週トレ短期売買(6月14日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

6/14(金)日経平均株価は△84円の21116円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して反発。ホルムズ海峡で石油タンカーが攻撃を受けた事で原油先物相場が上昇。石油関連株が買われた事が株価上昇に繋がり、朝方発表された米経済指標も低調だった事から早期利下げへの期待が高まると言う展開に。しかしイラン情勢の緊張の高まりは決して好材料とは言えず、昨夜の米国市場は原油相場の上昇を好感する展開になりましたが楽観は禁物。イラン情勢の緊張の高まりも最終的には話し合いで解決すると見ているから原油先物市場も過度に反応はしていませんが、一歩間違えば原油相場の急騰に繋がり、世界経済にも大きな悪影響をもたらします。現時点では過度に悲観する必要は無いと思いますが、警戒すべき要因で有る事に変わりは無く、頭の片隅には、イラン情勢を注視して行くと言う発想は持ちながら対応して行く必要が有ります。今日はメジャーSQでしたがSQ値は21060円、日経平均の今日の終値が21116円で、SQ値を上回って終りましたので基本的な解釈としては来週は底堅い展開が期待出来そうです。しかし依然日々出て来る材料次第で一喜一憂する展開ですので、あくまでの相場の強弱に関する1つの物差し程度に考える方が良いと思います。現在株式市場に存在する懸念材料としては、米中情勢、イラン情勢、英国のEU離脱に向けての動向、米中景気減速懸念、参議院選挙など目白押しです。一方期待材料としては米利下げへの期待、中国景気対策発動への期待と言ったやや受身的な株価下支え要因だけです。日銀のETF買い、GPIFなど年金資金の買い、企業の自社株買いなど、需給面においては大きく下げれば買いが入ると思われるものの、これらの買いも上値を買い上がる買いではなく、潜在的な受身的な買い需要です。

これらの背景を総合的に考えれば、上値重く下値もそこそこ底堅いと言う展開がもう暫くは続きそうな感じです。当面は月末に米中首脳会談が有るのかどうか?それが明らかになるまでは膠着した展開が続くと思います。そして米中首脳会談の有無が明らかになった後は結果によって上下に振れる、その先は貿易協議合意の有無によって上下が決まる、その様な2段階の反応になるとの見方が妥当です。現時点の対応としては強気にならず弱気にもならず、中立的な立ち位置で今後の状況に応じて柔軟に対応して行く、その様なスタンスでいれば特に問題は無いと思います。投資スタンスも全体よりも個を重視、銘柄重視で対応して行く投資環境が当面続きます。

 

 

【当面の相場展望】

引き続き米中情勢、イラン情勢、英国情勢など、先行き不透明感のある要因の動向を見極めつつ、日々出て来る材料に一喜一憂すると言う展開が続きそうです。加えていつ何が飛び出して来るか解らないトランプ発言にも要注意です。来週は米FOMCが有りますのでFRBの金融政策のスタンスにも注目が高まります。

 

 

【週明けの見通し】

来週の日本市場も基本的には米国株次第、加えて円相場、トランプ発言、中国の動向など、引き続き幾つかの要因が絡み合う複雑な相場環境に変わりは有りません。日々出て来る材料次第で上下に振れる、その様な展開が暫くは続きそうです。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株が上昇、円相場も円高一服、緊張が高まる中東情勢でも円高が進まなかった事も安心感に繋がりました。加えてメジャーSQを無難に通過し、需給面でのあく抜け感も株式市場にはプラスに。しかしながら今日は買い手掛かりとなる材料も特に無い中での日経平均の上昇、若干違和感の残る上昇でも有ります。短期筋や投機筋の思惑的な売買によって意味不明な株価の上下動は良く有る事ですが、今日の上昇もその様な部類に入る上昇だと思います。ざっくりと言えばメジャーSQを通過し新たなポジションを作る上で今日は買う必要がある投資主体が有ったと言う感じです。来週は米国でFOMCも有りますので、米金融政策への注目が高まります、さすがに来週は利下げと言う決定は無いと思いますが、今後の金融政策のスタンスを見極める上では重要なFOMCになります。日本市場の現状としては、10連休が終ってから下落基調の展開が続き、日経平均も6/4には20289円まで下落。その後米利下げ期待の高まりとメキシコへの関税回避、中国の景気刺激策発表を受けて株式市場も反発に転じ、6/12には一時21259円まで上昇。簡潔に言えば行き過ぎた悲観ムードが一旦巻き戻され、日経平均も25日移動平均線付近まで戻したと言うのが今の状況です。行き過ぎた悲観の修正は進みましたが、先行きへの明るさが増した訳ではなく、25日移動平均線付近で膠着した展開になると言う事は投資家の心理において強弱感が対立している証でも有ります。今月末の大阪G20において米中首脳会談が有ると見ている投資家は強気派、しかし無いと見ている投資家は弱気派、ざっくりと言えばこのような感じになりますが、今はその比率が五分五分と言う状況です。この先出て来る材料によってその見通しが変化すれば当然均衡が崩れて株価も上下に振れる事になります。しかし現状ではどちらに傾くのか予測は難しく、米中情勢の先行き不透明な状況が続く限り株式市場も膠着した値動きになりそうです。しかし一方では、その様な膠着は中小型材料株の個別物色と言う意味では追い風になると思います。主力銘柄は手がけ難いものの、日経平均が上がらずとも下がらずと言う展開は中小型材料株への資金流入を誘います。これまでにも繰り返し述べている事ですが、全体よりも個を重視、引き続きその様な対応が最善と言う投資環境が続きます。来週も引き続き個を重視した対応で、保有銘柄の上昇待ちながら、順次買い出動を考えて行きたいと思います。

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2019年9月
« 8月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  
ページ上部へ戻る