。しかしながら中断していた米中貿易協議が再開した事で暫くは期待先行ムードが続きますので、個別物色に関しては期待が持てそうな状況です。

 

 

【明日の見通し】

米中貿易協議再開を好感する買いはほぼ一巡、今後は日々出て来る材料と円相場次第、しかし買い安心感は高まっていますので、個別物色が旺盛な展開が期待出来ます。全体よりも個を重視、その様なスタンスなら特に問題は無いと思います。

 

 

【投資アドバイス】

今日は前日終値を挟んでもみ合う展開で小幅高で終わりましたが上昇一服感の有る展開でした。日経平均は上値の重さも有りましたが、個別物色の動きは依然旺盛、明日以降も引き続き物色の中心は個別物色、全体よりも個を重視、その様な展開が続きそうです。米中首脳会談も無難に通過し、次に意識されるイベントは今週末の米6月雇用統計の発表です。

米中貿易協議の再開によって、FRBへの過度な利下げ期待が後退しており、週末に発表される米6月雇用統計が利下げを支援する内容になるのか?又は利下げ期待を後退させる結果になるのか?日米共に今週末に発表される米6月雇用統計待ちと言う状況です。米中貿易協議に関しては協議が再開する事にはなりましたが、再開したからと言って合意が近づく訳では有りません。米中の基本認識には大きな隔たりが有り、貿易協議が合意に達するには米中どちらかの大きな譲歩が不可欠ですが、現状ではどちらも譲歩は期待出来ず、再度平行線が長く続くとの見方が賢明です。今回の米中首脳会談で限定的とは言え、ファーウェイへの禁輸措置の緩和が決まった事からこれまでは米国有利との見方でしたが、若干米国の状況にも変化が有るように感じます。来年の米大統領選挙に向けて、米国内の経済に幅広く配慮する必要も有り、トランプ大統領が対中強硬姿勢を一旦トーンダウンさせる可能性も有るかもしれません。そうなれば米中共に一定の譲歩をする結果となり、米中貿易協議も合意に至る可能性が高まると言う事も十分に有り得ると思います。但し純粋な貿易に限っての合意となり、安全保障上懸念が有る分野に関しては対立が長引く、2段階、3段階に分けて協議を進めてその都度順次合意して行くと言う展開も想定されます。どのような経緯を辿るかは不透明感は有りますが、このまま米中貿易戦争を続けても米中共に益は有りません。譲歩する所は譲歩して、協議を継続するところは継続する、来年の米大統領選挙が近づけば近づくほどその様に現実的な対応が強まると思います。しかし一方では、中国、北朝鮮と再度交渉を始めると言う事は、イランに対して一極集中出来ると言う一面も有ります。場合によっては、イランとの緊張が極限まで高まる事になるかもしれません。その場合、イラン原油の最大の買い手は中国ですので、ある程度の理解を得る必要が有ります。複雑に絡み合う世界情勢ですので、良くも悪くもいつ想定外の出来事が起きても不思議では有りませんが、その様な相場環境でこそ、全体よりも個を重視すると言う発想が求められると思います。日本市場の現状としては、米中貿易協議が再開し、米朝対話も再開、米利下げ期待もやや後退し円安気味の展開が期待出来る状況で、個別物色に関しては期待が持てる状況です。明日も引き続き保有銘柄の上昇を待ちながらチャンスが有れば買い出動を考える、これまで同様にその様な対応を続けると言う事で良いと思います。

 

 

 

 

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