週トレ短期売買(7月1日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/1(月)日経平均株価は△454円の21729円で終了。大阪G20首脳会議、米中首脳会談を無難に通過して本日の日経平均も買いが先行する展開で上げ幅を拡大。最大の買い材料は米中首脳会談の結果です、米中貿易協議の再開が決まり、ファーウェイへの禁輸措置も緩和される事になりました。米中貿易協議の再開はほぼ想定通りの結果ですが、ファーウェイへの禁輸措置の緩和に関しては想定外の結果です。しかしながらファーウェイへの禁輸措置の緩和も世界的に流通している汎用品に限られるとの事で、安全保障上懸念のある製品に関しては禁輸措置は継続。しかしファーウェイへの禁輸措置の緩和で米経済への悪影響が和らぐ事は間違いなく、加えて日本にとっても経済的悪影響が低減されます。しかし一方では、米中貿易摩擦の激化を警戒してFRBも利下げの可能性を示唆していますので、米中貿易協議が再開となれば利下げへの期待も後退します。米利下げ期待の後退は米国株の下げ材料、しかし米中貿易協議の再開は米国株の上げ材料、今後この綱引でどちらが優勢になるのか?米中貿易協議の再開も米国株にとっては好悪判断が分かれる材料でも有ります。米利下げを左右する要因としては、今週発表されるISM製造業景況指数や米雇用統計など、経済指標の内容が注目されます。経済指標が悪ければ米利下げ期待が高まり買い材料となりますが、経済指標が良ければ利下げ期待も後退し株式市場では売り材料になりそうです。ざっくりと言えば米中貿易協議の再開は株式市場にとって好材料では有りますが、その結果米利下げ期待が後退すれば米株式市場の下落要因になり、米国株の下落で日本株にも売り圧力が強まると言う事にもなって来ます。米中貿易協議再開で決裂と言う最悪の事態は回避されたものの、引き続き米中貿易協議の先行きは不透明、ざっくりと言えば現時点では過度な楽観は時期尚早です。引き続き日々出て来る材料次第で上下に振れる、その様な展開をもう暫くは想定した上で対応して行くというスタンスが最善です。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易協議再開、ファーウェイへの禁輸措置一部解除、米朝首脳会談など、株式市場への期待材料が相次ぎ本日の日経平均も大きく上昇。しかし米中情勢も米朝情勢も依然先行きに関しては楽観は出来ず、米中・米朝協議再開を好感する買いも今日でほぼ一巡。明日以降は再び日々出て来る材料に一喜一憂しつつ、円相場睨みの展開。しかしながら期待先行ムードになりつつ有りますので、個別物色に関しては期待が持てそうな状況です。

 

 

【明日の見通し】

米中貿易協議再開を好感する買いは今日でほぼ一巡、明日以降は日々出て来る材料と円相場次第、しかし買い安心感は高まっていますので、個別物色が旺盛な展開が期待出来ます。全体よりも個を重視、その様なスタンスなら特に問題は無いと思います。

 

 

【投資アドバイス】

本日の株式市場は注目された米中首脳会談で、貿易協議の再開が決まり、追加関税の発動は見送ると言う事になり、株式市場も全面的に好感する展開に。ポジティブサプライズとしては、ファーウェイへの部品販売を認めて行きたいとトランプ大統領が発言するなど、予想外の決定も有りました。さらにはトランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長が電撃的に会談を実施するなど停止していた北朝鮮の非核化協議が再度動き出す可能性も生まれ、地政学的リスクが後退した事も日本市場にとっては追い風です。米中貿易協議の再開、ファーウェイへの禁輸措置一部解除、北朝鮮と米国との対話再開、為替市場でもリスク回避の動きが後退して円安が進み円相場も108円台を回復。米中首脳会談に関しては交渉決裂と言う最悪の事態は回避され、それ自体は株式市場にとっても好材料ですが、しかしながら米中協議再開と追加関税の発動見送りは想定内の結果です。ファーウェイへの部品販売を認めて行きたいとの発言も、世界的に入手出来る汎用品に限定されるとの事で、安全保障面で問題が有る製品は対象外です。今日は好感されている一連の好材料も冷静に見れば特段目新しい内容ではなく、米中協議に関しては協議がストップした段階から再度始めると言う事。北朝鮮との非核化協議も同じです、交渉がストップした時点に立ち戻り、その時点から再び協議を再開する、ざっくりと言えば止まった時間が再度動き出すだけの事です。

しかしながら米中貿易協議が再開されると言う事は前向きに考えれば先々合意に至る可能性も有ると言う事ですので株式市場に取っては安心感には繋がります。しかしその裏では当然ながら貿易協議が決裂すると言う結果も有りえる訳で、引き続き今後の米中協議の結果次第と言う相場状況は変わりません。ただ、米中貿易協議が再開する事で、FRBが注視するとしていた米中貿易摩擦の激化による米経済の悪化懸念が後退しますので、それは過度な米利下げ期待の後退につながり、円安要因になります。日本市場にとっては円高懸念が後退し、円安に振れる展開になる事は企業業績への追い風となり、日経平均の水準を一段上に押し上げる事になると思います。ざっくりと言えば日経平均に関してはこれまでよりも若干水準を切り上げる事になると思いますが、米中貿易協議が続く間は上値は限定的。しかし市場のムードとしては前向きなムードが強まりますので個別物色に関しては期待が持てると思います。引き続き全体よりも個を重視、その様な投資スタンスで対応して行くならさほど問題は無いと思います。投資スタンスとしては引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつチャンスが有れば買い出動を考える、但し買いを急ぐ必要は無く、じっくりと見極めながら随時買いを進めて行けば良いと思います。

 

 

 

 

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